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地方出身、米国留学、上京16年、直近は親子で奄美大島離島留学。 元教員、大学院も教育学…

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地方出身、米国留学、上京16年、直近は親子で奄美大島離島留学。 元教員、大学院も教育学、常に興味は教育。 親・子・旧友・ママ友・上司・変人(笑)・最近はZ世代に教え教えられ、支え支えられ。 日々勉強不足に反省中。 こんな私でも役立つ情報発信ができれば…楽しい毎日に?

マガジン

  • 家族小ネタ

    家族、特にモノ言えない子どもたちに犠牲になってもらい、最大限に彼らのプライバシーに配慮して日々の小ネタを綴っています。一応娘には読んで聞かせています。怒ることが多いけど。笑。

  • ランゲージ・アーツ講座

    本職、「ランゲージ・アーツ」の記事です。「言語技術」とも訳されますが、それに特化した概念が学校教育から欠けている!…と感じる昨今。大人も子どもも自分の言語スキルを上げるために何ができるかを改めて考えたくなる記事にしたいと思っております。

  • 学校教育関係小ネタ

    現代教育の基礎知識!…な~んて語れるほどのネタは持っていませんが、日常の中で思う学校教育に対する話をまとめています!!

  • 奄美大島小ネタ

    2020年~2021年の奄美親子離島留学時の想い出とそれにまつわる回顧録。当時現地で描いていたブログのアーカイブです。

記事一覧

ママ友との分岐点:ママ友で終わるのか友だちになれるのか

ランゲージ・アーツの普及記事準備も進まないが、奄美時代のブログのお引越しも同じ…もうなんでも良いから、ブログはコピペしてそのままアーカイブ化しようかな…でもレビ…

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2年前
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To have a late-born baby or not, that is the question:高齢出産・高齢育児のリアル

私は娘を35歳の時、息子を40歳の時に(しかもその41歳前月!)に産んだ。紛れもない「高齢出産」族。しかも娘と息子との間の5年間で計3回稽留流産を繰り返したため、息子が…

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2年前
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Quantity vs. Quality:「いいね!」や「♡」の数を求め続けること

話題の本「スマホ脳」を(間違えてデジタル版で購入したので)iPad miniで読んで中毒なう!になっている、本末転倒女です。 米国フェイスブック社とその傘下のインスタグ…

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2年前
1

世界はアーツなモノにあふれてる

三浦春馬さん。お空の世界でおげんきですか。去年私たちがあなたの旅立ちを知った時からもうすぐ1年になろうとしていますが、元々ファンであった者にとっても、特別そうで…

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2年前
2

「ここは今からランゲージ・アーツです」

昨日は娘の小学校の担任の先生とおこなう個人面談。「ここ倫」の寡黙で色気ムンムンの「タカヤナ」ほどではないけど、まあイケメン先生笑。逆におしゃべりな元気印。 個人…

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3年前
2

暗殺と政治と政策:GIGAスクール構想のアフターは現場任せですか

物騒なタイトルだなぁ~。 昨日のNHK大河ドラマ「青天を衝け」のラストは、徳川慶喜を支えた平岡円四郎の暗殺。享年43歳。「タラレバ」だが、彼が生きて慶喜を支え続けて…

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3年前
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AO入試がなくなる日…というか、厳密にはもうない!

すっかり忘れていた! コロナにばかりどうしても目が行ってしまった2020年度は、「100年に1度スケールの教育改革(もしかすると改悪)」と言われていて、 〇 センター試…

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3年前
3

「+1の挨拶」ができる大人になるということ

得意の「忍者タートル」写真。離島留学の前年の夏に二人で下見に行ったときのもの。小2の夏だからなんか幼く感じる娘… 私たちが1年数か月暮らした家があるのは娘の指先…

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3年前
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「運動会」娘が負けた日:徒競走は男女混合であるべきか

平成18年6月 文部科学省「学校における男女の扱い等に関する調査」 文部科学省が平成18年に行った調査である。学校教育活動において男女の扱い等について集めた様々な事…

