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「話す人」より「引き出す人」の方が価値が高い! 【対話力 番外編】
私はよく「話す人より、引き出す人の方が価値が高い」という話をする。
たとえば、上司が部下にいろんなことを教えている場面、あるいはセミナー講師が受講生にレクチャーしている場面を想像してみて欲しい。
この場合、どうしたって「教える側」の方が価値が高いように感じるだろう。
「教えている側」>「教わっている側」
という構図。
普通に考えればそうなのだが、私には微妙な違和感がある。
最初に言ってお
「正解がない」からこそ、おもしろい!
昨日は『第3回 対話力オンライン トレーニングジム』を開催しました。
参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
このワークショップでは、話の聴き手となる「インタビュアー」2名と、話し手となる「トーカー」、対話そのものを振り返るときの進行役を担う「インストラクター」という役割があって、この4人でグループワークをたっぷり、じっくり行っていきます。
トーカーが変われば、対話の内容は
物語はゆっくりと紡がれる
スピードは大切で、
世の中が変化しているときには、
より早く、その変化に適応して、
新しい何かに向かって動き出すことが必要なのだろう。
でも、そういうとき、
私はいつも、少し乗り遅れてしまうというか、
立ち止まって、ぼんやりしている時間を長くとってしまう。
もし、私のことを「行動している人」だと思っている人がいたら、それはちょっとイメージが違う。
私はきっと、何かに向かって行動しているのでは
誰かの人生の〝よき対話者〟になろう
以前、産業カウンセラーの方たちが集まる会で話をさせてもらったとき、その最後に
「誰かの人生の〝よき対話者〟になろう!」
というスライドを表示しました。
そしてその後、全体で振り返りを行ったとき、参加者の一人がこんな話をしてくれました。
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私は産業カウンセラーの資格を取ったんですが、
特に、そうした仕事をしているわけでも、そういった活動を積極的にしているわけでもありません。
だから「
対話とは「わかり合えなくても、テーブルから離れないこと」
最近「イイダさんにとって対話とは何ですか?」
という質問をされることがけっこうある。というか、けっこう増えた。
NHKの番組で「あなたにとってプロフェッショナルとは?」と問われているみたいで、余計なプレッシャーを感じ「ちょっとは気の利いたことを答えなきゃ・・・」なんて妙に身構えてしまうのだが・・・
まあ、それはそれとして、私なりに対話というのは
わかり合えなくても、テーブルから離れないこと
対話力実践ドリル・ワークショップを開催します!
対話力を本気で身につけたい人のための
【対話力実践ドリル・ワークショップ】
というワークショップを開催します!
“対話力” と言うと、いわゆる「会話力」であったり、一般的な「コミュニケーション力」をイメージする人も多いと思いますが、ここで言う “対話力” とはもう一段グレードの高い
いわゆる 「引き出す力」 のことです。
●相手から、話を引き出す
●考えを引き出す
●思いを引き出す
●悩
『イイダテツヤ』のプロフィール
◆ 対話コンサルタント
◆ 一般社団法人 イキハタ 代表理事
◆ キャリアコンサルタント(1級技能士)
◆ 産業カウンセラー
◆ ライター
1971年生まれ。学習院大学文学部哲学科 中退。
大学在学中から、雑誌、書籍のライター、ラジオの放送作家、各種イベントの司会、ファシリテーターなどを手がける。
30代前半から、ビジネス、自己啓発、社会学、健康などのジャンルで単行本のブックライター、および雑
あなたの『表現のチューニング』は狂っていませんか? 【対話力 #13】
今回のテーマはいよいよ「フィードバック」である。これまで、このnoteでは対話力向上に必要な要素として
・傾聴力
・質問力
・理解力
・再構成力
・フィードバック力
の5つを挙げ、上の4つについてガッツリ、たっぷり語ってきた。そして、残る最後の項目が「フィードバック力」である。
ただ、フィードバックと一言で言っても、
「何をフィードバックするのか」
「どうフィードバックするのか」
という
話し手に何かを返すなら『ポジティブな仮説』を返そう! 【対話力 #12】
今回も、前回に引き続き「再構成」の話をするのだが、今回のテーマはズバリ『ポジティブな仮説』である。
そもそも対話者が、傾聴したり、質問したり、相手の話を理解したりするのは基本中の基本。これはほぼ絶対にやるべきことだ。
「絶対に○○すべき」なんて言う人のことはあまり信用しないほうがいいが、それくらい対話において「傾聴」「質問」「理解」というのは大事だよ・・・ということで、そこはさらっと流して欲し
対話における『2つの解釈』について 【対話力 #11】
今回は「再構成力」のなかでも「解釈」という部分にがっつり焦点をあて、いろいろ考えてみたい。
と言いながら、いきなり余談なのだが、私の座右の銘は
真実は存在しない
解釈だけが存在する
というものである。
これはニーチェの言葉というか「ニーチェの思想」らしいのだが、そもそも世の中に「絶対的な真実」なんてものは存在せず、すべては「誰かの解釈」でしかない。そんな意味合いの言葉である。
たとえば、
あなたはどっち? 傾聴が得意な「レシーブタイプ」と再構成が得意な「リターンタイプ」 【対話力 #10】
今回からは、対話力における「5つのスキル」(傾聴、質問、理解、再構成、フィードバック)の4つ目、「再構成力」について語っていこうと思う。
と言ってみたところで、「再構成力ってナニ?」と感じる人も多いだろう。5つのスキルの中でもっともイメージしにくいのが、この「再構成力」だと思う。
しかし、言いたいことはそんなにむずかしいことではなくて、たとえば
「○○さんと話すと、とても頭が整理される」