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「存在」が揺れる 泣かないでショップガール
哲学や政治や歴史を知るのが「なんだか」カッコいいことだと考えていた。外国語に親しみ外国紙を読み、海外の情報を得る、あるいは外国語でのコミュニケーションをとることで自尊心を鼓舞してきた。文学に親しみ、自分でもなにかを「書く」「表現する」ことがゾクゾク嬉しかった。
でもね、最近なにかが変わってきた。
そういうこうことだけじゃないんだよ。
古い映画を観た。You've Got mail
カレーとトラリピ 終わらない物語
カレーを煮た。材料は玉ねぎニンジン牛肉グリーンピースカレールゥ。ふつうのカレーだね。火にかかった鍋がまじめにぐつぐついうあいだ、パソコンの前に座りしばしなにかを考えることにする。
なにについて考えるかをまず考えた。
いちばん手っ取り早いのは「恋」について考えることだ。女は「恋」が大好物で、それがない人生なんてどう、つまんなくない?と短絡的ため息をつきがちな生き物で、
「仕事なし、彼氏なし、
思考するタコ O Romeo,Romeo!Wherefore art thou Romeo?
noteに書き始めて3か月半がたつ。自分の書くものはどうやら「純文学」に属するらしいと気が付いたのが30半ば。ふむ。ならば純文学系文芸誌に投稿してみましょう。あれからずいぶん月日が流れた。純文学系文芸誌や純文学系各種小説賞に複数回応募した。一度か二度か三度くらいなにかの賞にひっかかりそうになった記憶があるがあれはいつのことだったのかなにしろ月日がびゅんびゅん音をたてて(実際は音などしないが)過ぎ
もっとみる嘘のスペインひとり旅 バルセロナの海で怪物になる
潮風に吹かれてバルセロナまでやってきた。アンダルシアではさんざんな目にあった。黒ビールとパエーリャで腹を膨らませていたら太っちょの禿げたアメリカンに絡まれたのだ。年齢はたぶん50より少し上くらい?いや、男の年齢はわからない。日本人でもわからないのだ、アメリカ男の年齢なんかわかるもんか。アメリカ男は下手くそなスペイン語でわたしを口説いてきた。うっとおしかったから下手くそな英語で失せろと言ったら、ネ
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