ゲンキ - Ghenki

東京生まれ、京都育ち、関東在住。大学でアート&デザインを中心に勉強中。日本や海…

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東京生まれ、京都育ち、関東在住。大学でアート&デザインを中心に勉強中。日本や海外のあちこちを旅したり、絵を描いたり写真を撮ったりしています。noteでは主に旅行記を発信していきます。

最近の記事

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5日間普通列車だけで日本縦断した話-1日目

こんにちは。ゲンキです。 今回の記事は昨年3月に「5日間普通列車だけで日本縦断」した時の旅行記的なものになります。 ツイッター等には一切告知せずひっそりと旅していたのですが、そろそろ実施から1年になるので良いタイミングだし一度まとめておこうと思います。 ・ルートと切符まずは今回の旅の概要を説明します。 出発点は鹿児島県、日本最南端の終着駅「枕崎(まくらざき)駅」。ゴールは北海道、日本最北端の終着駅「稚内(わっかない)駅」。その距離なんと3000キロオーバー。 ルートは

    • コミティア新刊 旅行記 『千葉のド田舎に導かれて』試し読み

      5/26のCOMITIA148で頒布するオリジナル旅行記マンガ「千葉のド田舎に導かれて」の試し読みになります。 ~あらすじ~ 2023年のゴールデンウィーク、友人たちと行った「ダーツの旅」があまりに刺激的で衝撃的な体験だったので、それを絵と写真と文章で形に残しました。 目的地となったのは、千葉県の中央部に位置する長南町(ちょうなんまち)。 ついさっきまで存在すら知らなかった町に突然行くことになった僕たちは、行き着いた先で不思議なほどに出会って出会って出会いまくります。運

      • 5/26コミティア148に参加します!(+お品書き)

        こんにちは。ゲンキです。 このたび、5月26日(日)に東京ビッグサイトで開催されるイベント「コミティア148」にサークル参加します! お品書き 頒布物① 旅行記「千葉のド田舎に導かれて」 今回メインとなる作品は、昨年末に制作した旅行記マンガ「千葉のド田舎に導かれて」です。 2023年のゴールデンウィーク、友人たちと行った「ダーツの旅」があまりに刺激的で衝撃的な体験だったので、それを絵と写真と文章で本にまとめました。 目的地となったのは、千葉県の中央部に位置する長南

        • 山を求めて一人旅 烏山・那珂川

          関東平野には山がない。無いことはないが、少ない。どこを見ても山に囲まれている盆地オブ盆地の京都で育った僕にしてみれば尚更である。毎日「山ねえな」と思いながら平べったい土地で暮らしている。 そんな折、大学の景観デザインの授業で「『山当て』の景観を見つけて撮ってくる」という課題が出た。 「山当て」とは 山当てとは、街の景観の一部として遠くの山を意図的に「見せる」空間づくりのこと。 起源や目的には諸説あるが、例えば日本各地の城下町においては街道の向こうに山が見えるような山当て

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        5日間普通列車だけで日本縦断した話-1日目

          お知らせ (旅に出ます)

          こんにちは。ゲンキです。 本日2月24日より、僕は中国一人旅に出発します。 西日本ではなく中華人民共和国の方です。個性あふれる各地方の都市を3週間かけてあちこち周り、見たり聞いたり食べたり食べたり食べたりして、3月中旬に帰国予定です。(入国は2月25日夕方。) この期間中、noteの更新が一時的に滞ることが見込まれます。あらかじめご了承ください。 その代わりと言いますか、現在制作中の単発旅行記が一本あるので、できれば来週中ぐらいに投稿したいと思ってます。 なお中国旅行

          お知らせ (旅に出ます)

