マガジンのカバー画像

仕事は自分で創れ

829
運営しているクリエイター

#起業

自分がやりたい事、できる事、期待されている事

自分がやりたい事、できる事、期待されている事

仕事は人生の中で、どれだけのウエイトかを考えることがある。
日本人の働き方は、外国からは働きすぎと揶揄されて久しい。当たっているところと、誤解のところもあると思う。他の先進国も働く人は働いている。要は、働き方の問題だと思う。

例えば、創業者が働きすぎと言われるだろうか?ワーカーホリッカーと言われるだろうか?会社員ではないし、そもそも、好きでやっている人が大半だ。自業自得とも言う。
だから、社長自

もっとみる
理論と実践のギャップのジレンマとバランスのとり方

理論と実践のギャップのジレンマとバランスのとり方

理論より実践である。
これは、仕事に限らないが、現場で実際に実践している人の言い分である。
私もこれに同意するところはある。言うだけ番長になりたくないので、理論が先行しそうになったら、現場に行く。

この逆で実践より理論という話は、聞いたことがない。理想とする所は、理論も実践もちゃんとできている事。私の目指すところもここであるが、これは実に難しい。
自分がやっていても難しいが、世の中を見ていても、

もっとみる
起業も創業も色々なのに・・・

起業も創業も色々なのに・・・

起業も創業も、私がずっと関わって、気にしてきたキーワードだ。
私は結果的に31歳で起業したし、そもそも創業という活動が好きだ。

今、世間でも起業を推奨するブームを感じる。
この30年間で考えても、起業が流行った時期が何度かあった。私が起業して間もなくして、第三次ベンチャーブームであることに気づいた。そして、その勢いに巻き込まれた。
その時からすでに起業を支援する活動は色々とあったが、日本としては

もっとみる
情報にお金を払う人は一体どれだけいるのだろうか?

情報にお金を払う人は一体どれだけいるのだろうか?

情報はタダである。
日本ではこういう考え方が長く蔓延していた。

私が起業した頃、中小企業の経営者の多くは情報はタダでもらえという感覚が主流だったと思う。その頃、中小企業向けの有料の情報提供などは成り立たないと言われていた。
実際、中小企業向けの経営誌ぐらいが関の山で、とても重要な経営情報でもタダで手に入れるという人が多かった。

一方で、士業の顧問やコンサルタントと付き合っている人は、顧問料など

もっとみる
あやふやな情報で良い時もある

あやふやな情報で良い時もある

情報過多の時代の情報リテラシーというのは、なかなか定義が難しい。
一昔前、今ほど情報が溢れていなかったときは、穏やかな時代だったと思う。

もっとも、私も過去に遡れば上るほど、今ほど情報を意識して仕事したり生活したりしてはいなかったので、私の情報感度との相関もある。

実際に、私が仕事する立場で考えて、起業した30年ほど前の昔、私が関心を持っていた情報と言えば、マスメディアの情報、友人知人、出来つ

もっとみる
著者と著者のつながりで生まれる妙味

著者と著者のつながりで生まれる妙味

本を書く人は、本をよく読む人である。
理由は幾つかあるが、真っ先には、本を書く人は、色々な人の本を読んでいる。自著を書くために読むことももちろんあるが、その前に、本を書く人は知的好奇心が旺盛な人が多いので、自然と普段から本を読んでいる。

私は、どちらかというと例外の部類だと思う。20代前半まで、本を読む習慣はなかった。子供の頃から、国語が苦手だったし、本を読むのが好きではなかった。だがら、自分に

もっとみる
個と組織の付き合い方は、ますます難しくなる

個と組織の付き合い方は、ますます難しくなる

仕事をしていて、この30年ずっと意識にあり、腐心しているのが、個人と組織の付き合い方である。組織とは、色々あるが、今回は会社の組織を前提に考えていく。
ここで言う個人とは、会社組織の中の個人の話ではない。
世の中には、個人事業主をしていたり、個人でビジネス活動をしていたりする人は結構いる。
フリーランスという言い方もあるし、会社を名乗っていても、社長一人の会社も多い。

