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劇場版「Gのレコンギスタ」 を観て言行一致が大切だというお話

無事、完結した!

富野由悠季監督をはじめとする製作陣も
観ている私たちも同じ思いだと思う。

2018年11月のイベントで発表された
劇場版「Gのレコンギスタ」。

第1部「Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター」
公開されたのが2019年11月29日。

その後、
2020年2月21日に第2部「Gのレコンギスタ II ベルリ 撃進」
2021年7月22日に第3部「Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産」
と社会環境がガラリと変わった中で、なんとか毎年の公開。
完結は2023年かと思っていた中で、
2022年7月22日に第4部「Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛」
が公開。
本日、2022年8月5日に完結編である
第5部「Gのレコンギスタ V 死線を超えて」
が無事公開されました。

TVシリーズでは、地球から宇宙に上がり、月に行って、金星(実際は、金星方面)まで行って帰ってきた。
そんな程度の認識でした。
それでも、再編集&新規カットのおかげで、とても理解できる物語になっていました。

もちろんAmazonのPrime Videoで第1〜3部を観て、復習できたことも大きいです。

Twitter でもつぶやいたけれども、第5部のラストシーンまで観ての感想。

ノレド、最強!

地球での2大勢力となった、アメリアとキャピタル・テリトリィ。
そこに、月の勢力であるトワサンガ。

前半は、これら3大勢力の覇権争い。
そこに、ビーナス・グロゥブという新勢力が加わり、弱肉強食の戦争が行われていきます。

アメリア、キャピタルにとってはもちろん、
そしてトワサンガにとってもオーバーテクノロジーの
主役機 G-セルフ。
メインパイロットかつ主人公であるベルリ・ゼナム。

主役機を使いこなすパイロットに、想いを寄せるのがノレド・ラグ
ベルリが、お姫様 アイーダ・スルガンに惹かれるけど、本人よりも早くそれを察知するのがノレド。
そのため、徹底的にベルリと行動を共にします。

海賊であるメガファウナに乗り込み、苦楽を共に。
トワサンガどころか、ビーナス・グロゥブまで行ってきて、最終的にはG-ルシファーのナビゲーターとして戦争に直接参加します。

巻き込まれた。
流れで。
というようなことを考えるまでもなく、
ただひたすらに、ベルリと行動を共にします。
この行動力が、最強。

劇場版のラストシーン。
ベルリの行動には、彼の口癖ではないですが
「なんてことしてんの」
と思いました。

そして、最後の最後のカットでは
ノレドの楽しそうな笑い声。

もう、この声を聞いて、大団円と思いました。

今、第4部は観ることはできないだろうけれど、
各種サービスで配信が始まった際には、
ぜひとも一気通貫で、全5部を観てほしいです。

その他、細いところでは……

テーマソングの「G」よりも
第4部のエンディングテーマ「カラーリング バイ G-レコ」が好き。

Apple Pay でのチケット画像が、素敵。

マスクことルイン・リーと行動を共にするマニィ・アンバサダも素敵。
そしてルインを守ろうとするマニィの行動力。
ルインの「選ばれし飛び級生」への嫉妬。
この2人の物語も素晴らしい。

メガファウナの海賊部隊が混成で、
他の勢力が一枚岩ではないにしろ単一なので、対比が面白い。

ベルリのお母さん、ウィルミット・ゼナム。
運行計画に厳格だけど、大気圏グライダーを勝手に使って
ベルリの元に行くあたり行動派のお転婆(2回も!)。

ホント、MG パーフェクトパックのG-セルフを発売してほしい。
そんな今日この頃。

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