最所あさみ

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最所あさみ

「知性ある消費を作る」をミッションに掲げ、日々考えたことを「思索綴」というマガジンに綴っています。海外小売の情報などはCEREAL TALK @cerealtalkjp のnoteでShopifyアプリ研究などを執筆。Podcastもやっています!時々野球noteも⚾️

マガジン

  • 思索綴

    消費と文化、哲学と営み、人の世の希望と悲しみについて考えを巡らせていくマガジンです。本を読んで考えたこと、まちを歩いて感じたこと、人との対話で学んだことなどを言葉にしていきます。 <毎月更新>今月読んだ本一覧(毎月5〜8冊程度)

  • #お店 記事まとめ

    • 2,483本

    思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。

  • 【note公式】「ガジェット」で #買ってよかったもの

    • 98本

    ショッピングカテゴリ上で紹介している「#買ってよかったもの」特集掲載記事の中で、ガジェットにまつわるおすすめ記事を集めたマガジンです。このマガジンに格納された記事は、ショッピングカテゴリのページ上で自動的に表示されます。ショッピングカテゴリページ:https://note.com/topic/shopping

  • 本と映画と、エトセトラ。

    読んだ本・観た映画について気まぐれに。 (photo by tomoko morishige)

  • 【note公式】「コスメ」で #買ってよかったもの

    • 8本

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最近の記事

エンタメの「短期的効用」と「長期的効用」

長年ディズニーランドから足が遠のいていたのだけど、ここ最近立て続けにランドとシーに行ったら自分の中で新しい発見があったので備忘録としてまとめておきたい。とりあえず人生に疲れたら全員ディズニーへ行け!

    • 自分の信じる価値観への葛藤

      三島由紀夫、吉本隆明、城山三郎。戦前生まれの作家、特にもっとも多感な10代の頃に終戦を迎えた作家たちは、自分の信じてきたものが一夜にして覆される、という体験の衝撃を生涯かけて書き続け、書くことで自問自答していたようなところがある。生まれてからずっと当たり前とされてきた価値観は、もはや「信じる」という意識すら越えて、私たちの骨身に染み込んでいる。今の価値観の延長線上で変化することはあれど、根底から覆ることなど未来永劫ないだろう。私たちは無意識にそう「信じて」いる。 けれど、実

      • コミュニケーションとしての旅行

        「一人旅って、何が楽しいの?」 これまで自分の頭では思いもつかなった質問に、思わず頭がフリーズした。生きとし生けるすべての人間が、一人旅を好むまでいかずとも、憧れをもったり、好意的に感じているものだと思い込んでいた。 なるほどこの世界には、一人で旅行して何が楽しいんだろう?と思っている人たちもいるのか! それは思いがけない発見だった。 私は逆に人と旅行しようと思うことがあまりないので、一人旅がデフォルトだ。行き先によっては、たまに人と一緒に行くこともあるけれど、わかり

        • 正しさよりも、正直さを

        エンタメの「短期的効用」と「長期的効用」

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        • 【2023年】「今月読んだ本一覧」一年分まとめパック
          10本
          ¥580

        記事

          私の繊細で陰鬱な部分を預けられる人

          私の繊細で陰鬱な部分を預けられる人

          物語は、「私」を拡張させる

          小説を読む。映画を観る。 ともすれば、「趣味」「娯楽」として片づけられてしまうもの。効率やわかりやすさが求められる社会において、それらは余剰の多すぎる情報でしかないと捉える人もいるかもしれない。 たしかに、一冊の本を数日かけて読む、一本の映画を2時間かけて観る、それだけの時間を費やすだけの費用対効果を示すのは難しい。同じ時間を資格試験の勉強に費やすなり、仕事にまつわる情報収集をするなりした方が収入やキャリアアップにつながりやすい、わかりやすく「有意義な」時間の使い方かもし

          物語は、「私」を拡張させる

          命の尊厳

          十何年かぶりに、「アルジャーノンに花束を」を読んだ。 初めて読んだのはたしか中学生だった気がする。ユースケ・サンタマリア主演でドラマ化されたのを見て、子供心に「原作を読んでみたい」と思い、手に取ったことを覚えている。 当時どの翻訳版を読んだのかも忘れてしまったけれど、読み進めても読み進めても一度読んだことがあるような気がしなくて、初見のような気持ちで読んだ。あの頃の私は、子ども心にこの物語をどう受け取ったんだろう。 「アルジャーノンに花束を」は、知的障害を持つ青年が手術

          私はずっと、この「やさしさ」がほしかった

          「夜明け前が一番暗い」。有名なイギリスのことわざだ。その引用からはじまる「夜についてのメモ」は、「でも、夜がなければ私たちは地球の外に目を向けることもなかったでしょう」と続く。上白石萌音ちゃん演じる藤沢さんが少し緊張が入り混じる声でたどたどしく読み上げられるその言葉たちは、じんわりと私の心を包み、聴いているうちに静かに涙が流れ出ていった。 映画「夜明けのすべて」には、大きな物語の起伏はない。 にもかかわらず、私は気づけば物語のあらゆる場面で静かに泣いていた。あるときは気持

