- 運営しているクリエイター
#映画
“ふたり”からみんなへ、そして“ふたり”へ。『映画プリキュアオールスターズF』
私がよく使う言葉で、「歴史で殴る」というタイプの作品がある。ある程度の年数を重ねたシリーズ作品が、自身の積み重ねそのものをエモーショナルという名の拳に変えて、観客の心を直接殴るような、そういう作品。登場するキャラクターや作品への思い入れが強ければ強いほどその威力は高まり、シリーズを追ってきた自分の歴史にもリンクして涙を誘われてしまう、集大成ならではの醍醐味。同じプリキュアであれば『映画 HUGっ
もっとみる【まとめ考察】劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン【大事な人と、もう一度観たい映画】
こんにちは(o・ω・o)虫圭です。オタク色濃いめです。
ついに劇場版の絵コンテ集が発売されました。
考察的に言うと絵コンテ集は答え合わせです。
ですので、本来この考察まとめも書く必要はないのかもしれませんが、まだ私は絵コンテ集を入手出来てないので、同じように絵コンテ通販待ちの方は「まだまだ考察と映画で楽しめんじゃん!!」
てことで、答え合わせするまでの繋ぎとして、これまでの考察を
ラーメン三銃士を連れてきたよ。絶対に成功する映画のはずだったアニメ「バブル」
散々Twitterなどで議論されているアニメ「バブル」を見た。「バブル」は絶対に成功するという前提で作られている映画だった。
「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」を手掛けた漫画家の小畑健がキャラクターデザインを担当。脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄。監督は「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」の荒木哲郎、音楽は「プロメア」の澤野弘之。アニメーションは「王様ランキング」「Vampire in
なぜ日本はアニメ大国なのか?
前から思っていたことを書こうと思う。
日本のアニメは本当にすごい。一方、こんなすごいアニメをたくさん生み出せるのは異常だ。世界から見れば「異常」なのだ。
ストーリーはともかく繊細で色使いも細かい絵を欧米、南米、他のアジア人、アフリカ人は書くことができない。頑張って書こうとしても2、3分でギブアップしてしまうだろう。
しかし、日本人は何も苦にせず長時間イラストを描ける人が多いようだ。テレビ番組
【21年秋アニメ研究】「メガトン級ムサシ」の分析【1:鑑賞者の体験の分析】
※本記事では、2021年秋アニメ「メガトン級ムサシ」の第1話を分析します。
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです!
鑑賞者の体験の分析
本話を鑑賞した複数のアニメファンの感想を整理・類型化した。本話が鑑賞者に対してどのような<体験>を提供したのかを把握するのが目的である。
▶コンセプ
漫画には戻れず文芸に走った老人たちへ
たぶん今回の記事はそれなりに物議を呼ぶ話題になりそうだってことを先に宣言しておきますね。
また同時にこれも私が個人的に感じていることであり文字通りに個人的意見ということであることも出来ればわかっていただけると助かります。
特に『スタジオジブリ作品だったらなんでもこよなく愛しているようなタイプの方』はきっと気分が悪くなって喧嘩腰になりかねないのでこれ以上は読まないでくださいね。
警告はしました