リレーコラム#11 「変化を楽しもう!」
「〇〇くん、〇〇くん、もうすぐお迎えが来ます。準備して待っていてください」
通っている保育園で流れるこの呼び出しアナウンスを、息子は家でよく声マネしている。ママ自作の宅録ブースで声を録音して遊んだ後からだろうか。ふむふむ、流石私の息子、なかなか上手いじゃないか(すみません、調子に乗りました)。
息子が1歳を迎えてまもなく感染症が流行しはじめた。仕事関係も影響を受けたため、自分にも出来るテレワークをと思い、自宅で企業向け動画のナレーション収録を始めた。これが自分のペースで仕事を進められる上に時間の融通が効くので、すっかり仕事の1つとして定着した。
一方で、もともと多かった日曜・祝日などの保育園を利用できない時間帯の仕事を少なくし、その分、平日日中のデスクワークも始めた。実は喋りの仕事をする前の職業はシステムエンジニア。回り回って経験が生きるものだ。
以前はフリーランスとして「仕事依頼はすべて受けるもの」くらいに考えていたが、子どもが産まれて環境が変わり、無理せず息子の成長に合わせて仕事をしていこうと思うようになった。可能な時間帯のみと決めて、ゆとりを持ってスケジュールを組むように心がけている。そして仕事のバランスを取りながら、数年後に迫る「小1の壁」を乗り越えるべく日々思慮を重ねている。
息子が寝た後、テレビを見ながら少量のお酒を嗜むのがちょっとした癒しの時間だ。この1年間で飲みに行った回数は片手で足りるほど。子どもが産まれる前は飲み会やライブ鑑賞など自分時間を楽しんでいたので少し寂しくなる時もあるが、今年は初めて子連れでライジングサンロックフェスティバルにも参加出来たし、これから一緒に楽しめるものがもっともっと増えてくると思うとワクワクする。そう思えるのは、もともと変化が好きな気質だからかもしれない。
高橋 弥子
フリーアナウンサー/IT企業勤務
家族構成:夫、息子(4歳)
【質問】
Q1.忙しい毎日、どうリフレッシュしている?
YouTubeの脂肪燃焼ダンスを息子と一緒にやること。
自宅仕事と車通勤が増え、健康と体重が気になる今日この頃。
最近の曲に合わせて楽しんで踊るチャンネルを見つけて、息子も気に入ってくれたので、毎日欠かさず一緒に踊っています!
Q2.子育て中に使ってよかった施設やサービス、教えて!
①公園巡り
コロナ禍でお休みが増えた時に、とにかく色んな公園を巡りました。
その中で偶然出会ったプレーパークは、特に保育園に行く前によくお世話になりました。手作りのおもちゃでの想像力を働かせた遊び方を学んだり、ママたちやスタッフさんと話してリフレッシュしました。
②SNS(主にInstagram)
子育てに役立つアカウントをフォローして、お出かけや遊びの参考にしています。
Q3.あなたにとって「子育てしながら働きやすい職場やまち」
現在働くIT企業では、上司にも小さいお子さんがおり、採用の際にもあえて“元々ITの知識があり働きたいママ”で探していてくれたらしく、ピッタリでした。
子供の急な体調不良の時などでも相談しやすくて助かっています。
そういった寛容さや受け入れ態勢がある職場やまちだと働きやすいと思いますね。
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