          私はずっと、この「やさしさ」がほしかった

          「解釈」の暴力性

          私はドラマや映画の感想を書いたあと、SNSに投稿する際は公式アカウントに発見されるようなメンションやタグを極力つけないようにしている。同じものを見た人同士で感想を共有するためにハッシュタグをつけることはたまにあるけれど、それもできれば公式側にはあまり見つかりたくないと思っている。 見られて困ることが書いてあるわけではない。私は褒め称えたいを思ったときにしか文章を書かない。なので、基本的には見つかって喜ばれるタイプの感想を書いていると思う。 それでもあまり積極的に公式側に見

          「解釈」の暴力性

          今月読んだ本一覧(2023.11-12)

          やっと私の2023年が終わる!笑 11月と12月に読んだのは全部で6冊でした!

          今月読んだ本一覧(2023.11-12)

          「何を言うか」より「何を言わないか」が長く発信を続ける強さをつくる

          先日、けんすうさんのこんな投稿を目にした。 寄付をしたことをあえてSNSで発信しない人の考え方がとてもわかりやすくまとめてあるので、自身の影響力の大小に関わらず、ぜひ多くの人に読んでみてほしい。もし自分が多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーとなったとき、こうした「何を言い、何を言わないでおくべきか」の判断に常にさらされることになるからだ。 巷には、フォロワーを増やすために「何を発信するか」を指南する情報はいくらでも溢れている。けれど、トラブルに巻き込まれたり自分が疲弊

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          「何を言うか」より「何を言わないか」が長く発信を続ける…

          「いちばんすきな花」で描かれたこと、描かれなかったこと(描いてみてほしかったこと)

          すでに一月期のドラマが始まっているこの時期に、遅ればせながらドラマ「いちばんすきな花」の話。 もともと「silent」が好きだったのもあり、とても楽しみにしていたし実際に楽しめたドラマだった。内容とは別に、メインテーマの曲もとてもいいなあと思って調べていたら、サウンドトラックも「silent」と同じ方が担当されていてびっくり。さらによくよく見たら、私の大好きな「いつかこの恋を思い出して、きっと泣いてしまう」「アンナチュラル」「石子と羽男」も同じ方がサントラを作曲されていたー

          「いちばんすきな花」で描かれたこと、描かれなかったこと(描いてみてほしかったこと)

          大学で学んでおきたかったこと

          人生において後悔はほとんどないのだけど、数少ない「時間を巻き戻せたら」と思う時期が大学時代である。何回やり直してもまた勉強そっちのけで遊び呆けるだろうし、その頃の蓄積が今につながっているとも思うので「もっと勉強しておけばよかった、本を読んでおけばよかった」などと月並みなことを言うつもりはない。自分の興味のある分野について学ぶことも、あの当時はちんぷんかんぷんなまま読み飛ばしていた本を改めて読み直すことも、あとからいくらでもできる。 ただ、大人になってからより真剣に「学ぶ」に

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          大学で学んでおきたかったこと

          今月読んだ本一覧(2023.10)

          いまだ2023年を生きている!!!早く2024年に追いつきたいと思いながら10月に読んだ本をプレイバックしていくぜ!!みんな着いてきてくれよな!!!10月はなぜか重たい本ばかり読んでいたので感想をまとめるのも体力が必要とされて大変だったぜ!!!!

          今月読んだ本一覧(2023.10)

          人を育てるということ

          先日、スタバで仕事をしていた時に席を探している高校生の女の子4人組を見かけた。私が座っていた席からひとつズレればちょうど4人席がつくれる状況だったので、「あの、もしよかったらズレましょうか」と声をかけてみた。 「ありがとうございます!」ととても感謝され、4人組の女子高生たちは私の隣で小鳥が囀るようにおしゃべりし、帰る時にまたお礼を言って帰って行った。 そのときにふと思ったのは、

          人を育てるということ

          金輪際表れない完璧で究極のアイドル・中島健人への感謝と尊敬と信頼と、恩返しとしての応援と。

          ケンティが、グループを卒業する。 そんな選択肢があること自体、すっぽり頭から抜けていた自分にまず驚いた。「ケンティ」と「卒業」のワードがどうやっても結びつかなくて、現実を受け止めるとかではなく、その一歩手前で新たな概念として自分の頭に理解させるのに苦労した。 ケンティの、そつぎょう。それって、つまり、どういうこと──? ケンティは、ずっと同じ場所で光を放ち続けてくれている北極星のような存在だ。もちろん、生身の人間だからいつか結婚もするかもしれないし、アイドルを引退する日

          金輪際表れない完璧で究極のアイドル・中島健人への感謝と尊敬と信頼と、恩返しとしての応援と。