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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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2020年8月の記事一覧

「インプット」と「アウトプット」のお話

「インプット」と「アウトプット」のお話

皆さんこんにちは。ご覧いただきありがとうございます!
フリーランスのドラムテック・ライターで元教習所の教官をしていた齊藤優太です。

今回は少し真面目なお話。
「インプット」と「アウトプット」について考察していきます。

そもそも「インプット」と「アウトプット」とは?今回ピックアップする「インプット」と「アウトプット」は、情報のインプット・アウトプットについてです。

特にアウトプットは、社会人と

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400日綴ってきた文体をメンテナンスしたら、鮭に巡り着いた話

400日綴ってきた文体をメンテナンスしたら、鮭に巡り着いた話

【407むすび】えん(大手町) 鮭

400日間、毎日noteを書いてきたけれど、自分の書く文章を客観的にみる機会はなかった。

文の長さや量はどうだろう。
読みやすさはどうだろう。
魅力的に書いているのかなあ。

考えだすと、どんどん気になってくる。
そこで、自分の文章の構成がどうなっているか、調べてみることにした。

使ってみたのはこちら!

小説形態素解析CGI(β)

入力された小説を解析

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言霊の力を信じて

言霊の力を信じて

私がなぜ毎日のように駄文を書きつづっているのか。
それはもともと「備忘のため」と「情報共有のため」のはずでしたが,最近は「言霊の魔力に憑かれている」のではないか,と思っています。

「言霊」とは何か。
それは思っていることを言葉にしたときに吹き込まれる「魂」だと私はとらえています。
人はいろんなことを感じ,思い,考えていますが,頭の中にあるうちはまだなんとなくおぼろげでぼんやりしていて,常に浮かん

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「サハラ沙漠」

「サハラ沙漠」

今回も重言についての話です。

「サハラ(ﺻحراء)」とは「沙漠」を意味するアラビア語です。そのため、「サハラ沙漠」は厳密に言えば二重表現ですが、これも「シーア派」と同様、語尾に「沙漠」を付けることで、沙漠地帯や地名を表すものであることを明示しているとみなすことができます。英語では固有名詞化するにあたって、定冠詞を付けて「The Sahara」と呼んでいますが、「サハラ沙漠」の「沙漠」はこの定冠

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ゲームシナリオのお話

ゲームシナリオのお話

ゲームシナリオといえば、ジャンルにもよるが大抵は実装されている要素です。
今回は、そこにスポットを当てていきます。

・自分の立ち位置について自分はゲームプランナーですが、開発していく上で、ゲームシナリオを書くことも多々あります。

メインシナリオの作成、RPGやADVのサブイベントなども多数書いた経験があります。ですがそれでも決して、ゲームシナリオライターというポジションではありません。

なぜ

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文章の力で、日本から世界を変えていくと宣言してみる。(ライター募集)

文章の力で、日本から世界を変えていくと宣言してみる。(ライター募集)

ライターを募集したいと考えています。

SNSでそう発言したあと、何名かの方々からお問合せをいただきました。日本国内にはまだまだライター需要というか、ことばで何かを伝えたいと考える人が少なくないのかもしれない。

そう考えると嬉しくもなり、同時に、早めにライター募集のエントリを書いたほうが良さそうだなと思い、いまPCの前に座っています。

募集したいのは、一見すると真逆に思える2種類のライターさん

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誰でも 読まれるnote を毎日書ける「3ステップ法」を公開します!

誰でも 読まれるnote を毎日書ける「3ステップ法」を公開します!

