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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

日本人らしさと守破離とは?

日本人らしさと守破離とは?

【第47回】日本にクリエイターを増やす為に
「日本人らしさと守破離とは?」

Clubhouse定例roomにて
2022年2月6日 19:00〜21:00

守破離とは?そもそも「守破離」とは何?

元々は日本の「道」から
発生したものの様です。

コウチョウが教えてくださったのは、

そんなお話でした。

日本には
日本古来の
「武道」というものがあります。

この話を聴いて
わたしが思い出し

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学ぶことを楽しみ、敬意を抱きあえる社会に

私が勉強(※学びではない)するようになったきっかけは二つある。一つは両親が商売を手放し、家にお金が1100円しかないという状態の時に、8万円もする大ガラスを割ってしまったこと。「そんなの弁償できない、どうしよう」と母は泣き崩れた。私は部屋の隅でションボリ。

すると、そのなけなしのお金で、父が喫茶店に連れ出してくれた。中2になる私に、父は次のように言った。「8万円はお前の返せるお金ではない。今働け

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Vol. 142 あなたは「秘伝!ラーメン体操」を知っていますか?

息子(3歳5ヶ月)が最近
「秘伝!ラーメン体操」にハマっている。

あ〜あれね! 
と思った方は園児の親御さんか元・園児の親御さんだろう。保育園・幼稚園・療育施設などのリズム体操でよく使われる曲だそうだ。

「ラーメン大好き ラーメン食べたい
ラーメン朝から晩まで ずるっずるっずるっ♪ (以下省略)」

非常にテンポの良いメロディだ。
一度聴いたら忘れられない。
途中でウォーキングやストレッチも

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試作回数1,000回以上!こどものプロ×パティシエが作った「なんのドーナツ?」開発の舞台裏

試作回数1,000回以上!こどものプロ×パティシエが作った「なんのドーナツ?」開発の舞台裏

こどものプロがつくる会社「こどもカンパニー」では、学校の先生の声かけをヒントに、子どもの野菜嫌いの悩みを解決するプロダクトを開発しました。それが、食べられる食育トイ「なんのドーナツ?」。「ちゃんと食べなさい!」ではなく、「なんのドーナツ?」から始まる親子の会話を通して、子どもが野菜と仲良しになるきっかけを作るドーナツです。

▼教育現場から生まれた、親子のワクワク体験おやつ「なんのドーナツ?」

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息子氏、青く光るゲーミングPCを手に入れる。

息子氏、青く光るゲーミングPCを手に入れる。

 昨年末に、貯めこんだお年玉や高校入学祝いを元手に息子が手に入れたのは、所謂ゲーミングPCというやつで、サイズ的にはミドルタワーということだけれど、配送されてきたダンボール箱は人が入れそうなサイズ。あまりの大きさにのけぞった。

 私にはとても二階の部屋まで持ち運べない重さ大きさ。息子も一人では自信がなかったようで、仕方なく親子二人して、激重精密機械の入った箱の上と下で持ち、狭い階段を「危な落とす

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支えるとはどういうことなのか

支えるとはどういうことなのか

本日夜から横浜の自宅へ帰省します。約二ヵ月振り、待望の瞬間です。この記事は、我が家へ向けて走る高速バスの車内でスマホから書いています。本日のテーマは、『支えるとはどういうことなのか」という思いつきを掘り下げてみます。

息子が書いた感謝のことば息子は今年の3月に小学校を卒業します。離れて暮らし始めたここ半年ほどは、息子が育つ様子を身近で見守ってやれていませんが、短いような長いような6年間でした。息

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教育における伝言ゲームを成立させるための”回線”

 教育は伝言ゲームである。家庭及び教育機関が、社会が求める力・これから必要な力を見極め、それを子どもに伝え、身に付ける。社会→子どもへの伝言ゲームだといえる。

子ども→社会も同じだ。現代における、社会が求める力≠学校が求める力という課題は、子どもを通して、社会に多大な影響を与えている。教育の成果は長期間で、じわじわ浸透することを考えると、今後ますます、その影響を実感するだろう。果たして、教育の伝

