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タモリストのために。

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タモリさんに関する記事をあつめました。
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#地形

古墳の発掘 新技術

古墳の発掘 新技術

古墳の発掘調査は一部の学術的な調査を除けば、公共工事や民間開発に伴って実施されることが多い。ただ開発の機会が少ない山間部では調査を行う難しさなどから、発見されていない古墳がまだ多くあるとみられている

奈良文化財研究所(奈文研)などの研究チームは、兵庫県が2020年に公開した航空レーザー測量による県内全域の地形データに目をつけた。AIに過去の古墳情報を学習させて新たな候補地を「発掘」させれば、より

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2部隊合流!で見る「戦(いくさ)」と断層の深い関わり:「三方ヶ原の戦い」を地形・地質的観点で見るpart9【合戦場の地形&地質vol.5-9】

2部隊合流!で見る「戦(いくさ)」と断層の深い関わり:「三方ヶ原の戦い」を地形・地質的観点で見るpart9【合戦場の地形&地質vol.5-9】

歴史上の「合戦」を地形・地質の観点で考えるシリーズ。

「三方ヶ原(みかたがはら)の戦い」は、徳川家康が武田信玄に大敗した戦として有名です。
武田軍の進軍ルートの地形を見ると、山県昌景率いる5000人の別動隊と武田信玄率いる22000人の本軍では明確な役割分担があったであろうと言うことが伺えます。
前回記事はコチラ👇

武田軍本体、別動隊とも、それぞれ遠江(とおとうみ:現在の静岡県西部)、三河(

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「姉川」が決戦地となった理由とは?:「姉川の戦い」を地形・地質的観点で見るpart2【合戦場の地形&地質vol.4-2】

「姉川」が決戦地となった理由とは?:「姉川の戦い」を地形・地質的観点で見るpart2【合戦場の地形&地質vol.4-2】

歴史上の「合戦」を地形・地質の観点で考えるシリーズ。

「姉川の戦い」は浅井長政の裏切りから逃げ切った織田信長&徳川家康らが体制を整え、浅井&朝倉連合軍を討つべく起こした戦いです。
前回は、織田陣営が国境(くにざかい)付近の長比城(たけくらべじょう)を手に入れたところまでお話ししました。

前回記事はコチラ👇

早速、この後の展開を追っていきましょう。

いきなり本拠地攻め?!長比城を手中に収め

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「ネス湖のネッシー」現地突撃の記録 (初めての海外一人旅でイギリスを縦断した-8)

「ネス湖のネッシー」現地突撃の記録 (初めての海外一人旅でイギリスを縦断した-8)

こんにちは。ゲンキです。
イギリス旅行記第8回はスコットランドの地方都市・インヴァネス&ネス湖 観光編をお届けします。

~旅の概要~

鉄道が好きな僕は、鉄道の祖国であるイギリスを旅することにした。「果て」の景色を求めて本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す旅である。遠く離れた異国の地で、僕は一体何に出会うのだろうか。(2023年3

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暇つぶし散歩「坂道」No.1126

暇つぶし散歩「坂道」No.1126

『空間の通訳者』のたかはしです。
使用レンズ:LEICA APO-Summicron-M f2/50mm ASPH.

今回、気になったのは
坂道です。

夏の空で歩き始めて
まもなく雨が降ってきました。

坂道を登っており
雨が流れてきました。

路地を歩くと平坦ではなく
起伏が歩くとがわかります。

地名に丘や谷などあるように
昔の地形が見えてきます。

坂道を楽しみながら
土地の歴史を感じた

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エッセイ風のレシピ | 料理はタモリスト😎として無視することができない

エッセイ風のレシピ | 料理はタモリスト😎として無視することができない

料理を無視しては
「タモリスト😎」とは言えないのではないだろうか?

 8月の終わりから、だいぶ涼しくなってきました。9月に入り散歩をすると、木の葉も緑色一色から、黄色の葉っぱも目立つようになってきました。もう秋なのかなぁ、と思ったりします。

 秋と言えば、行楽の秋、読書の秋、芸術の秋というように、さまざまな秋がありますが、「食欲の秋」もありますね。

 夏の暑い間は、あまり食欲がなかったので

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小机城址② 鶴見川遺跡紀行(5)

小机城址② 鶴見川遺跡紀行(5)

小机城と狼煙のネットワーク?