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3年前
9

東京の運動会・奄美の運動会・アメリカの運動会

週末は運動会。延期・キャンセルが続く学校行事。とにかくこのご時世で開催してくれるとは大変有り難いことである。先生方、その決断と苦労に感謝感謝。 それでも形を大分…

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3年前
1

友だちは多い方がいいのか

奄美を去る日。空港で娘の担任の先生一家からいただいたプレゼントの絵本。この本と、奄美でできた仲間たちに作ってもらった赤いメッセージブックの2つを離陸が遅れていた…

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3年前
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ウチの息子は「まだ未知」です(男の子の育て方)

↑減反された奄美の地では珍しい「田植え」の体験をさせてもらえるせっかくの機会だったのに、慎重な息子は泥に入れず…1時間ずっとこのままみんなを見守った笑。そっちの…

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3年前
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いよいよ始まった離島留学生活(ライフw/ハブ)

こうやってみると、犯罪者か忍者タートルズのような家族写真。 とにかく詰められるだけ詰めた最低限の生活用品をゆうパック(離島料金がない分一番安い)で東京から輸送。…

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3年前
4

ウチの娘は面白い…

「うちの子は可愛い(さすがに家庭内で)」とか「うちの子は生意気で」とか「うちの子は恥ずかしがり屋で」とか、そういう言い回しは耳にするが、我が家の場合「うちの子(…

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3年前
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ランゲージ・アーツワークショップの企画人、noteを始めてみた!

2020年、東京を離れて親子で奄美大島に離島留学をし、それまで走らせ続けてきたお仕事をちょっと休憩(翻訳などなど)。この時間を有意義に使って思いっきりやりたいこと(…

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3年前
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鶏を捌く「命の授業」 〜エピローグ〜

予想以上に熱くなり、長々と続いてしまった「命の授業」シリーズ。元々2020年に書いていたブログをアーカイブにしながら追記する形をとっているので…長くてすみません。 …

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3年前
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ママ友との分岐点:ママ友で終わるのか友だちになれるのか

ママ友との分岐点:ママ友で終わるのか友だちになれるのか

ランゲージ・アーツの普及記事準備も進まないが、奄美時代のブログのお引越しも同じ…もうなんでも良いから、ブログはコピペしてそのままアーカイブ化しようかな…でもレビューもつけたいのにな…

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(2020年02月22日ブログ記事より)

タイトル:子育てとママ友と情報(部屋とYシャツと私?)

前回のブログでワークショップの開催候補日をアナウ

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To have a late-born baby or not, that is the question:高齢出産・高齢育児のリアル

To have a late-born baby or not, that is the question:高齢出産・高齢育児のリアル

私は娘を35歳の時、息子を40歳の時に(しかもその41歳前月!)に産んだ。紛れもない「高齢出産」族。しかも娘と息子との間の5年間で計3回稽留流産を繰り返したため、息子が産まれた時は「満身創痍」…千代の富士の引退会見の時の気持ちが180%理解できた。

高齢ママ。都会ではそれほど珍しくはないが、奄美では明らかに「長老!」。唯一3番目の子を40歳で産んだ同級生ママがいて、彼女とはとても気が合った。あと

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Quantity vs. Quality:「いいね!」や「♡」の数を求め続けること

Quantity vs. Quality:「いいね!」や「♡」の数を求め続けること

話題の本「スマホ脳」を(間違えてデジタル版で購入したので)iPad miniで読んで中毒なう!になっている、本末転倒女です。

米国フェイスブック社とその傘下のインスタグラムは、自身やフォローする人のページ上の投稿に対する「いいね」の数を各ユーザーが非表示にできるようにする機能を設けたというニュースは、先月世界中を駆け巡ったばかり。ユーザーの「いいね!ストレス」に対する考慮。

