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不登校にお悩みの方へ

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不登校に関する記事をまとめています。不登校って悪いこと?いや、全然違います。まず、読んでみてくださいね♪
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自分で自分を回していくしかない

自分で自分を回していくしかない

 時々とんでもなくヤル気が出ない。深掘りする癖があり自分でどんどん落ち込んでいく。仕事以外の人との関わりを最小限にしている。好奇心だけは旺盛。でも素で打ち砕かれるのは怖いから、仕事の仮面を被っている…

 そんな私が生きていくには、人を頼る訳にはいかないから、自分で自分を回していくしかない。思えば子どものころは「教室」っていう小さな箱の中に人がいっぱいギュウギュウ詰め。そこにずっといなさい、って言

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先生だけど"勉強"嫌い!

先生だけど"勉強"嫌い!

 私は"勉強"が嫌い。英語の先生を20年していても、断言出来る。
「勉強キライ!」

 でもそれを言い続けてたら、考えることを忘れてた。
"勉強"ってなんやったっけ?

言葉って意外と大事

 20年の間にたくさんの子どもたちと出会って、観察して、我が子を育てて…その間に単純にみんなが唱える「勉強」って言葉ってなんやろ、って思い始めた。そういう言葉ってないですか。「思いやり」とか「仲間」とか「絆」

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次から次へと...

次から次へと...

 スピーキングテストって、正直難しいんです。
英語の面接担当してると「この子、英語を話してる」って思える子は50人に一人いるかいないか。後は覚えてきたこと喋ってるだけ。
会話は成り立ってるけど、「使えている」感はゼロ。
見た感じ話せてるし結果は合格だけど、それはテスト用の技術に感じられて仕方ない。
 私は教える側でもあるから、そのコツを教えるのは簡単。それも知ってるから、この「スピーキングテスト」

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「失敗させない」んじゃなくて、「した時どうするか」じゃない?

「失敗させない」んじゃなくて、「した時どうするか」じゃない?

子どもたちが小さい頃、時々「学校のプリントが無くなっちゃった〜!」と泣いていた。「ノープロブレーム、こうすれば大丈夫」と、元のプリントを真似て一緒にせっせとプリントに似た物を作っていた…

 …そして数年後。「あ〜!〜の申込書が無い〜!」と言う私に子どもたちが冷静に「作ればいいじゃんっ!」うむ、なるほど。ブーメランみたいに返ってくるもんだな。

 お茶碗割るのも、お味噌汁こぼすのも、仕方ない。でも

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生きる意味はそこら中

生きる意味はそこら中

 私は「問い」の多い人生を歩んできた。多分生まれた時から私は問い続けている。幼い頃から母や父に兄弟に、思いつくことは何でも尋ね続けていた。兄弟の会話の中では「もし〜だったらどうする?」という話が多かったし、食後にもずっと食卓に残って家族でそんな話をしていた。

 あの時間が大好きだった。

 学校や公の場では時間の流れや他の人の心ない言葉が怖くて、「問い」は心に押し込んだ。そして大人になって海外に

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「ごんぎつね」を忘れない

「ごんぎつね」を忘れない

 子どもの頃、勝手に人のことを決めつけて叱る大人が嫌いだった。そんなつもりない、って子どもの立場では言えない関係性を作っておいて、頭ごなしに叱る。とんでもない話。

 しかし大人になってみて、その大人の事情もわかる様になってしまった。大人としての責任を背負い過ぎている時こそ、その状況に陥りがちだ。大人を背負い過ぎている人は、子どもからバカにされないか、なめられないか。いつもドキドキしてる。そして、

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Don't stop thinking.

Don't stop thinking.

 小学校英語、4年生の教室。今日のトピックは文具。Do you have ...?という表現がキーフレーズで、それに伴い文具の単語を学ぶ。
 私は補助の英語講師だから、英語的指導を請け負っている体。日本語は極力話さず音声教材でいて欲しい、という立場ではあるが「英語教育専門」としてそこにいるならば、私にはもっと伝えておかなければいけないこともある。誤解されがちだが、語学は音声や表現、語彙だけではない

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家庭というシェアハウス 

家庭というシェアハウス 

私は寮母さん

 子どもが大きくなったら家族がシェアハウスの住人みたいになったらいいな、って思っていた。家事をする人、勉強する人、仕事する人、みたいな分担ではなく、みんながそれぞれ「生活する人」として生きる場所。
 そしてこの空間は、リラックスして話せる人が集う場所。一人でいるにはちょっと淋しい時に気軽にリビングに集まって話せるし、一人になりたい時はなったらいい。
 家族とは言え人同士。距離感も大

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日本の若者はグローバル社会を生き抜けるか

日本の若者はグローバル社会を生き抜けるか

世界の若者たち

 先日ウクライナから日本に来ている学生たちと話す機会があった。18-19歳の学生たちは日本語も勉強中ではあるが、主な意思の疎通は英語を使って行った。彼らが話す英語を聞きながら、「話している」と感じた。自分自身のことや、日本に来て感じたこと。ウクライナという国のこと。表情豊かに話す彼らの言葉から言葉以上のものを感じて、更には一人一人の人柄や経験もよくわかった。聴いていて楽しかったし

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自分に必要のない言葉を学ぶこと

自分に必要のない言葉を学ぶこと

 私は語学講師で、英語の指導は通算20年近く。0歳児から人生の先輩方までほぼ毎日楽しく学習に携わっている。時々オンラインで日本語学習者との交流も楽しみながら…改めて語学って誰にでも与えられたチャンスだよな、と実感。出来不出来ではなく、得意不得意でもなく、敢えて言うなら興味を持つか持たないか、また使ってみるかみないか、それで分かれていると思う。会話する語学に関して言えば、本当に語学は誰にでも開かれた

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「当たり前」をぶっ壊す

「当たり前」をぶっ壊す

 初めて単身で海外に行った時、自分が信じてきた「当たり前」がぶっ壊される快感があった。私が日本で暮らす間に感じていた違和感は、やっぱり間違っていなかったとわかったから。

私は性格的に納得しないと動けない。

だから、サーッと表面を撫でる様な授業から学べなかった。大人になって小学校で習った算数の公式の仕組みを友達の先生に習って初めて、算数っておもしろいと思った。公式だから覚えろって言われても、なぜ

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学びの本質

学びの本質

 私の英語教室は、モットーを『英語を嫌いにさせない』に絞っている。『好きにさせたい』と思っていた時もあったけれど、それも含めて私は子どもたちの主体性を大切にしたいと思っている。何を好きになって何に興味を持つか、それに私が関与するのはおこがましいと思うからだ。子どもたちに出来るだけ自然な環境を作って、何を選ぶのか何をすきになるのかを一緒にワクワクしながら眺めていたい。そうしている間に英語を別に「好き

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子どもを伸ばす親の行動

子どもを伸ばす親の行動

 私は英語教室を運営しながら小学校の英語指導、親子えいごサークルを企画して日々多くの子どもたちとコミュニケーションをしています。そこで見える子どもたちの姿、そして保護者の方から寄せられるお悩みや不安を通じて今子どもたちに必要な環境は何かを考えています。

 毎朝子育て関連や教育関連の記事や本を読むのが日課になっていますが、その中でも今朝見つけた記事に心が大きく動かされたのでこちらにシェアさせていた

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