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「本」と「経験」からの学び

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読んだ本や経験から学んだことを、自分の振り返りも兼ねて綴ってます。
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#最近の学び

批判をエネルギーに変える力

批判をエネルギーに変える力

「私は絶対無理だと言われると、それが原動力になって、むしろ絶対やってやるという気持ちになる」

これは先日ある自治体の市長さんとお話した時に、その方が言っていた言葉だ。

その市長さんは、教育分野を含め、様々な改革を強い気持ちで行ってきた。

その力の源が、「そんなことできっこない」という周りからの批判や、変化を嫌う方々の反対の声だったそうだ。

きっと、批判をされることで、「じゃあどうやったらで

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「やさしさい気持ち。」を補充できる雑誌

「やさしさい気持ち。」を補充できる雑誌

雑誌「BRUTUS」の最新号に、
「やさしい気持ち。」というテーマで特集が組まれてました。

これを読んで、やさしさの形や伝え方って、ホントに色々あるよなってことを改めて思ったんです。

「大丈夫?」とか「頑張ってね」って声をかけるのも、もちろん優しさだけど、それだけが全てじゃないんですよね。

思えば僕の心に残っている、友達からかけられたやさしい言葉の一つも、ちょっと変わっています。

「バンジ

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「恥ずかしい」のは挑戦している証拠

「恥ずかしい」のは挑戦している証拠

「恥」は挑戦している証拠「恥ずかしい」

避けられるなら、なるべく避けたい感情ですよね。

僕もよく仕事で失敗をした時は「恥ずかしい」と感じて、ネガティヴになってしまうことがあります。

でも、この「恥ずかしい」という感情、実は何かに挑戦している証拠みたいなんです。

恥ずかしいのはチャレンジできている証拠だ

「いくつになっても恥をかける人になる」という本に書いてあったこの言葉から、「恥」という

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「出張先での朝散歩」のすすめ

「出張先での朝散歩」のすすめ

出張先で朝散歩するメリット①仕事に向けて頭を整理できる
②出張先で接する人への意識が変わる
③ワクワクして仕事が嫌じゃなくなる

昨日今日と、ある自治体の教育現場を視察するために、およそ1年ぶりに1泊2日の出張に行ってきました。

僕は宿泊で出張に行く時、必ず集合時間の前にあることをしています。

それは、早起きして宿の周りを散歩すること。

今日も、7時20分集合だったので、5時45分に起きてシ

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ネガティブ・ケイパビリティ〜「答えをすぐに出せない」ことも立派な能力だ

ネガティブ・ケイパビリティ〜「答えをすぐに出せない」ことも立派な能力だ

ネガティヴ・ケイパビリティ皆さんは、今注目されている「ネガティヴ・ケイパビリティ」という言葉を知っていますか?

これは、次のような能力をさす言葉らしいです。

なんだか難しく感じますが、簡単にいうと、

「答えを決められない」というモヤモヤした状態に耐える力のことみたいです。

この言葉をはじめて聞いた時、「答えをすぐに出せない」ことも能力って呼んでいいんだなと、かなり衝撃を受けました。

答え

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ジョブズやオバマ元大統領はなぜいつも同じ格好をしていたのか?

ジョブズやオバマ元大統領はなぜいつも同じ格好をしていたのか?

人は1日に3万5千回決断しているケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に3万5千回も何かを決断しているらしいです。

今日1日を振り返っても、「そんなに決断してたっけな?」とあまりピンとこないですよね。

ただ、今日はご飯何食べようかなとか、どこに行こうかな、などの大きな決断だけでなく、そのためにどう体を動かすか、どう立ち上がるかなどの「無意識の決断」も含めると、それだけの数になるそうです。

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小さな気づきだって立派な「アイデア」だ

小さな気づきだって立派な「アイデア」だ

自分への基準が高いとアイデアが出ないnoteを書き続けてると、中々何を書いたらよいか良いアイデアが出ない時ってありますよね。というか、僕はそんな時ばかりなのですが。。

