玉城武生
日本語の一貫したスタイル・ガイドとして、用字、用語や文章表現に関する情報をまとめています。毎日更新。
筆者の論説サイト『随想録』https://ja.takeotamashiro.comの記事をご紹介します。
『日本経済新聞』『ファイナンシャル・タイムズ』など、日経メディア記事関連の投書。日本経済新聞社のオピニオンマガジン『日経COMEMO』https://comemo.nikkei.comへも同時に投稿しています。
書評集
首都圏の暗黒街探訪。格差を敵視する者たちよ、これが下層社会の実相だ。「自然は貴族主義的であり、封建制やカースト制以上に貴族主義的なのだ」(ショーペンハウアー)(各記事は有料コンテンツです。返金不可)
本日付の『ファイナンシャル・タイムズ(FT)』に投書が掲載されました。 吉野家元役員の発言問題について、「カワイイ」文化が企業イメージの隠れ蓑になっているとする同紙…
揺さぶって付いているものを落とす意ならそれでも構いませんが、基準に合わないものを選り分ける意味であれば「篩い落とす」が適切です。 「篩」は、粒の大小を分離するた…
「蚕」はもともとカイコのことではなく、「堅蚕」の語でミミズを表す字でした。カイコには元来別字の「蠶」が使われていましたが、唐代にカイコの意に「蚕」が「蠶」の略字…
自己陶酔、うぬぼれの人は「ナルシシスト(narcissist)」。「シ」を2つ重ねます。「ナルシシズム(narcissism)」も同様です。 ギリシャ神話で、水面に映る自分の姿に恋い焦…
フード付きの上衣は「パーカ(parka)」。語尾は伸ばしません。 ロシア北部の言語、ネネツ語で「動物の皮」を意味するпарка[ˈparkə]に由来する語です。 防寒服でな…