特に、シニア起業になると、

もっとみる
言い切る力をつけるにはどうするか

言い切る力をつけるにはどうするか

世の中には、はっきりものを言う人と、言われる人が少なからずいる。歯に衣着せぬ人という言い方も昔からある。
総じて日本人は、面と向かってはっきり言うのが苦手な人が多い。その分、間接的に言う方向に流れる人もいる。
電子メールがビジネスで使われだした頃、あちこちで似たようなメールの使い方が問題視された。それは、極端な例えだが、オフィスで横の席に座っている同士が、直接会話せずにメールでやりとりする。これは

もっとみる
久しぶりに大量の本を廃棄した気分

久しぶりに大量の本を廃棄した気分

私は本を保有するタイプ。
20代は本をあまり読む方ではなかったが、起業してからは、まずは、ビジネス書を読むようになった。そして、40歳になる手前で、ひょんなきっかけで、自分の本を出版した。

著者になると、本に対する付き合い方が、がらっと変わった。何よりもビギナーズラックも多分にあったと思うが、本がそれなりにヒットして、仕事が沢山舞い込んだ。この時の感覚で、ビジネスに本が活用できることを知った。

もっとみる
創業以来の学生インターンとの関り

創業以来の学生インターンとの関り

今、当社では、学生インターンがテレワークで活躍している。コロナ禍になってからは、今のところほぼ100%オンライン環境でのインターン活動である。中には海外に留学している人もいる。

主に、デジタルコンテンツの企画や動画作成などの、メディア関係の活動が主だ。
当社は、30年ほど前の創業時から、学生と関わって来た。最初は、プログラマーだった。ずばぬけて優秀な学生もいて、その時の正社員よりもできた人もいた

もっとみる
“ファーストペンギン”ブームが来る?

“ファーストペンギン”ブームが来る?

ファーストペンギンをテーマしたドラマの放映が始まった。興味津々だか、私はまだ観ていない。漁業が題材のドラマのようだ。

ここ数年私の周りでも、ファーストペンギンの話題で盛り上がっている。
今年は、カナリアコミュニケーションズで、“私がファーストペンギンになれた理由”という書籍を発刊した。
ここ20、30年の日本には、ファーストペンギンに分類される人は、少ないと思う。安定思考の時代、希少価値だから、

もっとみる
知らなかったから出来たことは結構ある

知らなかったから出来たことは結構ある

分かっていたら、しなかった。
知っていたら、挑戦しなかった。
実は、人生において、こういうことは結構あると思う。

創業者仲間と、飲みながら話しすると、こんな話で、妙に馬が合う。
世の中には、色々な起業のパターンがある。
会社のことをしっかり学んで、色々と専門家からアドバイスを受け、日本における起業家の数と廃業の数の情報を知り、およそ起業と言うことに関するあらゆるリスクを頭に入れる。
もし、こんな

もっとみる
本を書いて活用したいと思ったら・・・

本を書いて活用したいと思ったら・・・

自費出版という言葉を聞いたことがある人は、どれだけいるだろうか?
実は、これは出版業界の独特の言い回しである。

初めて聞く人にもニュアンスは伝わると思う。自費だから、著者自身がコスト負担して出版をするということをわざわざ明示する理由は何か?ということになると思う。

これは、詳細に書き出したら、字数は全く足らないので、さわりだけ書くことにする。
まずは、私の経験から説明すると、私は、約20年以上

もっとみる
赤ちゃんもゼロ歳、その親もゼロ歳

赤ちゃんもゼロ歳、その親もゼロ歳

“赤ちゃんはゼロ歳、その親もゼロ歳。”
もう30年以上の前であるが、私の子供が誕生した時に、友人夫婦が教えてくれた言葉だ。

もうすっかり、その頃の子育ての感覚は忘れたが、親として初心者マークだった立場としては、とても安心し心穏やかになった記憶がある。
赤ちゃんだけに扱いが超デリケートだし、初心者の親としてはどうしても慎重になる。失敗しないようにとストレスも溜まる。専門誌で学んだり両親に聞いたりそ

もっとみる