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先生を辞めてすぐ、親になって気付いた『親から見る学校』

先生を辞めてすぐ、親になって気付いた『親から見る学校』

晴れて、親馬鹿である。毎日、我が子を「天才なのではないか」と思い、泣きそうになる度に抱きしめている。抱きしめたいがために、少しいじわるをして、泣かせてしまう時すらある。
そして、ふと考える。この子にどんな大人になってほしいか。どんな経験をしてほしいか。すると、今まで全く感じたことのない感情に気づく。

「学校って、あくまでも教育の一つの選択肢か」

フリースクールやオルタナティブ・スクールなどとい

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子どもに「勉強(学習)って何でするんだと思う?」って聞いた際の回答

子どもに「勉強(学習)って何でするんだと思う?」って聞いた際の回答

枕にかえて どうも、えんどう @ryosuke_endo です。

 タイトルの本意から説明すると、そもそも僕は本人がやりたくないのであれば基本的にはやらなくてもいいと思っている。そもそも「学習」と「勉強」とは似て非なるものである。ここが混在している人の場合、学習を勉強だと位置付けてしまうことも少なくないだろう。

 僕は学習をしてもらいたいとは思うが、勉強をしてもらいたいとは思わない。

 学習

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子ども達が大人になった頃の「働きかた」は?  |  コラボLIVE配信 ゲスト:20代でD2Cブランド"useless"を創業した佐藤竜也さん🎙2/15(火)

子ども達が大人になった頃の「働きかた」は? | コラボLIVE配信 ゲスト:20代でD2Cブランド"useless"を創業した佐藤竜也さん🎙2/15(火)

一昨年の年明けからガラリと変わってしまった私たちの生活。
ちょうどその年に小学校に入学した息子は友達のマスク越しの顔しか知らず、机を合わせ向かいあって食べるはずだった給食も全員前を向いての「黙食」が入学からずっと続いています。

小学校ってもっともっと楽しいところだよ!って伝えたいです。
もっと自由に、顔をくっつけて笑い合えるはずだったのに…。やるせない思いを抱えている親御さんも多いでしょう。

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27年前に拒否したその手を今に繋ぎたい

27年前に拒否したその手を今に繋ぎたい

地元の進学校と呼ばれる高校に行ってました。自慢ではなく、たまたま試験の日に調子が良くて入っただけで、中学の担任からは「絶対に落ちる」ってせせら笑われてたのが、逆フラグになってくれたのかもしれません。燃え盛る反逆心で最後の最後頑張って勉強して、その分が功を奏したのかもしれません。どっちにせよ、周りの誰も受かるなんて思ってなかった高校に入って、それで道を誤りました。天才とか秀才が山盛りいるようなところ

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ICTで学校生活を変えるまでの2ステップ

ICTで学校生活を変えるまでの2ステップ

 生徒の一日は朝登校し、SHRから始まります。SHRでは担任の先生が出欠確認や健康観察を行い、その日の連絡事項を伝えて終わります。しかし、ICTを日常的に使うようになれば、SHRのあり方やその他の学校生活を変えることでしょう。紙ゴミが減り、連絡ミスが減り、作業効率が上がり時間を創出できるはずです。ICTで学校生活の日常を豊かにするための方法を、2つのステップに分けて考察していきます。

1 連絡事

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子どもが数学好きになる仮説

食卓に出たがんもどきを見て娘(年長)、「4ぶんの2たす4ぶんの2は、1」。
分数を教えたことはない。

それに対抗してか息子(小3)、「エックス分のエックスは、1」

食事での会話と思えない。完全に遊んでる。

それで娘は確信を持ち、「6分の5たす6分の1は、1」。
分母と分子の関係、分子の合計数が分母の数と同じになると「1」になるという法則にも気づいたらしい。
娘なりに、いったい分数とは何か、お

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親ガチャ、子ガチャ

親ガチャ、子ガチャ

「親ガチャ」ということばがある。

“ガチャ”といえば、回転レバー式のカプセルトイを思い出す。最近では、スマホゲーム内での「ランダムにアイテムが手に入るイベント」として一般的に知られている。要は、プレイヤーの意志では選べないくじ引きのこと。

生まれてくる子どもは、親を選べない。レアアイテムだと当たりで、ありきたりなアイテムだったらはずれ。アイテムの場合はそれで良いのかもしれないが、親の場合は子ど

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