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不登校にお悩みの方へ

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不登校に関する記事をまとめています。不登校って悪いこと?いや、全然違います。まず、読んでみてくださいね♪
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#英会話

新時代の学び 気づいたもん勝ち

新時代の学び 気づいたもん勝ち

 「最近中学校で教科書の全訳が配られている」と聞いた。
訳に至るまでの過程が語学の楽しさ。それをただ配られて試験の準備をするだけなんて。語学の楽しさを伝えたいと思っている私の様な講師にはにわかに信じがたい。そういえば、よく英検の長文とかリスニングの話をすると「そんな会話ありましたっけ?」って言う子がいるけど、内容を味わわずしてテクニックだけで解いたのか、って驚く。
 
 資格試験も受験も必ず攻略法

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子どものことは子どもに聞け

子どものことは子どもに聞け

 英語教室で、私は下は0歳から上は一応中学生で送り出す様にしている。(その後ご要望があったら、その先もう少し続く…) だから、同じお子さんの成長の根っこの時期を十数年、かなり長い間一緒に見守らせていただくことになるのだ。

カオスの中の英語はリアル

 幼児でやってきて、教室の中を歩き回ったり突如ゴミ箱の上に立っていたり。トイレに行ったかと思ったら全然出てこない…水道がいつの間にか出しっぱなし…英

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英語って本当は平等

英語って本当は平等

 一つの小学校、今年度終了。今年は3年生と4年生全クラス関わっていたけれど、学校英語の違和感に押され気味の、私にとってはちょっぴり苦い年だった。なんでも言われた通りに機械みたいに出来れば良いけど、想いがあると難しいこともあるね。

 高学年は担当しないので、2年お付き合いのあった4年生はこれでお別れ。最後に伝えた。

「私が小学校にいる理由は、皆さんに伝えたいことがあるから。英語が苦手とか、英語習

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英語のハードル

英語のハードル

夏休み前最後の授業

 小学校でこの学年の英語の指導をし始めてから2ヶ月。月に数回のペースで会っていた子どもたちとの信頼関係も、昨年から関わっている4年生ではより深まっている気がする。廊下で会うと "Hello, Ms.Koyama!"と多くの子どもたちが声をかけてくれるし、怪我をした指を見せてくれたり、「おじいちゃんに習った」と英語のフレーズを聞かせてくれたり、今日の服の色一緒だね、ってニコニコ

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英語教育の崩壊〜苦手意識の加速〜

 英語教育のことをあれこれ書いているけれど、学校教育の中では生徒の「苦手意識」が加速しているという話をあちらこちらで耳にする様になった。2011年、英語を意識した「外国語活動の本格的な導入」に胸を躍らせ小学校現場に入った私。あの時専門家の方々が言われていた「きっと格差を産むだろう」という言葉を心に留めてはいたけれど、10年後にここまでになるとは…一旦ブランクを開けて再度小学校に入った今年。何も変わ

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日本の若者はグローバル社会を生き抜けるか

日本の若者はグローバル社会を生き抜けるか

世界の若者たち

 先日ウクライナから日本に来ている学生たちと話す機会があった。18-19歳の学生たちは日本語も勉強中ではあるが、主な意思の疎通は英語を使って行った。彼らが話す英語を聞きながら、「話している」と感じた。自分自身のことや、日本に来て感じたこと。ウクライナという国のこと。表情豊かに話す彼らの言葉から言葉以上のものを感じて、更には一人一人の人柄や経験もよくわかった。聴いていて楽しかったし

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45分間のマジック

45分間のマジック

めあて

 ご一緒している先生方には本当に申し訳ないのだが、私は自分自身がメインとなって活動をする際に「めあて」を設定しない。めあてを設定した時には、既に活動にガイドがバッチリある気がして。私自身は子どもたちがこの授業から何を見つけ出すか、それも楽しみの一つなので自己満足ではあるのだが、最後にそれを一緒に味わえたら良い、と思っている。

 これは私自身の考え方で、めあてを否定するつもりはなく、どち

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「もしも」を本気で考えたら

「もしも」を本気で考えたら

 

「もし100万円あったらどうする?」

こんな会話が、子どもの頃とても好きだった。夢があるし、いろいろ思い巡らすのが楽しかった。兄弟でよくこんな「もしも話」をした。
 英語の先生になっても、こんなもしも話から、どんな時に本気で怒る?最後に爆笑したのはいつ?みたいなことを生徒の皆さんに尋ねては困った顔をされる。
習慣のない方にとっては自分の内面をこんな形で探検するなんて、面倒臭い作業でしかない

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伝える仕事

伝える仕事

 今年21歳になる娘が3歳の時に、娘と自分のために始めた「親子えいごサークル」。市の施設で十数年続けてきたのが、コロナでストップ。

 約2年振りに昨年12月から @coliving.tamaree にて復活を遂げました。実は0歳児から私の親世代までの皆さんと英語をご一緒する中で、一番難しくて興味深いのがこの「親子えいご」。というのも、この年齢の子どもたちは正直そのもの。私への遠慮も忖度も気遣いも

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管理慣れ

管理慣れ

「夢」を持たせよう、語らせよう、という角度からの教育を見ながら、なんとなくモヤッとしていた。

夢って「持て」って言われて持てるもの?
優しさって「優しくなれ」って言って得られるもの?

「こうすべき」「するのが普通」ってが溢れ過ぎて、子どもたちは夢を語る時も大人に尋ねてくる。

小学校英語で将来の夢のスピーチを作る時

「先生、夢はこれでも良いですか」
「は?!」

誰かに認められて初めて自分の

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「なんで?」の正しい使い方

「なんで?」の正しい使い方

 私の英語教室では、まず英語のマインドをゆーっくり一緒に体感していく。全員が小学校に入ったばかりの1年生のクラス。学校に馴染んでいけばいく程、「みんな一緒がいい」という価値観を学んでいく。
それはそれで良い。

 でも週に一度の50分、この場所では「みんな違ってみんな良い」を本気で体感する。

私:Do you like rabbits?
Students: Yes, I do. / No, I

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