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「ここは今からランゲージ・アーツです」

昨日は娘の小学校の担任の先生とおこなう個人面談。「ここ倫」の寡黙で色気ムンムンの「タカヤナ」ほどではないけど、まあイケメン先生笑。逆におしゃべりな元気印。

個人面談は私の勝利!

あ~あ。今年は何を「ネタ」に怒られるのか(笑われるのか)なぁ~と思って半分ドキドキ半分ワクワクで行ったら、なんか拍子抜け!
もうすぐ30歳になる若い男性教諭には、まだ奄美のキラキラ空気を漂わせているハキハキ明朗活発な娘は高評価らしく、「お母さん、言うことないですよ!リーダーシップがあって、明るくて、僕のツボに入る子です!」というこちらが恐縮するようなお言葉を頂いた。
何度も「本当ですか…」「本当ですって」「またまた~」「いや、本当ですよ!」を繰り返したが、どうやら今年は先生がまだ騙されてくれているらしい笑。いくら仲良しとは言え、友だち男子のお〇〇〇〇を蹴り上げるやんちゃな娘に、果たしていつまで騙されてくれるか…乞うご期待ということにする。魔法が即切れそうでドキドキするが…

一方、こちらからは我が家の教育方針を説明。
①明るい子、②(笑いがとれる)アホな子、③足が速い子、であれば、小学校のうちはだいたいそれで乗り切れるから!と説得していることを言うと、「お母さん、今令和ですよ!昭和じゃありませんよ!」と爆笑。そして中学受験もさせるつもりも(予算も笑)ないこと、王道の道では勝てないしつまらないから、人と違うニッチ産業を狙ってもらいたいという夫婦の希望があることを伝えると、ポカーン( ゚д゚)!とした様子。
だが、娘がすでに中学では次の新天地での離島留学に目を付けて、そちらの公立中学への勝手に自ら希望していること、そこでやりたいことがあることを伝えた。そして親がその彼女の選択を気に入っている点は、留学中「スマホ禁止ルール」があり、「これだけスマホに(我々親も)支配されている現代社会で、中学3年間スマホに囚われず、その時間を友だちとの対話や議論、自ら考える時間、何もしないボーっとする時間(これが実は重要!)に代わりに使えることができたら、あの子の人生は本当に贅沢で豊かなものになるはずなので」と私の想いを伝えた途端、先生の目が輝いた!

「お母さん!僕、感動しました。本当にそうですね。認識改めます!いや~勉強になりました!スマホを使わない・使えない時間が贅沢だとわ!」と感動した様子。

はい、「スマホ」で落とせました~。いとも簡単に。私のマジックもまんざらではない。こりゃ~、今年度は余裕で先生と良い関係が築けそうだな…(甘い!)。

「スマホ脳」

さて、そのスマホ。
スマートフォン、タブレットを中心とした消費者動向や市場調査を公開しているMMD研究所の2020年の調査によれば、スマートフォンを所有する15歳から59歳の男女2,578人を対象にその利用時間を聞いたところ、「2時間以上3時間未満」19.2%と最も多く、次いで「3時間以上4時間未満」16.6%となったそうだ。相当な時間をスマホに持っていかれている。そりゃあ不眠にも視力の低下にも、私のように頭痛の原因にもなるわけだ。

読書時間も奪われている。確実にそれを感じる。昔ならちょっとした隙間時間でさらっと読めていた本が読めない!集中できないからだ。スマホサーファーになれた我々は、もう昔のじっくり船を漕ぎながらその世界観に浸るような読書時間を確保しづらくなったのではないか。結構これは周りで聞く話だし、少なくとも私にはその現象が起きている。
しかもタブレットも含むスマホの中には無限の情報が詰まっている。Kindleに好きな本を入れて持ち歩けば、どこにでも手軽に身軽に情報も物語も持ち歩けるので、重い単行本を持ち歩かないで済む。2004年に「ダヴィンチコード」が出た時は、揺れるギューギューの電車の中でも重い鞄を肩にかけて、プルプルとした手で持ってでも読みたかった!(そして2回駅を乗り越した笑)。あまりの「突然変異」的スピードでライフスタイルが変わり、その変化・進化についていけていないことは、最近話題の「スマホ脳」 (新潮新書)でも語られていることである。私なんてハード本を買うつもりがAmazonの設定のせいで自動的にKindle版を購入してしまったため、「スマホ脳」を(スマホではないが)iPad miniで読む羽目に!本末転倒である。

だからといって我々はスマホを手放して元の生活に戻れるのだろうか。

「グッバイ!僕の運命のヒトはスマホじゃない~」が可能か

アメリカの機関投資家らが子どものスマホ依存を危惧し、企業責任としてアップル社がその改善おこなうべきだと提言したのが2018年。うちの娘が使っているiPadもそれに対応したもので、私がパスコードを入れない限り一切のアプリダウンロードもYouTube閲覧もできないようになっている。いわゆる「ペアレンタル・コントロール」。iPhone開発者のジョブスが自分の子どもにiPadもiPhoneも触らせなかったことは有名な話だし、シリコンバレーの名だたるIT、特にSNS企業に勤める人たちも、その中毒性を知り尽くしていることから「罪悪感」を覚え、我が子には「テックフリー教育」(つまりICT機器を使わせない学校に通わせるなど)を好むという(2018年8月23日Courrie記事より)。自分たちはそこから高額なサラリーをもらっているのに、随分都合の良い話だが、持つ者と持たざる者の差。これも悲しきかな経済・教育格差の一部。

そしてこの流れの中で新型コロナパンデミックが世界規模で起き、ロックダウンやステイホームを経た後、私たちはもはやスマホ(ICT機器全般)を手放すどころか、益々依存しているのではないだろうか。教育や仕事のツールとしてではなく、「闇雲に」。代表的なのが私だ。そう言い切れる!自信を持って。

私がnoteにやって来た理由

手放せない!私の場合は仕事で使うPCと、プライベート(とは言えネットショッピングやネットスーパーでマスト)なiPad mini。無理!絶対無理。できることは、利用時間を減らすことと、少しずつハード本の読書に戻ることだろう。だがそこでもう一つ、罪悪感を消す解決方法を思いついた!この便利で手軽なデジタル機器を、私の知識と経験を発信するためのツールにするというアイディアだ。それならただ闇雲にサーフィンするだけのインプットツールではなく、有意義な情報を誰かの役に立つtipにするための、そして私の頭と活動を整理するためのアウトプット作業になるのではないか。

私の専門(知識と経験)

遅ればせながら、自分の専門(と呼べるのかおこがましいが)を紹介させていただきます。急に「です・ます調」笑。

〇「英語教育・教員経験」

〇「教育政策(特に日米)研究」

〇「ランゲージ・アーツ活動(言語技術)」

〇「英語を使用したビジネス経験」

これらが私「一応」ひと様に話せる、披露できる、教えられる(教えてきた)知識と経験。決して名のあるポジションについている人間でも、アイコン的存在でもないが、それなりに勉強し、研究し、教え、教わり、蓄えてきたものをここで活用できたら幸い。

そんな訳で、お付き合い出来る方。どうせならあなたのスマホ(ICT機器)をフルに活用して、ちょっとしたtipをゲットしてみませんか。

「ここは今からランゲージ・アーツです。」

はい、「倫理」観なさすぎ…パクリです笑。でも本気になって少しずつでも発信していく所存です!今更ですがどうぞよろしくお願いします。

KYHR/SLA


サポートなんて…滅相もございません!が、やっていただけたら本当に嬉しいです!