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#海外留学
#142 留学生よ、 眠り姫になるな!
今日から3回シリーズで、関連した内容の連作エッセイを書きたいと思います。3本目が終わったら、ちょっと企んでいることがあるので、これまで書いてきたような内容のエッセイはしばらくお休みして、少し毛色の異なるシリーズを書きます。それでは3本シリーズの初回は、「留学生よ、眠り姫になるな!」です。note の街には留学中の学生や、留学を終えて仕事を始める方がたくさんいますね。そんなみなさんへのメッセージにし
もっとみる#136 TU/e アイントホーフェン工科大学
オランダ、アイントホーフェン工科大学での勤務が始まりました。今日は、大学と学生文化を少し紹介したいと思います。アイントホーフェン工科大学はオランダ語で Technische Universiteit Eindhoven なので、TU/e が愛称です。
オランダの大学制度
オランダには日本でいう「大学」に相当する教育機関(大学院まで備える研究大学)はたった14校しかありません。オランダの人口は約
#135 サッカー選手に、 なった気分⚽️
5月1日になりました!これまで「新プロジェクト」と呼んでいた今日からの仕事について、お話ししたいと思います。以前はドイツ・ダルムシュタット工科大学の研究員でしたが、実は同じ大学の別の研究室に移ったわけではなく、ドイツ国内の他の大学に移ったわけでもなく、オランダの大学に移ってきました✨
(ヘッダ写真:自宅最寄りのアイントホーフェン中央駅)
トオルの研究テーマなら、オランダだよ
昨年末に教授と面談
#133 君がいたから〜自慢しきれない家族と友人
明後日の5月1日にいよいよ新しい研究プロジェクトに加わります。昨年12月半ばから今年3月半ばまで、約3ヶ月にわたる僕の新たな挑戦を支えてくれた人たちは6人いて、前回と前々回でそのうち2人が登場しました。今日はその全員、「自慢しきれない家族と友人」を改めて紹介したいと思います。
必要なヘルプは一つではない
難しいことを達成したり乗り越えたりしようとする時には、異なる性質のヘルプが必要になると思い
#131 カツサンドに誓った昼✨
変なタイトルですね〜でもこのタイトルで記事を書きます!と約束したタイトルなのです。普通、何か素敵な誓いを立てるのは夜か早朝な気がするのですが、その時は昼でした。今日はそんな、カツサンドを食べながら決心をした日の話です。
出来すぎた話
5月から新しい研究プロジェクトに所属することになりました。僕のいるドイツの大学の研究室では多くの場合、半年〜2年毎に自分がやっている研究の予算元が変わります。ドイ
#115 「教師とは、何かを教える人のこと」:僕が教わった英語の先生(その4)
大学院修士課程に在籍中、筑波大学との交換留学生として、一年間オーストラリア、ニューサウスウェールズ州のウロンゴン大学(University of Wollongong)へ留学しました。それまでは英語が得意だとは言っても日本国内で使っていただけだったわけで、留学を経てはじめて実体験を経た英語力になったように思います。
日本国内では「ウーロンゴン」の記述の方が多いですが、ここでは実際の発音にならって
#103 一時帰国が、夢だった
早いもので8月の渡独から4ヶ月半が経ち、一時帰国で日本に帰ってきました。「一時帰国」なので、年末年始休暇が明ければまたドイツへ戻るわけですが、ふと25年前、オーストラリア留学を終えて本帰国した時のことを思い出しました。
帰りたくなかった、オーストラリア留学
友人や教えていた生徒の話を聞いていると、留学の成否は帰りのフライトでよく分かるように思います。留学からの帰りのフライトで、「まだ帰りたくな
#100 未来の日本へ、10の提言
100番目の記事になりました。今回は外に目を向けて、「こうすれば日本はもっとしあわせな国になる」と僕が信じる改革案を10項目示そうと思います。とんがってぶっ飛んだ意見が多いとは思いますが、過去15年間ほどであたためた案です。どうぞお付き合いいただき、ご意見やコメントをいただけると嬉しいです。
まずは改革のアウトラインをここに示す10の改革案はすべて、自分がこれまでに知り得た諸外国での実践例や価値
【号外#4】 マイナビ × note コンテスト 「あの選択をしたから」 受賞によせて
本日、今年夏に行われた、マイナビ × note コンテスト「あの選択をしたから」の結果発表があった。グランプリから入賞まで合計十作品が受賞したが、応募総数は 7,482作品もあったそうだ。そんなにたくさんの作品の中から選んでいただいて、本当に幸せだ。今日は受賞によせて、コンテストに応募した作品の「続編」を書いてみたい。
受賞作紹介
少し本音を
コンテスト「あの選択をしたから」には、自分の最初
#82 ワクワク人生のための、学修歴プラン
毎日流れてくるネットニュースを見ていると、「中学受験はさせた方がいいか」「将来稼げる大学」「これからは社会人大学院の時代」といった学歴をあおる論調がある一方、「大学なんか行っても意味はない」「中卒でもキャリアを築ける方法」「ワーホリで人生リセット」など違った論調もある。今日は、僕の「オススメ学歴プラン」の話をしてみたい。(写真は立教大学第一食堂)
「学歴」は何の略?
まず、「学歴」という言葉に
#36 「脇目もふらず」なんてみっともない
亥年だった1995年に、友人から届いた一通の年賀状の文面をはっきりと覚えています。「イノシシみたいに脇目もふらず突っ走るなんてみっともない」。目的に向かってまっすぐ突き進むイノシシのようには生きたくないという彼の人生哲学でした。28年も前の一通の年賀状の文面を覚えているとは、よほどのことです。
村上春樹マインド
この年賀状は大学4年生の時にもらったもので、差出人は高校生時代、兵庫県立神戸高校の
#32 ダルムシュタット工科大学
明日でドイツに着いて10日になります。このあたりで、住んでいるダルムシュタットの街と、来月から研究員(日本的には博士後期課程院生)になる、ダルムシュタット工科大学(Technische Universität Darmstadt)を写真と共に紹介したいと思います。
ヘッセン州ダルムシュタット
ダルムシュタットはドイツの空の玄関、フランクフルトから南へ30kmのところにあります。日本からドイツへ