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「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と子どもに聞かれたら

「どうして勉強しなくちゃいけないの?」

もし子どもにこんなことを聞かれたら、皆さんならなんて答えますか?

・将来何かの役立つからだよ
・良い大学に入るためだよ
・将来の選択肢を拡げるためだよ

などなど、自分が子どものころに1度は大人に言われたことのある理由が、選択肢に浮かぶんじゃないでしょうか。

でも皆さんがこれまで言われてきた答えって、納得できるものでしたか?

正直、全部が全部納得できる理由答えではなかったのではないかと思います。

実はこの前、小学4年生の女の子に急にこの質問をされたんですが、全然うまく答えられなかったんですよね。

次にまた子どもにこの質問をされたら、僕はなんて答えればいいんだろうか。

そう思って読んだ本に、「どうして勉強しなくちゃいけないの?」という疑問に答えるための面白い考え方が書いてあったので、それをもとに僕なりの答えを考えてみました。

「勉強するのは何のため?」その答えは…

「勉強するのはなんのため?」というもはやそのものズバリといった本に書いてあったこの問いへの答え。

その答えは…

「絶対的な答えなんてあるわけない」

いきなり身も蓋もないような答えでした(笑)
しかしもちろん、話はここで終わりではありません。

むしろ、「絶対的な答えなんてない」と自覚することが、答えに辿り着くための大切な第一歩なんだそうです。

「絶対的な答えなんてない」

これをもっと正確にいうと、答えは一つではない、ということです。

考えてみれば当たり前なのですが、人によって、またどんな状況かによって、そのつど正解は変わっていきます。

だから大切なのは、たった一つの「正解」なんてないという前提にたって、その中で自分が納得できる正解、「納得解」を見つけ出すということみたいなんですね。

「納得解」の見つけ方

では、自分にとっての「納得解」を見つけるためにはどうすればよいのか。

本に書かれてたポイントは2つです。

①「答えは一つじゃない」ということを徹底的に意識する

②「問い」自体をかえてしまう

例えば、「どうして勉強しなくちゃいけないの?」という問いを、

「自分はどういう時に勉強する意味を感じられるんだろう?」
という問いに変換してみてください。

その上で、「答えは一つじゃない」ということを意識できていれば、「自分にとっての正解は何か」という視点から答えを考えられるようになります。

そうすることで、自分にとっての「納得解」を見つけることができるようになるみたいです。

「答え」ではなく「考え方」を伝える


本に書いてあったことを振り返ってみて、もしまた僕が

「どうして勉強しなくちゃいけないの?」

と聞かれたらどうしようか改めて考えてみました。

僕だったら、
その問いの「答え」を伝えるよりも、
この本に書かれていた「納得解」を見つけるための考え方を伝えてあげたい。

多分、小学4年生の女の子は全然納得してくれないかもしれないけど(笑)

でもどうせ、ありきたりな「正解」(そもそも「正解」はないのだけど)を伝えたって、納得はしてくれないだろうから。

だったら辛抱強く「納得解の考え方」を伝え続けるほうが、最終的にはその子にとってプラスになるんじゃないかなと思いました。

全然まとまってないのですが、
これが、「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と子どもに聞かれたときの、
今の僕にとっての「納得解」です。

皆さんなら、この問いにどんな「納得解」を見つけますか?

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