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ネット・知識・情報・メディア・教養・教育を考えるマガジン

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#お金

なぜ親は子に「勉強しろ」と言うのか

これまで自分自身の人生を振り返る中で何度も親子関係については考え、noteでも取り上げてきました。「もっとこうしてほしかった」とか色々な思いはありつつも、これだけは本当にありがたかったと思っているのが、親は私に「勉強しろ」と言ったことがない、ということです。このことは何度も書いていますが、本当に言われた記憶はなく、いつも自ら進んで勉強していたように思います。中学受験についても自分の意志で決めたこと

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どんな人が高い給料をもらうべき?

漠然とした大きな問いをタイトルにしてみました。組織で働いていると、「なぜこんな人が私より給料もらってるんだろう?」と思うことも結構あると思います。組織の内部でも、業界別、職業別でも思うことがあるのではないでしょうか。これは一人一人価値観が違うのかな、と思う部分でもありますので明確な答えは出ないでしょうが、今の社会全体の給与体系を比較してみても、何か納得のいかない理不尽さを感じる人が多いのではないか

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就活や婚活も、「偏差値」至上主義?

先日、例によって心の友と話していて気づいたことがあったので書いてみたいと思います。最近は大学に通う意味や奨学金について考える記事を書いていて(大学に通う意味と金銭的負担のしわ寄せ、奨学金が「就職するための借金」になっているの記事参照)、結局大学に行くのが「当たり前」で、そうしないと就職できなくなっているから行くだけという人が大半なのではないかと考察していました。そして、そのことが教育費の増大、少子

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善なる顔して近づく悪魔に気をつけろ

前回の、進んで身銭を切れる人はカッコイイという記事に、「お金」が最も重要とされるこの資本主義社会において、自分は質素でもいいからと世のため人のためにお金を回せる(使える)人はカッコイイという話を書きました。「自分さえよければ、今さえよければ」という強欲エゴ意識が蔓延している社会において、そういった志で生きている人というのは本当に魅力的で、頼もしく心強い存在です。数値化できない「意識」の変化こそ最重

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実績・作品と自己価値を同一視する苦しみ

資本主義社会は競争社会で、どこへいっても競争競争、勝つために、1位になるために頑張ることが良しとされる風潮があります。前回、過度な競争心をあおる教育・スポーツの記事にも書きましたが、私たちは物心ついたころからずっと他人と比較され、上位のものが称賛され、他人に認められるのだという洗脳にがんじがらめになっていますよね。それは「私たちはありのままで価値がある」という無条件の愛とは正反対の「私たちは才能が

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どんなツールも使う人の意識次第

世の中全体がお金や物理的次元での実績、成功などにとらわれすぎて、内面の世界をおろそかにしてしまっていることに問題意識を感じる今日この頃。前回のもはや内面の目標しかなくなったという記事にも書きましたが、何をするにしても「どんな意識でやるか」というのが一番重要なのに、多くの方が内面を見つめる前に外側の実績を作ろうとしているように見えます。例えば自分の意識がエゴ・欲望丸出しのまま影響力を持ってしまったら

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「結果」と「目的」を取り違えるな

世の成功系、儲かる系、願望成就系、スピ×自己啓発系のセミナー(ブログ・本)に疑問を感じるところから色んなことを調べ始めた昨今ですが、やはり一番気になるのが、「結果」と「目的」を取り違えていることが多いんだなーということ。人々の役に立つようなことをしていれば、結果としてファンが増えたり、仕事になったり、収入を得られたりする、というのが通常の流れなのに、まずその「結果」の部分を追い求めようとして、近視

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必要性と利益主義の歪みがもたらしたもの

以前から様々なテーマを取り上げてきましたが、やはり私が一番興味があることはこの世のしくみ・構造とじゃあどうすれば良いかという解決策を考えることなんですよね。そのためにためになりそうな思想や哲学に触れたり、宗教について調べたりということを日々やっています。今私が勉強しようと思って読んでいるのが、以下の2冊です。サーカーの思想〈1〉進歩的活用理論(プラウト)―資本主義とナショナリズムを超えて(松岡光喜

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「スピ系」と欲望の渦に巻き込むしくみ

ここ数日もずっとこの世のしくみや今までなんとなくアヤシイと思っていたことについて独自に情報収集をしていました。あまりに夢中になって没頭してしまっていたので昨日はnoteの更新すらできず(笑)、他人のあれこれもどうでもよくなり、興味のある対象に集中するってこんな感じなのか…と感じた次第です。私自身、スピリチュアルや目に見えない世界の情報収集をずっとしてくるなかで、「引き寄せの法則」や「ワクワク」、チ

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とにかく「しくみ」が肝。新しいしくみを考えませんか

この世のしくみや構造を知ろうとし、学ぶことが大切だという話をここ数日書いています。過去にも会社や公務員の組織などにおいても、給与体系や制度などのしくみがおかしい、だからダメなんだ、的な話を書いてきました。そもそものしくみや制度設計が狂っているなら、いくら表面上の問題を対処療法的になんとかしようとしても無理で、そのことは残業問題(ただ時間を規制する)とか待機児童問題(ただ箱を作る)を見ていても明らか

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これまでの常識がまるっと覆る予感

昨日の「他人受け」を手放して、創造性を発揮するという記事にも書きましたが、ここ数日身体の痛みや緊張感を感じており、それは資本主義的現代の常識や固定概念と新たな時代の価値観(というのかな?)やハートの本心との葛藤が原因なのかなと自分で思っていました。これまで良しとされてきた頭のエゴ・計算をフル活用するやり方が、もう通用しない世の中になってくるだろうという感覚、今までうまくいっていた会社やビジネスが次

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SNS・ブログをつまらなくするビジネス利用

ネットとリアルの人間関係を考察する第2弾。昨日のSNS離れとリアルの「身体性」という記事にも書いたように、ここ数か月FBが見る気しなくなっていて、それはなんでだろうなーと思ったりしていました。大学生の頃はmixiが全盛期で、その頃もそれなりの面倒くささや疲れる感じはありましたが、今のFBはビジネス・商業的利用と、プライベートの友達同士での利用がごっちゃになっている感じがあり、それが使いづらさや見な

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資本主義の終焉と「共同創造」の幕開け

2月に入ってから「資本主義は確実に終わりに向かっている」というメッセージ?のようなものをずっと感じていて、「そうだろうな」と思っていたものが確信に変わってきております。エネルギーの状況を見るに、今後はこんな方向性に世の中は動いていくだろう、といったことも少しずつ読めてきていて、自分の中の意識の方向性、あり方の方向性も以前より定まってきたように思います。資本主義が終わった後に何の時代が来るのかという

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「なぜ?」の問いがすべての原点

知識・知恵・情報・賢さなどについて語るシリーズの続きです。私が昔から勉強好きで知識欲旺盛だった話は今まで何度もしておりますが、私のその好奇心や探求心の原点ともなる問いは「なぜ?」なんですよね。何か問題にぶち当たったり、わからないことがあるといつも「なぜ?」と考えていました(もちろん今も)。私がスピリチュアルやエネルギーのことに関心を持ち、学ぶようになったきっかけも、自身の体調不良がきっかけでした。

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