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仕事は自分で創れ

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#ベトナム

ベトナムが世界から選ばれる理由を知る

ベトナムが世界から選ばれる理由を知る

ベトナムと付き合う事は、世界と付き合う事と言っても過言ではない。

 これが20数年に渡って、ベトナムでビジネス活動してきたブレインワークスの実感である。ベトナムに馴染むとすぐに分かってくるのが、圧倒的に韓国の存在がある事だ。そもそも、ベトナムに駐在する韓国人と日本人の比率は、概ね10:1であり、これはこの20年間あまり変わっていない。ベトナム人にとっては、日本人よりも韓国人との関係の方が深いし親

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3年ぶりの生のベトナムで感じた事と決意した事

3年ぶりの生のベトナムで感じた事と決意した事

久しぶりの海外、久しぶりのベトナム。
日本国内の飛行機には乗っていたが、ほぼ3年ぶりに海外へフライトした。

遠い記憶のようでもあり、この前のようでもあり、ほぼ3年前の今頃、私はベトナムにいた。

約20数年前から、毎月のようにベトナムに渡航していた。ある時期は数年間、ベトナムに住んで、日本に出張というスタイルだった。

こういう感覚が染みついていただけに、あの日を境に、これほどのベトナムブランク

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今の子供たちの原体験は何だろうか?

今の子供たちの原体験は何だろうか?

自分自身の子供の頃の原体験というのは、人生の土台だし、故郷でもある。
学生時代は、とにかく、田舎を離れ親元を離れ、開放感の中、自由に好き勝手に日々を過ごしていた。
学業はそっちのけで、ひたすら遊んだ。今にしてみれば、懐かしい貴重な時間だったと思う反面、もっと、若いうちにできたことは沢山あったと思っている。
後悔しているというのではないが、仮に何かの縁で、バックパッカーで世界を周っていたら、当たり前

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自然産業という考え方を知ってすでに4年近く

自然産業という考え方を知ってすでに4年近く

自然産業と聞いて、皆さん、ピンと来るだろうか?
まだまだ、知られている言葉ではない。
産業と名がつくから、新しいビジネスの事と感じるだろうか?とは言え、なんとなく想像の付きやすい言葉ではある。

実は、自然産業は、株式会社自然産業研究所の名前の一部でもある。この会社のルーツに関わった人達が、自然産業を定義した。自然産業は概ね一次産業と一致する。農業、漁業、林業のことだ。

ただ、こういう書くと、一

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自分がやりたい事、できる事、期待されている事

自分がやりたい事、できる事、期待されている事

仕事は人生の中で、どれだけのウエイトかを考えることがある。
日本人の働き方は、外国からは働きすぎと揶揄されて久しい。当たっているところと、誤解のところもあると思う。他の先進国も働く人は働いている。要は、働き方の問題だと思う。

例えば、創業者が働きすぎと言われるだろうか?ワーカーホリッカーと言われるだろうか?会社員ではないし、そもそも、好きでやっている人が大半だ。自業自得とも言う。
だから、社長自

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とても大事だけどついつい疎かになるもの

とても大事だけどついつい疎かになるもの

私たちの日常生活や仕事において、とっても重要なんだけど、ついつい、疎かになったり後回しになったりする事は、結構多い。

結局、人間は、目の前の事、今の事、極端に言えば、切羽詰まったことには意識は高いし、それに関する行動はできやすいが、大事な事でも先の事になると、なかなか、実行できない。万人共通の悩みではないかと思っている。
まあ、人間皆一緒と思えば、あきらめと言うか納得もできるが、そうは言っても仕

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ベトナムと日本の情報セュリティレベルの違いと課題

ベトナムと日本の情報セュリティレベルの違いと課題

ベトナムと日本を行き来してきた約20数年。
両方の国ともIT社会の進展は目を見張るものがある。こういう中で、お互いのギャップに目を向けると、様々な事が見えてくる。

その一つに、IT活用の中の情報セキュリティがある。
今、日本では、急速にリスク認識と言う視点でのITセキュリテイリスクへの認知が高まっている。中でも一番強烈なのはサイバーテロだろう。これは、一般市民には遠い話としても、実は、軍事レベル

