見出し画像

文章のノウハウで、心に落ちたこと

noteという場所を見つけて、
文章を書くようになってから、

「想いを言葉にするのって、
こんなに難しいんだ…」

と気づくまで、
そう時間はかかりませんでした。


スキやコメントをくださる方、
フォローしてくださる方の記事を読むたびに、
言葉の巧みさや、経験の厚みを
痛感していたんです。


しばらくは、
繋がってくださる嬉しさを噛みしめながらも、
恩返しができるほどの内容を綴れない…という、
葛藤や申し訳なさを抱えていました。




文章がうまくなりたい!と願う気持ちは
むくむくと大きなっていき、
いわゆる「読まれる文章術」というものを
学びたいと思い、
ネットで調べたり、本を読んだり、
試行錯誤の日々。

中でも、ロジックに当てはめて
書いてみるノウハウは、
理屈で理解するタイプの私にとっては、
いかにも取り入れやすい方法に見えました。


ところが、いざその通りにやっていると、
あっという間に個性がなくなってしまい、
さらには謎の上から目線の仕上がりとなり、
すぐに断念…。



そんな私ですが、
とある記事の中で出会った一文に
すんなり納得して、
今も目指し続けていることがあります。





それは、
流れている時間が、現実より緩やかな文章
です。




この一文は、私の心に深く響きました。



そうだったのかぁ。

私が、ご縁のある方々にお返ししたいのは、
穏やかに流れる時間だったんだぁ、と、
深く納得したんです。


それまでは、
素直な心境を表現したいと願うあまり、
感情が動いた時の熱が冷めないうちに、
そのまま文章に閉じ込めたい衝動に
駆られていました。


思うがままに、
スピーディーに書いた文章というのは、
確かに正直な言葉が並ぶのですが、
読み心地というのが、薄れてしまうんですね。


なので、出来たてホヤホヤの感情や思考は、
自分だけが読む、日記の中で打ち明けて、
いったん寝かせるようにしています。


寝かして熟成させた後の方が、
食べ頃だったりするんですよね。


私の中の、文章を寝かせた方が良い合図は、
文章を綴っている時に、
胸がギューンとなったり、
心がズーンと重くなったりする感覚です。

キーボードも、ダダダダッ…と
せわしなく叩いていて、
「あ、これは、寝かせる内容だ」と
分かるんです。


そして、書くタイミングや内容を変えてみます。

仕切り直して綴りはじめると、
リラックスした状態が長持ちしてくれます。

キーボードも、ぬるぬるとした手つきで
ぽちぽちぽち…と打っていけていたら、
「よし、今日はこの内容にしよう」と決めて、
投稿するようにしています。


以前より、緩やかな時間が記事に広がって、
感謝の気持ちをお届けできていることを
願っています。

これからも、目指す文章に近づけるよう、
日々精進です。

この記事が参加している募集

noteの書き方

習慣にしていること

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! いただきましたサポートは、日々の暮らしや、個人で活動しております資料作成やテキスト作成に使用させていただきます🌱