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ゆとり

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孤独な時代の困難への立ち向かい方

孤独な時代の困難への立ち向かい方

ゼロベースで何かに新しいことに取り組むことは非常にエネルギーのいることだと思う。目をキラキラさせて、「こんなことがしたい!」「こんな夢がある!」といったように、次の未来を考えているときは、良い世界しか見えていないことが多いけど、実際に一歩足を踏み出したら、訳の分からないことばかりかもしれない。もしかしたら、その先は崖っぷちかもしれない。

特にこのコロナ禍で、周囲のサポートを受けにくい”孤独の時代

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凡人が「天才に勝つための戦い方」を必死になって考えてみた。

凡人が「天才に勝つための戦い方」を必死になって考えてみた。

『自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。なければなお良い。今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを超えた、決意の凄みを見せてやるというつもりでやればいいんだよ。』(岡本太郎)

僕にとっての決意とは、「センスの正体」を徹底的に考え、天才と呼ばれる人たちに真正面から勝負を挑むということだった。

そこで今回は、「センスの正体」である「身体を思い通りに動かす技術」を向上さ

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自虐をやめられないのは、あなたの心が弱いわけでも能力が低いわけでもなくてね、

自虐をやめられないのは、あなたの心が弱いわけでも能力が低いわけでもなくてね、

早速本題に入りますが、自虐をしてしまうのは決してあなたの心が弱いとか能力が低いとか何かにおいて人より劣っているからではありません。あなたが自虐をしてしまうにあたり、「あれのせいだな」とパッと思いつくような原因は、本当の発端ではないのです。認識しづらいところに問題があり、それゆえに自虐をせざるを得ない。

その問題を言い当てても、あなたの自尊心が脅かされることはないでしょう。ご安心ください。しかし、

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夢を諦めさせてくれた人

夢を諦めさせてくれた人

先生へ

ご無沙汰しています。さとうです。
と言ってもおそらく、先生はもう、僕の事を覚えていないと思います。
最後にお会いしてから、もうすぐ10年が経とうとしています。

僕は約10年前、先生から脚本を学んでいました。
10年振りにこうして文章を書いているのは、理由があります。
どうしても、先生にお伝えたいしたい事があります。

1人に向けて書くんだよ。たった1人に

まず、その前に僕の事を思い出

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一人つらいこと抱え込む、あなたのその強さに賞賛を。

一人つらいこと抱え込む、あなたのその強さに賞賛を。

つらいことをひとり抱え込む人ほど、強さを秘めている。
抱え込めるのは、強さがあるから。
あなたが口をつぐんで心の中に抱え込んだその言葉は、相手を傷付けたくなかったり、場の空気を壊したくなかったり、周りを気使う優しい気持ちがあるからこそ。

*

いつも素敵な投稿をされる凪菜さんが、やっぱり素敵な投稿されていて、私も抱える強さについて書きたいと思ったのです。

自分で抱え込むよりも
そんなの投げ出し

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自分を大切にするって、どんなことだろう。

自分を大切にするって、どんなことだろう。

メンタルが悪かったとき、生き急ぐように、我が身を削るように、生きていたと思います。
ゆっくりしたペースで生きると何だかムズムズして落ち着かなくて、自分の命燃やすように生きることが何だか気持ちよかったのです。
それは自分に向き合うことの先延ばしの意味もあったんだろうし、私こんな無茶できちゃうんだよ!と、少しドヤ心があったように思うのです。

*

皆さんの記事を読んでインスピレーションが降ってくるこ

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「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

仕事を辞めるときも、恋人と別れるときにもよく「価値観がちがう」という理由があげられるけど「なんの価値?」と聞くと、答えられないことが多い。

「選ぶものがちがうから不快」という不満のなかには、自分が譲れない大事なものがあるから、解像度を上げてちゃんと知ったほうが後々のためにいいのにな、と思う。

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たとえば仕事で、「成長を求められるのがいやだ」と不満を感じて、自分は毎日毎

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同じ星の人、別の星の人

なんかわからないけど気が合う、またはどうにもこうにも気が合わない、という人に会ったときにいつも思うことがある。

多くを語らなくてもなぜだか言いたいことがわかる人に「同じ星の人」、どれだけ会話をしてもお互いに何を言ってるかわからない人には「別の星の人」だ、と思う。

ほとんどの人は別の星からきているので、ときどき同じ星出身の人に会えるととてもうれしい。共通言語を思い出したように言葉がたくさん出てく

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あらゆることを肯定して生きるということ

あらゆることを肯定して生きるということ

私は、自分が好きなものを全力で『好き』と言ってまわるのが好きだ。

いいものがもっと多くの人に見つかってほしいし、同じものが好きな人と『いいよね』『最高だよね』と言いたい。

でも昔からそうだったわけではなくて、思春期はもっとひねくれていて自意識も過剰だったので、何かを否定する方が自分が優位に立てると無意識に感じていたような気がする。

他者を否定することで、自己を肯定する。

これは麻薬のような

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センスを育むために必要なもの

センスを育むために必要なもの

『 "読む"ができる人は必ず "書く"もできる』

これは私の中で確信していることのひとつです。

そしてこの考え方の根底にあるのは、センスはインプットとアウトプットの総量によって育まれるということ。

たくさん読んできた人は、自分の中に独特のリズムと美意識を形成しているので、いきなり書かせてもリズム感のある文章を作ることができます。

そして漢字とひらがなのバランスや語尾のバリエーションなど、何

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他人への想像力とは、知識、能力と態度。

他人への想像力とは、知識、能力と態度。

最近、「想像力」という言葉を耳にする。わたしもよく使う。

大きなお城とか壮大な冒険を描く能力とはまた別の、他人を慮る能力という意味だと理解している。

でもけっきょく、他人への想像力ってなんだろう。

「他人への想像力がない」という批判に、もう一歩踏み込んでみる。他人への想像力がない人は、具体的になにが欠けているのだろう。想像力には、何が必要なのだろう。

わたしは、「他人への想像力=知識 ×

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加点方式で生きる。

加点方式で生きる。

世の中には、加点方式で生きている人と、減点方式で生きている人がいる。

今を0点として、100点を目指すのが前者。

私はこのタイプで、あれができるようになった、これができるようになったと、加点をして生きている。

一方で、目標を0点として、今をマイナスで捉えるのが後者だ。

完璧な状態から、あれができていない、これができていないと減点して今を分析する。

心理学的に、人はネガティブな情報に動かさ

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人と関わるとき、しないと決めていること

人と関わるとき、しないと決めていること

私は人と関わる際にしないと決めていることがあって

それは、相手を否定すること。

「え!それは違う!」とか

「絶対やめたほうがいいって!」は

冗談でも言わないようにしている。

相手の考え方がどれだけ自分と違っていても

そうなんだね、うんうんって聞くし

相手が決めたことを知らせてくれたら

めちゃくちゃ応援する。

例外があるとすれば

その子の心身の調子が明らかに悪いときは

本当にそ

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