さんたろう@信州マクロ工房

SE歴35年のITエンジニアです。現在、千葉と長野で2拠点生活をおくっています。 専門…

さんたろう@信州マクロ工房

SE歴35年のITエンジニアです。現在、千葉と長野で2拠点生活をおくっています。 専門分野は土木系3次元CAD(CIMソフト)の開発です。マクロ教えたりもしています。特に、AutoCADとExcelでVBAマクロは相性が良く連携するのに簡単便利です。その辺を伝えていきたいです。

最近の記事

Lesson 8 「前年対比」を計算して自動表示する

まずは、以前作成した入出金表のエクセルファイル"gogo04.xlsm"を用意して ください。 今回のマクロ作成の命題は、  「前年のシートの合計金額と今年のシートの合計金額を取得して、   その下に前年対比のパーセンテージを表示させたい。」 です。 1⃣ まずは、"gogo04"の続きに新たに入出金集計表のシートを作ってみます。 ――――――――――――――――――――――――――――+ 1."gogo04"を開きます。(上の方に黄色いセキュリティ警告の  帯が表示

    • Lesson 7 別々のシートのデータを取り込む

      前回は同じシートのデータを取り込み、計算結果を自動表示させるという内容でしたが、今回は、「別々のシート」のデータを対象とした計算結果の自動表示をさせるためのマクロを作る方法について解説します。 まず今回は、 「[Sheet2]のセルA10の数値データから[sheet3]のセルB15の数値データを引いた結果を、[Sheet1]のセルC20に表示させたい。」 という命題があったとします。 1⃣ この命題に沿って、いつものように「マクロの記録」を使って 簡単なマクロを作って

      • Lesson 6 セルのデータを取り込み、他のセルに自動表示させる その2

        前回から、「入力・処理・出力」というプログラムの基本動作を「マクロの 記録」を活用してどうやって作っていくかといった内容に入りました。 今日は、前回の「入力」と「出力」にくわえて、「処理」の部分のプログラムについて解説していきます。「処理」といっても決して難しいものではありません。ただの足し算やかけ算程度のものですのでご安心ください。 そこで今回は、「セルA5とセルB5のデータを取得して、足した結果をセルC5に表示さる。」というマクロを作ってみることにします。 1⃣ ま

        • Lesson 5 セルのデータを取り込み、他のセルに自動表示させる

          プログラミング経験の全く無いおとうさんにでも簡単にマクロが組める様に!を目指して、前回までに「マクロの記録」を使って簡単な「入出金表を自動で作る」マクロを、前回までに(Lessonの2~4で)一応完成させることができました。 ただここではこれまでに、プログラム自体についてはまだまったくといっていいほど解説をしていません。 なぜならば、既にこれまでに経験していただいた様に、プログラムの難しい意味を理解しなくても「マクロの記録」をうまく活用することで、簡単な表を自動で作るマク

        Lesson 8 「前年対比」を計算して自動表示する

        マガジン

        • エクセル地図(55凸凹デジタルマップ)
          14本
        • 土木3DCAD
          5本

        記事

          Lesson 4 簡単な表を自動作成する その3

          前回の続きです。表作成マクロが完成します。 まずは、前回途中まで作った表のエクセルのマクロファイル"gogo03.xlsm"を用意してください。 1⃣ 最初に、前回までの表の合計欄に1月から12月までの金額の合計が 入るようなマクロを記録してみます。 ――――――――――――――――――――――――――――+ 1."gogo03.xlsm"を開いてから、(セキュリティ警告が表示された  場合には、その右横の[コンテンツの有効化]というボタンを  押してください。) 2.

          Lesson 4 簡単な表を自動作成する その3

          Lesson 3 簡単な表を自動作成する その2

          前回の続きです。 まずは、前回途中まで作った表のエクセルのマクロファイル"gogo02.xlsm"を用意してください。 1⃣ 最初に、先週作りかけの表の金額を入力するセルに、通貨の書式 を設定するマクロを記録します。 ――――――――――――――――――――――――――――+ 1."gogo02.xlsm"を開いてから、(セキュリティ警告が表示された  場合には、その右横の[コンテンツの有効化]というボタンを  押してください。) 2.前回、最後にマクロで自動作成した入

          Lesson 3 簡単な表を自動作成する その2

          Lesson 2 簡単な表を自動作成する

          今回作成する表は、「毎月の入出金金額から年間の合計を集計する」といったごく簡単な表です。表の項目は、とりあえず「月度」「入金額」「出金額」の3つだけにしておくことにします。 1⃣ まずはエクセルを起動させてから、 ――――――――――――――――――――――――――――+ 1.[開発]タブの[コード]で [マクロの記録] をクリック → 「マクロの記録」画面が出るので、そのまま[OK]をクリック。 2.A1のセルから順番に項目名を次のように打っていきます。  A1に「月度

          Lesson 2 簡単な表を自動作成する

          Lesson 1 こんにちは、みなさん!