長野和哉です。

note をはじめ、文章を書き続けることって、大変ですよね。

でも、私が毎日実践している「3ステップ法」を使えば、もう”書くことがない”と悩むことはなくなり、「文章が苦手な私も note を毎日更新していける!」と思えるようになります。

”誰でも毎日書ける人になれる”【3】ステップ法

① タイムラインを眺めて心が動いたことをメモする
② なぜ心が動いたのかを2~3個 箇条書

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「書くのがしんどい」を読んだら、自分の不器用さが「7万PV」に化けた話

「書くのがしんどい」を読んだら、自分の不器用さが「7万PV」に化けた話

「誰でもできるような仕事をすることに、力を注ぐ意味がわからない」

昔、会社の同期と電車に揺られながら、そんな言葉を投げかけられてショックを受けた。
というのも、私は「超」がつくほど不器用な人間だからだ。

同期の仲間達が口頭でさっと説明を受けただけでできることが私にはできない。
一回一回気になるところを訊いてはメモを取り、実際にやってみて失敗しては怒られつつメモを取る。
私をこれまで育ててきてく

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「痛み」を言語化できる人になりたい

 こんにちは、雪乃です。毎日暑いですね。アマゾンの支払いのために近くのコンビニに行っただけで死にそうです。
 ゼミの先生から「買った方がいいよ~」と言われていた新字源、やっとポチりました。注釈書と岩波を並行して遊仙窟を読んでいて、さすがにこれはちゃんとした辞書を買わないと進まないな、とやっと気づくなど。

 最近パソコンを使う機会がぐっと増えたので、過去に書いた小説を読み返したりするようになりまし

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クリエイターにとっての「作風」とは

クリエイターにとっての「作風」とは

写真を突き詰めてやっていくといつか訪れるのが
「私の写真家としての作品性とは?」
という疑問(壁)ではないでしょうか。

はい、まさに私です(笑)
本業と並行し、カメラマンとしてお金をもらうようになってから早7年。最近はカメラマンとして独り立ちしたいと少しずつ思うようになってきましたが、収入面からいうと本業には全く遠く及ばず…また、これまでは知り合いを中心にやってきましたがそれにも限界が勿論あるの

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コーディングすることがすべてではない。自分への問いかけこそプログラミングなんだ。

コーディングすることがすべてではない。自分への問いかけこそプログラミングなんだ。

こんにちは。だいごです。

プログラミングやAI、IoTなど、
近年、横文字ばかりが目立ってきて目がチラチラするという方も多いのではないでしょうか?

今回は、私がやっている「プログラミング講座」の様子を踏まえて、なぜ私がプログラミング講座を開いているのかについて、書いていきたいと思っています。

え、プログラミングって大事なのはよくわかっているけど、なんか難しそう…

と思っている方もいらっしゃ

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THE「書かない」文章講座 ~自分のことばで生きる言語化ヒント~

THE「書かない」文章講座 ~自分のことばで生きる言語化ヒント~

とても長いタイトルになりました;

THE「書かない」文章講座 ~あり方から整え、自分のことばで生きる原稿言語化ヒント(仮)~
の目次一覧をリンクしておきたく、まとめさせていただきます。

「書き方」についてはいっさい書いていないのですが、
それでも、いいかなぁと。

いや、それ “が” いい気がして、
一人ひとり違う、正解のない「自分の書き方」に出合う
ヒントにもなれれば幸いです。

“一つ”に

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売るために書くことに疲れた話

売るために書くことに疲れた話

わたしは地方の小さなメーカーでライターとして働いている会社員です。

お客様に商品を買ってもらうために、自社サイトでブログを書いたり、メルマガを配信したりするのがおもな仕事です。

商品開発担当やマーケティング担当から、「これをこう売りたいから記事を書いてくれないか」とか、「このキーワードで検索される記事にしてくれないか」といった依頼を受けて書くこともあります。

「こんな新商品が出ましたよ!」「

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文章のノウハウで、心に落ちたこと

文章のノウハウで、心に落ちたこと

noteという場所を見つけて、
文章を書くようになってから、

「想いを言葉にするのって、
こんなに難しいんだ…」

と気づくまで、
そう時間はかかりませんでした。

スキやコメントをくださる方、
フォローしてくださる方の記事を読むたびに、
言葉の巧みさや、経験の厚みを
痛感していたんです。

しばらくは、
繋がってくださる嬉しさを噛みしめながらも、
恩返しができるほどの内容を綴れない…という、

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