前回の続き

小机城の重要性長尾景春の乱から数十年後、北条氏勢力下に入った小机城は改修され、現在の形になったそうです。北条氏綱(2代目)は、その城主に重臣の笠原信為を配置。その後、小机城の重要性が高まったのか、北条氏が城主として入城し、笠原氏は城代として南武蔵一帯の防衛を担います。

まずは、小机城の重要性をまとめました。

将棋で例えるなら、前線の歩が取られないよ

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そのまちを知るには、『地名』に注目する

そのまちを知るには、『地名』に注目する

ぼくたちのNPOは、色んなまちに行き、そのまちの郷土愛の育みや防災など自分のまちを見つめる活動の支援しています。

ぼくたちにとっては、地元のまちということではなく、いつも「よそ者」としての外部支援のような格好です。

冒頭の新聞記事は、小倉南区の吉田というまちで、子ども達を対象とした活動を実施したときに掲載いただいたものです。

写真の右側『地名の由来』と大きく書いていただいています。

そのま

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鈴木毅彦 『日本列島の「でこぼこ」風景を読む』

鈴木毅彦 『日本列島の「でこぼこ」風景を読む』

☆mediopos-2350  2021.4.23

じぶんの住んでいるところがどんなところなのか
地形や地質そして現在の景観がどのように形成されてきたのか
そうしたことについて興味をもつと
じぶんがここにいるということを
別の視点で見ることもできるようになる

じぶんが今いるのが
石灰岩の上なのか
花崗岩の上なのか
それとも玄武岩の上なのか
そうしたことを意識するだけでも
興味は広がってくるだろ

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【土木広報センター インタビュー】
太田記念美術館展覧会 江戸の土木 ―橋・水路・ダム・大建築から再開発まで―

【土木広報センター インタビュー】 太田記念美術館展覧会 江戸の土木 ―橋・水路・ダム・大建築から再開発まで―

土木学会土木広報センターです。

10月10日(土)より、渋谷区にある太田記念美術館において、「江戸の土木」というタイトルの展覧会がスタートしました。太田記念美術館は、約14,000点の浮世絵を所蔵する美術館です。「土木」の名がつく展覧会ということで、土木広報センターとしては興味深々。太田記念美術館の渡邉晃上席学芸員に、展覧会の開催経緯やお薦めの作品などを伺いました!!

(2021年1月30日追

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「尾道・文化紀行」ブログを作成、ぜひご覧ください!    Create an "Onomichi / Cultural Travelogue" blog and take a look!

「尾道・文化紀行」ブログを作成、ぜひご覧ください!    Create an "Onomichi / Cultural Travelogue" blog and take a look!

今年の8月より尾道の観光大志(使)を拝命し、尾道のために何かお手伝いできたらと思っている。できることはSNSを媒体に “尾道PR” をさせていただくことくらい。そのPR媒体として作成したのが「尾道・文化紀行」ブログ。このなかで、尾道を紹介していく。他府県在住なので、多くの情報を一度にというわけにはいかない。

From August of this year, I have been appoin

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「日本史の謎は『地形』で解ける【文明・文化編】」を読んで。

「日本史の謎は『地形』で解ける【文明・文化編】」を読んで。

最近はこちらでも、急に気温が落ちて・・・

「さむい」という言葉が、出るようになってしまいました。

先日、娘から送ってもらった本数冊を全部読んでしまい、ちょっと寂しいなぁと思っていた頃、どうしても読みたい本に出会ってしまい・・・

今更ですが、遂にKindleで、電子書籍を読んでしまいました。

紙の本をパラパラめくりながら、重要なところにペンで線を引きながらの方がやっぱりいいよなぁと思いながら

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マルタの海の中が見たくって♪

マルタの海の中が見たくって♪

シチリアの下に浮かぶ小島「マルタ共和国」。
ツアーだとマルタ1ヶ国のもの、シチリアやチュニジアと組合せのものとあります。

ヨーロッパの中では物価が安く、治安も良い。
小さな島国なので1つのホテル連泊で廻れるところがポイント高い!
言語は英語とマルタ語(英語とイタリア語とフランス語をMIXした感じ)

観光面は大きく分けて騎士団、巨石文明の2つがメイン。
巨石はエジプトより古い文明なんですよ!

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