一方、昨年2020

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世界はアーツなモノにあふれてる

世界はアーツなモノにあふれてる

三浦春馬さん。お空の世界でおげんきですか。去年私たちがあなたの旅立ちを知った時からもうすぐ1年になろうとしていますが、元々ファンであった者にとっても、特別そうでなかった者にとっても、あなたの溢れんばかりの魅力と才能を再認識させられたこの1年でした。もう新しくあなたの作品、「アーツ」がこの世に出てこないのだなと思うと、その事実だけでなんて残酷なのだろうと思います。

「アーツ(Arts)」ってなんじ

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「ここは今からランゲージ・アーツです」

「ここは今からランゲージ・アーツです」

昨日は娘の小学校の担任の先生とおこなう個人面談。「ここ倫」の寡黙で色気ムンムンの「タカヤナ」ほどではないけど、まあイケメン先生笑。逆におしゃべりな元気印。

個人面談は私の勝利!あ~あ。今年は何を「ネタ」に怒られるのか(笑われるのか)なぁ~と思って半分ドキドキ半分ワクワクで行ったら、なんか拍子抜け!
もうすぐ30歳になる若い男性教諭には、まだ奄美のキラキラ空気を漂わせているハキハキ明朗活発な娘は高

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暗殺と政治と政策:GIGAスクール構想のアフターは現場任せですか

暗殺と政治と政策:GIGAスクール構想のアフターは現場任せですか

物騒なタイトルだなぁ~。

昨日のNHK大河ドラマ「青天を衝け」のラストは、徳川慶喜を支えた平岡円四郎の暗殺。享年43歳。「タラレバ」だが、彼が生きて慶喜を支え続けていたら歴史も変わっていただろうと言われるほどの影響力をもち、彼が見出した渋沢栄一は「この人は全く以て一を聞いて十を知るといふ質で(中略)暗殺せられてしまうやうになつたのも、一を聞いて十を知る能力のあるにまかせ、余りに他人のさき廻りばか

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AO入試がなくなる日…というか、厳密にはもうない!

AO入試がなくなる日…というか、厳密にはもうない!

すっかり忘れていた!

コロナにばかりどうしても目が行ってしまった2020年度は、「100年に1度スケールの教育改革(もしかすると改悪)」と言われていて、

〇 センター試験が廃止され、新大学入学共通テストへ

〇 その大学入学共通テストへの英語民間試験の導入(大臣の「身の丈」おバカ発言)→のはずが見送り

〇 さらに大学入学共通テストへの「記述式」の導入 →これも結局見送り・先送り

〇 新学習

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「+1の挨拶」ができる大人になるということ

「+1の挨拶」ができる大人になるということ

得意の「忍者タートル」写真。離島留学の前年の夏に二人で下見に行ったときのもの。小2の夏だからなんか幼く感じる娘…

私たちが1年数か月暮らした家があるのは娘の指先。200世帯弱しかない(しかもお年寄り一人世帯が多い)「誰もがお互いを知る」集落。この日は曇りで綺麗な海だとは写真からは判断できないけど、それはそれは一目で心奪われる見事な奄美ブルーの海に面した場所。

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「運動会」娘が負けた日:徒競走は男女混合であるべきか

「運動会」娘が負けた日:徒競走は男女混合であるべきか

平成18年6月 文部科学省「学校における男女の扱い等に関する調査」

文部科学省が平成18年に行った調査である。学校教育活動において男女の扱い等について集めた様々な事例と意見をまとめたもの。ここ10年でどちらの方向に動いたか、それとも変化がないかは不明だが、非常に興味深い。

調査事項は以下の通り。
・ キャンプや林間学校、修学旅行などの宿泊を伴う活動の状況
・ 内科検診などの身体検査の状況

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東京の運動会・奄美の運動会・アメリカの運動会

東京の運動会・奄美の運動会・アメリカの運動会

週末は運動会。延期・キャンセルが続く学校行事。とにかくこのご時世で開催してくれるとは大変有り難いことである。先生方、その決断と苦労に感謝感謝。

それでも形を大分変えねばならず、自分の子の学年の種目のみ見学することができ、応援も拍手のみ。蜜にならず立ったままの見学。団体競技と表現を各学年30分弱ずつ。午後にリレー戦をもってきて終了。お弁当は子どもの分のみで、各教室で食べる。花形種目である個人徒競走