          イギリス旅行記 全24本制作の一人反省会。

          こんにちは。ゲンキです。 今回は、イギリス縦断旅行記「制作の振り返り」記事になります。 ・旅行記を書く中で考えた・感じたこと ・執筆中に大変だったこととその原因 ・長年続いたスランプとの関連性 ・自分の創作スタイルについて考えたこと ・これからの作風と活動について など、「書く」視点から詳しく振り返っていこうと思います。 ちなみに今回の記事は250円の有料記事です。 旅行記本編をまだ読まれていない方は、ぜひそちらを先にご覧ください(全編無料)。その上で 「お前の旅

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          250

          イギリス旅行記 全24本制作の一人反省会。

          【最終回】イギリスを縦断したら、自分が日本人かどうかわからなくなった

          こんにちは。ゲンキです。 ついに最終回!!!!!!! イギリス旅行記第24回は、日本帰国&旅の振り返り編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施)

          【最終回】イギリスを縦断したら、自分が日本人かどうかわからなくなった

          アジアとヨーロッパが混ざる街 香港 (イギリス縦断の旅-23)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第23回は、イギリスのついでに日帰り香港観光してきた編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 13:30 

          アジアとヨーロッパが混ざる街 香港 (イギリス縦断の旅-23)

          アイデンティティまでイギリス色に染められた10日間 (イギリス縦断の旅-22)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第22回は、10日間のイギリス旅最終日編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 8:00 Smart Ru

          アイデンティティまでイギリス色に染められた10日間 (イギリス縦断の旅-22)

          ハードな旅してたらガッツリ風邪ひいた (イギリス縦断の旅-21)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第21回は、旅で無理しすぎて体調ぶっ壊し編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 19:17 Plymou

          ハードな旅してたらガッツリ風邪ひいた (イギリス縦断の旅-21)

          イギリスには「世界の果て」があった (イギリス縦断の旅-20)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第20回は、「地の果て」を意味する場所、ランズエンド編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 8:30 P

          イギリスには「世界の果て」があった (イギリス縦断の旅-20)

          夜行列車に乗って最南端の駅へ (イギリス縦断の旅-19)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第19回は、夜行列車「ナイト・リビエラ・スリーパー」編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 19:00 

          夜行列車に乗って最南端の駅へ (イギリス縦断の旅-19)

          年末の一人旅 「夜行快速」の思い出

          こんにちは。ゲンキです。 今回はちょうど4年前の今日(2019年12月26日)に実施した旅、引退間近の夜行快速「ムーンライトながら」に乗ったときの旅行記をお送りします。 当時の僕は高校2年生。その頃から既に一人であちこちに遠出していましたが、その行動範囲をだんだんと広げている最中でもありました。 そんな中、年末に一人で「夜行快速」に乗って京都から東京へ行くことにしたのです。その体験をもとに当時の僕が書いた「旅行記」が今も残っており、思い返せばちゃんとした旅行記を書いたのは

          年末の一人旅 「夜行快速」の思い出

          鉄道の歴史は想いの歴史。国立鉄道博物館 (イギリス縦断の旅-18)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第18回は、ヨーク・国立鉄道博物館編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 10:50 Saltburn-

          鉄道の歴史は想いの歴史。国立鉄道博物館 (イギリス縦断の旅-18)

          漫画「スクールトリップナイト」

          原作・作画:ゲンキ 読んでいただきありがとうございます。 この作品をコミティア146の「出張編集部」に持ち込みした際の様子をまとめた記事もありますので、よければこちらもご覧ください!

          漫画「スクールトリップナイト」

          コミティアで気づいた、作品を「売る」ためにできること。

          卒業した後どうしよう、が現実味を帯びて胸にのしかかる大学3年生の冬。 「創作活動を仕事にしたい」なんていう幼い野望は、僕が口にしたところで全く説得力も現実味も持たない。 これといった実績も残せないまま、あと1年と少しすれば社会に放り出される段階まで来てしまった。大学院に進学するのか、それとも就職するのか、そもそも就職しないのかすら未定である。正直なところ就職よりも海外でワーキングホリデーする方が魅力的だと思っているが、そうするにしても資金が足りない。 どんな進路を選んだと

          コミティアで気づいた、作品を「売る」ためにできること。