「アイデア」が中々でないのはなんでなんだろうと考えていたら、
「いくつになっても恥をかける人になる」
という本にあった考え方に、とても納得させらました。

この本では、「全然アイデアが出ないんです」という人は才能やセンスがないわけ

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「消費活動は社会貢献活動である」

「消費活動は社会貢献活動である」

最近読んだ「投資家が『お金』よりも大切にしていること」という本にそんな言葉が書かれていました。

例えば、コンビニで150円で買ったペットボトルのジュース。

その買い物で払ったお金は、コンビニの売上になるだけではなく、ジュースを作ったメーカー、商品を運ぶ業者、パッケージを作ったデザイナーやそれを印刷した会社など、あげればきりがないほど多くのところに分配されます

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4歳の男の子が教えてくれた「ママのお腹の中」にいた頃の話

4歳の男の子が教えてくれた「ママのお腹の中」にいた頃の話

「ここはママのお腹の中みたいだ」以前、職場で4歳の男の子と隠れんぼをしていた時のこと。(よく職員のお子さんが遊びにくるんです!)

電気の消えたうす暗い部屋のデスクの下に、その子が隠れていたので、「見〜つけた!」と声をかけた。

すると、その子はニッコリと笑ってこちらを見上げ、ボソッとこうつぶやいた。

「ここはお腹の中みたいだね」

そだね〜、とか言ってさらりと聞き流しそうになったんだけど、あれ

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「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と子どもに聞かれたら

「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と子どもに聞かれたら

「どうして勉強しなくちゃいけないの?」

もし子どもにこんなことを聞かれたら、皆さんならなんて答えますか?

・将来何かの役立つからだよ
・良い大学に入るためだよ
・将来の選択肢を拡げるためだよ

などなど、自分が子どものころに1度は大人に言われたことのある理由が、選択肢に浮かぶんじゃないでしょうか。

でも皆さんがこれまで言われてきた答えって、納得できるものでしたか?

正直、全部が全部納得でき

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最近のヒット曲にイントロがないのはなぜ?「読まれる文章術」にも共通するその理由

最近のヒット曲にイントロがないのはなぜ?「読まれる文章術」にも共通するその理由

コンテンツが世の中に溢れる現代では、音楽も文章も「最初のつかみ」がとても大切になっているそうです。

なぜ「つかみ」が重視されるのか。
気になったので、音楽と文章の共通点について考えてみました。

曲は最初の5秒で判断される最近知ったんですが、
サブスク時代にヒットする曲には、普通の曲には存在する、あるものがないそうなんです。

LiSA 「紅蓮華」、YOASOBI「夜に駆ける」、Ado「うっせぇ

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「教えないスキル」とは?これからの時代に必要な力を伸ばす

「教えないスキル」とは?これからの時代に必要な力を伸ばす

サッカー日本代表の期待の若手、久保建英選手が移籍したことでも話題になった(またすぐ移籍してしまいましたが)スペインのサッカークラブ「ビジャレアル」。

この本は、そのクラブで幼少期〜高校生年代の若い選手たちの育成に関わり、現在はJリーグの常勤理事を務める佐伯夕利子さんが書かれたものです。この「ビジャレアル」の選手育成のための指導で大事にされていることが「教えないスキル」です。

「教えないスキル」

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行き詰まってる時ほど「退屈」や「ぼんやり」した方が良い理由

行き詰まってる時ほど「退屈」や「ぼんやり」した方が良い理由

「最近は外出自粛で退屈だ」「やることがなくて家でただぼんやりしてる」

など、「退屈」や「ぼんやり」する時間ってどうしてもネガティブなことと捉えがちです。

でも実は、その「退屈」や「ぼんやり」する時間は、脳が良いアイデアや解決策をひらめくためにとても大切な時間みたいなんです。

皆さんも、何も考えずシャワーを浴びてる時や、のんびり散歩をしている時にふと、良いアイデアが浮かぶことってないですか?

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「食べチョク」秋元さんの本を読んで仕事に対する考え方のヒントをもらった

「食べチョク」秋元さんの本を読んで仕事に対する考え方のヒントをもらった

皆さん、「食べチョク」ってご存知ですか?

「食べチョク」とは、全国各地でこだわりの野菜や果物を作る農家の方とお客さんをつなげるオンライン直売サービスです。

僕は仕事の関係で農業高校の子どもたちと関わる機会があり、色々と農業についての情報を集める中で何度か「食べチョク」の名前を耳にしていました。

その「食べチョク」を起業した秋元里奈さんの本「365日#Tシャツ起業家」が発売されていると知り、気

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