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たいせつな記事たち

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すきだなと思ったもの、こころがほぐれるもの、何度でも読み返したいものたち。
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話題の超・悶絶回の裏側!「この回は、女性の性欲を全肯定するぞ!と考えて描きました」/男女の”新しい関係”を描く━━ヤマシタトモコに『違国日記』のことを聞いてみよう④

話題の超・悶絶回の裏側!「この回は、女性の性欲を全肯定するぞ!と考えて描きました」/男女の”新しい関係”を描く━━ヤマシタトモコに『違国日記』のことを聞いてみよう④

2019年5月12日(日) Asagaya/Loft A(東京・杉並区)にて行われたヤマシタトモコ先生トークイベント完全版レポート、あっという間の後半戦突入です! 第4弾では、『違国日記』のメンズ2人・笠町&塔野をめぐってヤマシタ先生の辛口が炸裂…!? さらに「感情を言語化するということ」について、たっぷり考えを語っていただきました。

Q:「笠町くんは朝、ぱきっと起きられるタイプですか?」ヤマシ

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『好き』は相手を知るためのきっかけにすぎない、のかも。

『好き』は相手を知るためのきっかけにすぎない、のかも。

『好き』という共通点があったとしても、それだけでは『好み』までもが一致しているとはいえない。

『好き』が同じ人は案外見つかる。それはきっと『好き』という二文字が持つ幅が広いからなのかもしれない。

『好み』が同じ人はというと、そんな容易ではない。表面的には現れていない、人それぞれの奥底で大事にされている感性、それが好みだと私は思っている。これは個人的な意見。

だから『好き』の向かう先が同じだっ

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溢れんばかりの「好き」たち

溢れんばかりの「好き」たち

好きなものがたくさんある、何気に。

どちらかと言えば悪いところに目が行きがちで、悲しい性格してるな〜と思っていたけれど、どうやら様々なものに胸がどきどきするようなので、多分私はたくさんのものが好きなのだと思う。

そして好きだ...となるといてもたってもいられなくなって、お布団の中でジタバタ、ワーー叫びたい!といった気持ちになることが多々あるので、せっかくなら好きなものの好きなところをひたすら話

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生きてる心地がしなくなったら。

生きてる心地がしなくなったら。

書き手:井上拓美

逃げたい。無理だ。もう無理だ。限界だ。寝たい。ずっと寝てたい。1日中寝てたい。全てをやめたい。僕は生きてる意味がない。何にもやりたいことがわからない。何もしたくない。

今から半年ほど前、突然、この全ての感情が一気に湧き出てきた。

僕は弱い。かなり弱い。責任がのしかかると、逃げてしまう癖がある。

それが僕だ。でも最近やっと、そんな自分が好きになれた気がする。

苦しい時は逃

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「一緒に"何か"できないかな?」というワクワクの落とし穴

「一緒に"何か"できないかな?」というワクワクの落とし穴

とどのつまり、自分の言葉を曖昧にしてどこかに仕舞わずに、全て信じてみてほしい、という、お話です。

「一緒に"何か"できないかな?」
たまたま自分の持っていない力を持つ人と出会い仲良くなり、「何か」道が拓けそうな気がしてワクワクしたりする事が、あるかもしれません。
あるいは、能力とお金、自由な時間が増えてあれやこれや「できる事」を模索しはじめたり。

「"何か"したい」
おおかたこのような段階では

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或る終わりと始まりについて

或る終わりと始まりについて

月並みなタイトルをつけてしまった。終わりと始まりを考えることは誰しも珍しいことではないのだろうけれど、人生の中で大切な人の終わりと始まりに向き合うということはそう多くないのかもしれない。それはもちろん本当の意味での終わり(死)と始まり(生)ということもあるだろうし、その人が生み出す何らかの作品やブランドの終わりと始まりであっても、その重要度はさほど変わらない。終わりを考えることと、始まりを考えるこ

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肩書きのない私が、これから大切にしたい軸 〜趣味以上、仕事未満の学び〜

肩書きのない私が、これから大切にしたい軸 〜趣味以上、仕事未満の学び〜

「個の時代」「フリーランス」「複業」「パラレルキャリア」といった言葉が溢れている今日この頃。

次の十年、自分はどうやって身を立てたら良いんだろう?なんて、悩んでいる人は多いのではないか。

わたしもそんな人間の一人だ。

直近二年の間に「会社員」「会社員 × 複業」「フリーランス」の三つの働き方を経験しながら、「これからの働き方」や「自分のあり方」についてずっとずっと考えてきた。

その中で、特

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「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。

このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。



ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。

日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「

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「何でもない文字を綴る」は人生の余白を愛するためのおまじない

「何でもない文字を綴る」は人生の余白を愛するためのおまじない

自分の心の健康をはかる方法が何個かある。

ひとつめは、聞いたことのないあたらしい音楽を手にとること
ふたつめは、外をぼーっと見つめる時間を持てること
みっつめは、何でもない文字を綴ること

この3つのどれかひとつでも出来ていれば、わたしの心は生きている。
全部できていればすこぶる健康。
ひとつも出来なくなったら赤信号。

「心が健康」と言ってしまうと=病気のように捉えられてしまうかもしれないけれ

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「仕合わせ」の服屋さん。レベッカブティック

「仕合わせ」の服屋さん。レベッカブティック

私はLEBECCA Boutique(レベッカブティック)の小さな小さなファンだった。

レベッカのお店は原宿にしかない。関西に住んでいる私はそのお店やディレクターである赤澤えるさんにも会ったことは数回しかない。
レベッカの服も数着しか持っていない。私がよく着ているテイストとは違うから、いつも着ているわけでもない。
だから、熱狂的に追いかけている「ファン」には当てはまらないのかもしれない。

でも

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すべてはグラデーション。いわーなまいさんに教えてもらった、“好き”を守りながら生きる方法

すべてはグラデーション。いわーなまいさんに教えてもらった、“好き”を守りながら生きる方法

お金の学校『toi』は、参加者の「お金」にまつわる悩みや夢を、校長・井上拓美&MC・くいしんと様々なゲストを交えて本気で考えることで、それぞれに必要な“問い”を一緒に探していく学校です。このnoteでは、メンバーの一員でもあるライターが講義を聞き、感じたこと、気づきや学びについて記録していきます。

●ライター:高城つかさ
1998年生まれ。家庭の事情で大学を中退後、2018年7月より本格的にライ

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”感受性”は簡単に鈍ってしまう

”感受性”は簡単に鈍ってしまう

感受性は、簡単に鈍るらしい。
というのは、ここ数年ひしひしと感じていることだ。

昔は、今よりずっといろいろなことを感じとれた。たとえば「今日の風はまろやかだ」とか「光が足元に模様を作っている」とか「氷が溶ける音は、泡のおしゃべりみたいだ」とか。それらの事象が目の前に無い状態で聴けば一見ポエムみたいだと思うかもしれないけれど、わたしにとっては「ありのままの今」だった。きちんと感じて、受け取って、言

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過去の好みと未来の好み

過去の好みと未来の好み

みなさんは、自分が好きだと思う「いつもの選択肢」以外の選択をして、新しく好きになったり、いい体験だったと思う経験はどのくらいありますか?

きっと誰もがよかった経験は1度はあるはずで「たまにはチャレンジしてみるのもいいな」と思ったり、逆に「外してしまって損した」と思う経験もあるかもしれません。

例えば、いつも食べてるお菓子の新しい味、音楽でも今聴いているのではない新しいジャンル、今まで知らなかっ

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