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亡き祖母が言った「こんなはずじゃなかった」
祖母が亡くなったと連絡が入ったのは先週のこと。突然のことであっという間に1週間が過ぎた。
10年前に祖父が亡くなった時と違い、
狭い部屋に追いやられ、こぢんまりとした家族葬。
父方の祖父母は昔の考えが強く、
長男・次男への差別がひどかった。
私の伯父が長男、私の父が次男。
自ずと孫にまで影響した。
私の姉は初孫だったのである程度可愛がられていたが、
長男の娘、つまりは私の従姉妹と
次男の次
すべてはあの笑顔を見るために。
看護学生だった頃の話。
看護学生は病院だけでなく施設でも実習を行う。
その一つが老人保健施設。
病状が安定していても在宅療養が難しい高齢者などの要介護者が利用する施設である。
そこにいるのは患者さんではなく利用者さん。
医療行為ではなく介護がメインになっている。
そこで活躍するのが介護士。
朝、実習場所に向かうと
朝食を終え、車椅子に乗った利用者さんたちが列になり、トイレの前で並んでいた
もう会うことはできない20歳の君たちへ 夢は叶いましたか?
※東日本大震災についての記載があります。
今から12年前。
その時、私は高校2年生。
西日本に住んでいた私は、ニュースでそのことを知った。
同じ日本で起きているのにも関わらず、
何もできない自分にもどかしさを感じ、帰宅部だった私はJRC部に入った。
JRCとは、Junior Red Cross、青少年赤十字を意味する。
遠く離れた被災地に行くことはできなかったため、
募金活動を行い、少し
あなたに明日はありますか。
久しぶりに、看護師の頃の経験について綴ります。
それは私が3年目になってすぐの時。
個人情報のため細かい病名は言えないが、
消化器癌末期、経口摂取ができないAさんが入院していた。
入院時のAさんの予後は1ヵ月。
予後とは余命のことを意味する。
病気の経過などから医学的に医師が判断する。
残酷なことかもしれないが、これは高い確率で的中する。
そしてその予後を
医師はキーパーソンに伝える。
伝えない愛もあるんだよ。
私と夫はともに医療者だ。
彼と出会った頃、
まだこの世にコロナは存在しなかった。
お互い不定休ではあったが、
付き合ってからも
休みの日が合えばよく一緒に旅行に行っていた。
彼は車でいろんなところに連れて行ってくれた。
私は車の中での彼との会話も好きだった。
これからもずっとこの関係が続くと思っていた。
付き合って2ヶ月。
些細なことでケンカするようになった。
あんなにも会話を楽しめてい