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いいなあ!とか、おもしろい!!と思った記事を集めてます。書いてくださったnoterさんに感謝。
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#アート

美しき流れに心をゆだねる

美しき流れに心をゆだねる

第52週 3月30日〜 の記憶。 それを探る試みです。
一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。

今週は、1年間の締めくくりです。
この地球で美しき流れに心をゆだねられるように、という祈り
そして、ひとつになる。

では、読み解いていきましょう!



  心奥の
  気持ちが地球での存在へと向かう
  そして、宙の広がりから美がうねり出し
  そのとき、身体に宿すべき生命力が
  

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【デザインの現場】パッケージデザインができるまで

【デザインの現場】パッケージデザインができるまで

今回は、長野のチーズ工房の『カプレット』さまにご提供したデザインを例にデザインができるまでを、なるべくわかり易くコンパクトにお伝えできればと思います。

こちらは段ボール紙への印刷を想定したものでした。ご依頼としてのご要望はあまりなく「お任せ」に近いもので有難かったです。

【デザインの手順】

〈市場調査〉
自由度は高かったのですが、まずはチーズ工房・チーズ製造のパッケージを探し求め、スーパー・

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無理はしない

無理はしない

パソコンで絵を描こうと思ってここ数日間悪戦苦闘していました。
その間大好きな絵も描かず。
本末転倒、向いてないことを無理して続けていると
どんどん凶暴になっていく自分がわかります。
パソコンの前で費やした時間で何枚の絵が描けただろう・・・
一旦中止

好きなように紙にペンを走らせよう。
そしたらまた呑気な私に戻りました。

「いっちゃん」を探せ!山梨県立考古博物館

「いっちゃん」を探せ!山梨県立考古博物館

太陽が昇り、一日の営みが始まる…
縄文時代も今と同じように人々の暮らしがあり、
喜びや悲しみと共に歩んできました。

2024年も日本各地へ赴き、縄文時代の土偶を
たくさん紹介していきたいと思います。
今年最初の土偶は山梨県から「いっちゃん」。

縄文時代の土偶とは

縄文土偶は土で作られた人形で、縄文時代の初め
からその終末期まで、一万年以上作り続けられま
した。

国宝に指定されている精緻なも

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汝、月灯りに照らしだされ、ジャカルタの酸性雨に濡れし黒衣を纏ひて、来たる

