自分のために生きてみたいの
いろいろあった春だった。
いろいろで終わらないのがわたしだった。
発症率0.05%の病気を患い、緊急手術となり入院生活7日目。やっと意識が回復したので文章を書いている。半年後のわたしが今日より笑っていますように、と祈りながら。
丸の内線で倒れかけたわたしにおばあちゃんが優先席を譲ってくれて、初めての大学病院で迷っていたらお兄さんが声をかけてくれて、そのおかげですぐに診て頂けて、病名と状態を知って泣きながら両親に電話をするわたしの背中を看護婦さん達がさすってくれて、突然の面