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友だちは多い方がいいのか

友だちは多い方がいいのか

奄美を去る日。空港で娘の担任の先生一家からいただいたプレゼントの絵本。この本と、奄美でできた仲間たちに作ってもらった赤いメッセージブックの2つを離陸が遅れていた機内でボロボロ泣きで読みながら「家族を置いて奄美に私だけ残ろうか…今なら間に合う!ドラマみたいにCAさんを振り切って飛行機を降りればいいんだ!」と本気で考えました。

だって、娘は「はい!次行こう~」って感じの割り切り方だし、息子は迎えに来

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ウチの息子は「まだ未知」です(男の子の育て方)

ウチの息子は「まだ未知」です(男の子の育て方)

↑減反された奄美の地では珍しい「田植え」の体験をさせてもらえるせっかくの機会だったのに、慎重な息子は泥に入れず…1時間ずっとこのままみんなを見守った笑。そっちの方が難儀だと思うのだが。

娘の話を書いたのだから、平等に息子の話も書こうと思うのだが…なんせまだ4歳になったばかり。方向性が定まらず、キャラが不確定。まだまだ当然「未知」の存在。

息子は訳も分からないまま「奄美離島留学」に付き合わされた

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いよいよ始まった離島留学生活(ライフw/ハブ)

いよいよ始まった離島留学生活(ライフw/ハブ)

こうやってみると、犯罪者か忍者タートルズのような家族写真。

とにかく詰められるだけ詰めた最低限の生活用品をゆうパック(離島料金がない分一番安い)で東京から輸送。奄美到着日の午後に赤い車で運んできた郵便屋さんは「ここに住むの~?引っ越してきたの~?」と娘に聞いた後、次に言った言葉が「ハブに気を付けて遊ぶんだよ~笑!」

郵便屋さん①「いや~まだいないっちょ」郵便屋さん②「いや~もういるっちょ」※~

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ウチの娘は面白い…

ウチの娘は面白い…

「うちの子は可愛い(さすがに家庭内で)」とか「うちの子は生意気で」とか「うちの子は恥ずかしがり屋で」とか、そういう言い回しは耳にするが、我が家の場合「うちの子(娘)は面白い」に尽きる。それ以外の表現ができない。

そもそもこの娘のために私たち母子3人は奄美大島に(かっこよく言えば)教育留学した。移住までとはいかないが、今しかできない大事な何かを得るためには貯金を切り崩してでも奄美に飛び込んでみよう

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ランゲージ・アーツワークショップの企画人、noteを始めてみた!

ランゲージ・アーツワークショップの企画人、noteを始めてみた!

2020年、東京を離れて親子で奄美大島に離島留学をし、それまで走らせ続けてきたお仕事をちょっと休憩(翻訳などなど)。この時間を有意義に使って思いっきりやりたいこと(ランゲージ・アーツのワークショップ)をやってみよう!と意気揚々としていたところに「コ・ロ・ナ」…ちーん…

まあ、飲食業などの影響に比べたらとてもじゃないけど比にならないぐらいのつまずきでしたが、じめじめとして終わらない梅雨と慣れない新

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鶏を捌く「命の授業」 〜エピローグ〜

鶏を捌く「命の授業」 〜エピローグ〜

予想以上に熱くなり、長々と続いてしまった「命の授業」シリーズ。元々2020年に書いていたブログをアーカイブにしながら追記する形をとっているので…長くてすみません。

でもNon-Chronologicalが魅力(自負しているだけ)のこのnote。後々は自分の仕事(副業だけど)であるランゲージ・アーツに結び付く助走期間的自己紹介ですのでどうぞお許しください。

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