汝、月灯りに照らしだされ、ジャカルタの酸性雨に濡れし黒衣を纏ひて、来たる



連作:3

連作:4

汝、月灯りに照らしだされ、ジャカルタの酸性雨に濡れし黒衣を纏ひて、
来たる

INDONESIA

NORTH JAKARTA

Pantjoran Chinatown PIK

ON THE ROAD

8

18:30

そこが日本であれ、あるいは海外であれ、初めて歩く、あるいは、初めて乗り物でその道を通過するときに、わたしはいつも
〈ここを通るのは初めてだな〉と

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1年振りの、東京へ。│ マティス展

1年振りの、東京へ。│ マティス展

Aug.2023

「 あなたが はじめて行った、展覧会を 憶えてる? 」

会社からの帰り道に立ち寄った古本屋で、偶然 美しい図録を手にしたときに、その答えを思い出した。

2012年 、『 大エルミタージュ美術館展 』。
国立新美術館で開催された この展覧会が、記憶の限り
わたしが最初に 足を運んだ展覧会だった。

島暮らしの冬、親友が会いにきた。

島暮らしの冬、親友が会いにきた。

Dec.2022

早いもので、直島にやってきて半年が過ぎた。

紺碧の海に浮かぶ、現代アートの楽園。

初夏の誕生日にやってきてから、夏と秋と季節が過ぎ
空気の澄んだ冬がやってきた頃、海をこえて
親友がここまで会いに来てくれた。

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綴ることも、旅することも

綴ることも、旅することも

Jun.2023

お久しぶりです、 海です 。
昨夜 また 、 あたらしい 海のまちに やってきました。

いつも note を 読んでくださる方、また 偶然みつけて
読んでくれたり、コメントをして下さったりする方々。
いつも、 心から 嬉しく 思っています。

普段は 旅の記憶や、何気ない日々のことを note に 書いているのですが、先日 わたしの誕生日に、はじめて自分自身に向けて、手

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二日酔いの僕は空を見上げた

二日酔いの僕は空を見上げた

気づけば昼過ぎ 陽射しは斜め
錆びつく僕を 容赦なく刺す

昨夜の酒は 効き過ぎた
頭痛に眩暈、嘔気が揺れる

去り行く友の 背中を見つめ
粋な言葉も 言えない僕は

タバコ燻らし 笑顔の君を
ただ、眩しいとだけ そう思った

名声、傑作? そんなモノ
誰が決めるか 知ってるかい?

寂しげ憂い 漂う横顔
見惚れて僕は 言葉、失う

女子もカネも 狂気の沙汰さ
酒が進めば 腑に落ちた

求める芸術

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日常品からアート

日常品からアート

ユニークでとびっきり魅惑的なものを愛する人々が集うサイトから。想像力に焦点を当て、時に平凡なものがいかに並外れたものに変わるか、見ごたえがあります。

2作目は広島在住の岩崎貴宏さんの作品👇 彼は歯ブラシ、タオル、本の栞など身の回りの日用品を用いて繊細で儚い風景を作り出す。

タイトル画像は木片から彫刻刀で作った犬猫たち。
今週も良き7日間でありますよう!

https://www.reddit

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包む展 目黒美術館

包む展 目黒美術館

目黒美術館は目黒駅からも、中目黒駅からもかなり歩く。目黒区の財政難で、時々ガッカリするほどショボい展覧会もしちゃったりする。なので今回も期待せずに、散歩がてら出かけてみたら、意外や楽しい展覧会でした。(遠い入口の白線からしか撮影を禁じられましたが)

日本は海や山に囲まれた国です。時に厳しい自然と共存して、田畑や木々、海や川、その実りを祈る八百万の神、祭りの文化があります。冷蔵などの手段のない頃、

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カルトの中のカルマ

カルトの中のカルマ

人生もそうだが、必ず手本となる存在があり、真似たり手本にし、自分なりの解釈を交えて実行に移す。
一般的にそれらを正論と称されるのだろうか?

いや、ちょいと違うかな…
まぁ、それはさておき、人生には道標となる教科書が不可欠となる。

で、ヒントとなるかは別として、邦題「不思議惑星キン・ザ・ザ」という作品は、笑いながら多くのものを学べる映画だと勝手ながら思うのである。
因みにこの作品はSF映画の金字

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いつか見た風景 1

いつか見た風景 1

「月から戻った男」

 月から戻ったばかりの男が言ったんだ。月のクレーターってのはさ、一種の記憶の穴だったってね。そこには昔ちゃんと森とか町とかあって、楽しいだけじゃないけれど、それはそれは懐かしい風景に満ちていたって。だから私も昨日の夜にちょこっと行って来たんだよ。ここだけの話、無重力で踊っていると、なんだか夢の中を浮遊しているみたいでさ、全くストレスが無いからね。だから、どんどん浮かんでくるん

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松井冬子 生々流転

松井冬子 生々流転

襖絵の蝶に涙した話

松井冬子
現代日本画を見る人なら聞いたことがあると思う。

よく耳にするワードは、
痛み、狂気、圧倒的な美、芸大卒、伝統的細密技法…

2011年の横浜市美術館の松井冬子展では多くの作品が一堂に展示された。
(同年の紅白歌合戦の審査員での美しい着物姿も話題になった)

どの作品も強烈な印象でした。

ある絵では
横たわる女が切り裂いた腹の内臓を、子宮を見せつけ
ある絵では

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