          まずは、とにかく「マクロの記録機能」を使ってみよう! <本誌の構成>   本誌の本文は次ぎの構成になっています。   ―――――――――――――――――――――――――+   この部分が操作手順を記載した部分です。   ―――――――――――――――――――――――――+ この部分がマクロプログラムを記載した部分です。   その他の部分は解説文です。 1⃣ まずはエクセルを起動させてから、 ――――――――――――――――――――――――――――+ 1.[開発]タブ

          Lesson 1 こんにちは、みなさん!

          国宝【姫路城】をExcel地形図で見る

          今回は、国宝【姫路城】の地形図です。世界遺産でもある別名白鷺城は、まさに国の宝。 現存するお城の中で日本一のお城と言ったら、大阪城、名古屋城、熊本城、松本城、居並ぶ名城を抑えてのいの一番に挙がるのがこの姫路城でしょう。 (ここに載せたエクセル地形図は、国土地理院の基盤地図情報データ「数値標高モデル」の5mメッシュを利用してExcel上に作成したものです。) 今回注目したいのが、大天守の地盤(土台)の具合です。(ちょとマニアック?) 拡大すると、大天守土台の部分がほぼほぼ

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          プログラムは、なぜ「組む」と言うのか?

          きょうは、「プログラムはなぜ”書く”と言わずに”組む”と言うのか?」 と題してちょっと専門的なお話をしてみたいと思います。 まぁこれは諸説、賛否両論はあるかと思いますし、どうでもよい話のようでもあるんですが(笑)、でも、 プログラムを効率よく作るという観点からこれを考えてみると、結構本質的な面が見えてくるかと思います。 で、「えっ、プログラムって書くものじゃないの?」 と思われた方もいるかと思いますが、日ごろ、自分のマクロの作り方って 効率よくないなぁ~と思ってる人は、今

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          海面上昇3Dシミュレーション

          いやー、まだ2月の中頃だというのにこの暑さ!は、ますます 国連の言う「地球沸騰化?」があながち真実味を帯びてきました。 先週の大雪でここ長野に多く残っていた雪もこの暑さではどんどん 溶けてますし、南極の氷やヒマラヤの氷河もどんどん溶け出し、 海水温もどんどん上がって体積も膨張する。 そうなると、海面が上昇して南太平洋の島々の国もどんどん水没する。 この日本でも、港町が満潮時には岸壁まで海水上がってきてて、 地方の漁村へ行くと工事してかさ上げされている様が多く見られる よ

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          函館・五稜郭の3Dマップ

          独特の形をした五角形の「星形要塞」五稜郭を、エクセル3D地図で見てみます。 お濠の星形が際立つ標高配色にて見てみると、お濠の形がとても綺麗です。 次に、標高を見てみます。 見るからに強固な「星形要塞」の形状であることが見て取れます。 拡大してみます。 Web地図で、星型形状を確認します。 実写で、星型形状を確認します。 開港を控えた幕府がフランスの築城法を参考に、死角をなくす最も効率的な城郭の形「星形要塞」を北方防備のために築造したお城とのことで、日本最初の西洋

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          ブラタモリー鎌倉ー 鶴岡八幡宮 若宮大路の「段葛(だんかずら)」をエクセル地形図で見てみた!

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          能登地震 津波3Dシミュレーション【珠洲市鵜飼漁港周辺】(想定4~5m)

          元日のあの大地震から今日で1か月が経つわけですが、復興は未だ未だこれからの状況とは思いますが、今回の能登半島地震、実情がわかってくれば来るほど驚きの連続だったと感じます。 地震大国の日本列島、またいつどこで何が起こるかわかりませんから、1か月が経過しての今現在の検証をしっかりしておくべきと思い、あの大地震から1か月が経って思うところを、作ってみた津波シミュレーション図と共に投稿します。 珠洲市鵜飼漁港周辺の地形図 今回のシミュレーションで作ったのは、石川県珠洲市の南部、

          能登地震 津波3Dシミュレーション【珠洲市鵜飼漁港周辺】(想定4~5m)

          【竹田城】雲海で有名な天空の城(Excelの立体凸凹地形図)

          竹田城の地形図です。(兵庫県朝来市和田山町竹田) エクセルの3D図で見てみます。 気高く聳え立つ山の山頂に竹田城があることがわかります。 この角度から見ると、麓から城に登る山道の道筋がよく見て取れます。

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          中山間地域土地改良CAD(3Dモデリング)の手順

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