先生を辞めてすぐ、親になって気付いた『親から見る学校』
晴れて、親馬鹿である。毎日、我が子を「天才なのではないか」と思い、泣きそうになる度に抱きしめている。抱きしめたいがために、少しいじわるをして、泣かせてしまう時すらある。
そして、ふと考える。この子にどんな大人になってほしいか。どんな経験をしてほしいか。すると、今まで全く感じたことのない感情に気づく。
「学校って、あくまでも教育の一つの選択肢か」
フリースクールやオルタナティブ・スクールなどという話ではない。習い事や遊びやおもちゃ、本、会話、それらと並列の、たった一つにすぎ