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もし新興国の人が自分の上司だったら・・・

もし新興国の人が自分の上司だったら・・・

もう15年以上前になるが、近い将来、自分の会社の上司が、アジアの人だったら?
と、セミナーや執筆の機会に問いかけた。
加えて、自社の新卒採用の説明会でも、結構話していた。

昔からそうだが、いわゆる外資系の企業(概ね先進国)で働くと、上司は外国人というは当たり前だった。ある意味、日本国内でも外資系の企業で働くことは結構なステイタスだった時代もある。
特に金融系などはそうだ。
今ならIT系も外資系は

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一流の仕事、そうでない仕事

一流の仕事、そうでない仕事

長年仕事していると、確信に至ることがある。
その一つが、そもそも、一流の仕事、プロの仕事の領域で活動している人は、一体、仕事する人の中でどれぐらいの割合だろうか?と思う。
感覚的な話しだが、1割いれば御の字だと思う。

それも、ある人が一流の仕事する人としても、その人がどんな仕事においても一流であるわけがない。流石に、一流の建築現場の監督がいきなりITの世界で一流の仕事はできない。
もちろん、どん

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ベトナムに学ぶ、世界の多様な国との付き合い

ベトナムに学ぶ、世界の多様な国との付き合い

私が知る限りだが、ベトナムほど、世界の多様な国々との付き合いが多い国は他にないのではと思う。ベトナムは社会主義国であるから、当然、同じような政治体制との国の付き合いは、当たり前にある。
私がベトナムで活動してすでに20年を超えているが、やはり、日本人は、共産主義社会であるベトナムについて、特に関心が強いようで、このあたりは、数多くの経営者やビジネス関係の人から質問あった。
私は、中国にも縁があるが

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新興国にとってのIT産業が有望な理由

新興国にとってのIT産業が有望な理由

新興国と日本のつながりが、日々、多方面で増大している。
背景には、ITが地球全体に浸透し始めていることがある。世界が急速につながっていくのを実感する日々である。
こんな時代に、新興国目線で視たIT産業の行く末は、とても興味深い。
当社は、1996年にアフリカのルワンダに現地拠点としてブレインワークスアフリカを設立した。現在、ITエンジニアを中心にIT関連業務に携わるスタッフが10名強活躍している。

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なぜ組織は変わらないのかを考えてみる

なぜ組織は変わらないのかを考えてみる

なぜ組織は変わらないのか?
私は、この20年ほどずっと考え続けている。
というより、自らが運営する組織でも試行錯誤しながら、このテーマにトライしている。

実は、このタイトルの本があり、私が読んだのは10年ほど前。洋書の翻訳版であるが、この手の類の本は、本も分厚いし、なかなか読むのは大変だ。
もちろん、方法論や結論は書いているのだが、それを読み終えたからと言って何か変わるわけではない。何かヒントを

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新入社員に“気配り”を教えるとしたら・・・

新入社員に“気配り”を教えるとしたら・・・

気配りができる人は仕事ができる人。
これは、間違いない事実である。もちろん、気配りだけできても、仕事にはならない。特定の業務や専門的な事に精通してはじめて、気配りも活きる。
今、世の中で働いている人で、気配りが本当にできる人はどれだけいるだろうか?統計を取った訳でもアンケート調査をしたわけでもないが、私の長年の感覚では、10%いないと思う。もちろん、オールオアナッシングなのではなく、あくまでも段階

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毎日、写真を撮り続けて想うこと

毎日、写真を撮り続けて想うこと

写真を撮り続けて思うこと。
こんなタイトルをつけると、近藤は写真家にでもなったのか?と思う人がいたりするかもしれない。私は、根本が凝り性なので、一回ハマったら数年から10年は続く。
写真を撮ることもすでに10数年ハマっている。ただ、それは、本格的なカメラマンや写真家がするそれではない。

4年ほど前に、知り合いに感化されて、それなりの一眼レフを買って、本格的に写真家を目指そうと思ったこともある。そ

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