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リレーコラム#16「働くママのワークライフバランスとは。」
私はワークライフバランスがうまく取れないことに日々悩んでいるワーキングママである。 子供が小さいうちはもっと家庭に重きを置きたいと思っているが、これがなかなか思うようにいかない。
私の勤める会社は、出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドな働き方を推進している。
習い事の送迎がある日はテレワークといったように、育児に関わらず介護や通院など今の時代のニーズに合った働き方が認められ、以前よりも随分
リレーコラム#15 「web漫画のおかげで、我が家は円満なのかもしれない」
10年ほど前、チ・カ・ホのイベントスペースで、数名の若者が彼らのプロジェクトについて熱心に語っていた。当時の私は、高校生や大学生と一緒に様々なプロジェクトを行う仕事をしており、若者たちはそのメンバー。彼ら、彼女らが、自信をもって発表する姿を見て、とても誇らしく、成長を感じ、嬉しくなって泣きそうになったことを思い出した。
それからも、「若者たちの学びと成長の機会をつくる!」なんて息巻いて、活動
リレーコラム#14 「ゲーム・センター」
昔読んだ本、タイトル忘れちゃったんですが、その本に「人生っていうのは予想しない事とか大変な事がいっぱいあるから、愉快に生きる修行だ。」って書いてありました。
今、自分が結婚して家族を持って、自分以外の人間と暮らしていると本当に色んなことが起きますね、例えば子どもが急に病気になったり、近所のクレーマー夫婦と喧嘩になったり、屋根の雪庇で窓ガラスが割れたり…日々修行ですよ。
うちには息子
リレーコラム#13 「子そだて親そだて」
「自分の子どもは、前世では敵」
お義母さんから出た格言です。たまに出るんです。「え?それ、どうゆーこと?」みたいな格言が。一旦はテキトーに流そうとしたのですが、なぜだか時間が経つと、じんわりと響いてきます。
うちの息子は、大きくなったら「シンカリオン(✳1)」になりたかったほど電車や飛行機などのマシーンが大好きなのですが、僕はむしろ「シルバニアファミリー(✳2)」で遊んでいました。それに、好奇
リレーコラム#12 「子育てが始まって7年が過ぎた。」
母になって7年。息子は、ただただかわいい!とはいかない毎日だ。6年通った保育園では、保育士さんに助けてもらい、生きるために必要な諸々を息子は保育園で学んだと思う。
職業柄毎日色々な年代の方と接するが、わたしは日々の鬱憤や悩みをお客様に聞いていただいて、豊かな経験を積んだ方達にたくさんのヒントをいただけるのだ。近年の流行病のおかげで、なかなか会いたい人にすぐ会えない時も、職場に行ったらたくさんの
リレーコラム#11 「変化を楽しもう!」
「〇〇くん、〇〇くん、もうすぐお迎えが来ます。準備して待っていてください」
通っている保育園で流れるこの呼び出しアナウンスを、息子は家でよく声マネしている。ママ自作の宅録ブースで声を録音して遊んだ後からだろうか。ふむふむ、流石私の息子、なかなか上手いじゃないか(すみません、調子に乗りました)。
息子が1歳を迎えてまもなく感染症が流行しはじめた。仕事関係も影響を受けたため、自分にも出来るテレワ
リレーコラム #9「良い子ちゃんも悪い子ちゃんも、ぜんぶ、君だよ。」
「ママ、なんでそれにしたの?」
「かわいくないよ?」
「かえたほうが、いいんじゃない?」
3歳になったばかりの息子が、朝ごはんを頬張りながらのファッションチェック。ずいぶん大人っぽいこと言うようになったなあと驚いたと同時に、当たり前だけど、こどもは自分とは別人格なのだなぁと改めて気付かされました。出産した時も同じように思ったけれど、成長するにつれてそれをより強く実感しています。
コロナ禍と同時
リレーコラム #7「47歳、父になる。」
子育て中のお父さん・お母さんたちに「仲間入り」した後輩の中で、おそらくかなり高齢側かと思う。また、令和4年に産まれた息子が「あいつの親は昭和らしいぜ」っていつか言われてしまうのかもなー、なんて、どうしようもないことを心配したりする。
そんな47歳にして父になった私。
たくさんの後輩は親としての先輩で、私がいろいろ教えてもらう立場として、初めての子育てを楽しんでいる。皆がそう感じてきたのだと思う
リレーコラム #6「働きながらの子育ては、息子にたくさん育てられる子育て」
2020年2月。コロナ禍直前で運よく出産立会いできた息子も2歳半に。
今夏、将来を見据えた新しい環境・働き方の変化も踏まえて少し中心部から離れた場所へ引越し通っていた保育園も転園となったが、月齢の遅い息子をクラスの女の子も可愛がってくれていると聞く。毎朝息子を起こしオムツ替えに着替え、朝食からの保育園登園という怒涛の日々が1年半になった。
傍から見れば良き父親に見える部分もあるかもしれないが、
リレーコラム #5「毒にも薬にもならないもの」
もう定年で退職してしまったけれど、父はタイヤのメーカーに勤めていた。すごく寡黙な人で、仕事の話は一度も聞いたことはない。僕は東京の西側に育って、自転車なしには暮らせない生活をしていたのだけれど、子どもらしく、パンクなんて日常茶飯事。パンクした自転車をガタガタと押して帰るのだけれど、翌日には直っていることが殆んどだった。それは父が何も言わずに修理してくれていて、何とも誇らしい、嬉しい気持ちになった
もっとみるリレーコラム #2 「母親5年目の夏」
2022年初夏コロナ禍のなか3人目の子どもを出産するとは、人生っていうのはなにが起こるのかわからないものだ。
5年前、初めての子どもが自分の体に宿ってから日々の興味や思考も子ども中心に変化した。と同時に今までのフィールド(夜の社交場や身軽に行っていたようなイベント)から距離が生まれていた。そこに拍車をかけたコロナ禍によって、あぁ自分はいつの間にか大人の“場”(感覚的には“まち”)との距離が生ま