九条水音

『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』に救われて以来、女児向けを中心としてキッズアニメを中心に見ているアイドル。女児向けアーケードゲームが好きなので定点観測しております。連絡先はmizune.moon.sounds@gmail.comです。

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    庵野秀明の『シン仮面ライダー』は、「仮面ライダー」に捧げられた仮面ライダーだった

    先日仮面ライダー生誕50周年企画作品『シン仮面ライダー』を見て参りました。 「庵野秀明監督による仮面ライダーの映画」ということで、朝からプリキュア-仮面ライダー-スーパー戦隊を見てから日曜日を始めていく流れを10年以上続けている身としては「見に行かなきゃ駄目か」と思って見に行ったんですが、見終わった直後に出てきたのは「これまでのどの作品よりも尖ってませんか」でした。尖りすぎてて、他人に勧めるには勇気がいるんですけど! 『シンゴジラ』『シンウルトラマン』は分かりやすかったじゃな

      • 『ウマ娘』の「祖にして導く者」実装に関する私見

        先日『ウマ娘プリティーダービー』にて、新規SSRサポートカードとして「祖にして導く者」が実装されました。 三大始祖である三人とお出かけやトレーニングができる「グループサポートカード」での実装で、どのようなものになるのか気になる人も多かったと思うのですが、これの実装が『ウマ娘』としてはちょっと他に例がないほどの大荒れとなっており、現在もなお収拾がつかないような状態となっております。 今回火種となっているのは「シナリオリンク」です。 『ウマ娘』には育成シナリオごとに「シナリオリ

        • 『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を見た

          昨年よく一緒にライブに行く友人から誕生日プレゼントとして『バジュランギおじさんと、小さな迷子』という映画のBDを頂いた。 贈ってくれた友人が激推ししていた映画で、おそらく……というか絶対面白いのは分かっていたのだが、見る機会がなかなか訪れなかった(そもそも配信がない)ので、こうして「誕生日プレゼント」として手渡され、「見ろ」とされるのは素直にありがたい。「流石に次の誕生日までには見ないとまずいな」と言う気持ちにさせられるし、普段家で映画を見ている時のようなだらけきった状態では

          • プリキュアシリーズの大人向け施策についての雑感。

            プリキュアシリーズがシリーズ20周年を記念した大人向け施策として、2007年と2008年に展開した『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア 5GoGo!』の続編となる『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』と、2016年に展開した『魔法つかいプリキュア!』の続編『魔法つかいプリキュア!2(仮)』を10月より展開することを発表した。 個人的な感想としては「やっぱりやるんだ。そうですよね」が最初に出た。 それは予想外の一手でも面白い一手でもなく「無難な一手」を見せられた

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            舞台『ウマ娘』のせいでダイイチルビーを引かざるを得なくなった話

            3月10日12時。 『ウマ娘プリティーダービー』にダイイチルビーが実装されました。 「舞台開演に合わせてダイタクヘリオス実装」をやったCygamesなので、「ダイイチルビーやケイエスミラクルは舞台の円盤が出る夏頃かな。その辺りが2.5周年になるからちょうどいいし」と思っていたんですが、まさか二周年キャンペーン中に来るとは思ってなかったです。寝耳に水! 浮足立つヒトも多い……というか私も浮足立っていたヒトの一人なんですが、まさか自分がダイイチルビーの実装に慌てるような人間になる

            『原神』ver.3.5のイベント「風花の吐息」が面白かったと言う話

            『原神』にて先日より開催されている「風花の吐息」を終えました。 率直な感想としては、ここ最近のイベントでは一番良かったです。全体的には小粒の話だと思いますが、キャラクターごとの個性を活かしつつ綺麗にまとめている。 なにより読了後の清涼感が素晴らしかった。 最新章で描かれなかった「このキャラは境遇から内向的な性格になってるけど、その境遇が改善された場合はどうなるのか」という点をしっかりと描いていた上で、+αを見せてくれたので本当に凄く良かったんですよ。 内気な少女が前向きにな

            『ウマ娘』の二年目は勝負を仕掛けるための「脚を貯める」段階だった説

            2月24日で、ゲームアプリ『ウマ娘プリティーダービー』がリリースから二周年となりました。おめでとうございます。 毎日欠かすこと無くリリース開始日からプレイし続け、ライブ公演などのイベントも含めて横断的に見る生活をしてきた私は「非常に充実した二年間を過ごさせてもらった」と思っているのですが、ゲームアプリの二年目となる2022年2月から2023年2月までの『ウマ娘』は「脚を貯めている」と言う感じだったかなと思います。平たく言えば「次の展開への溜め」ですね。 焦らずじっくりとした

            「これで終わりなのかもしれない」という不安感と向き合いながら、ライブを見た話

            昨年末開催された『プリパラ&キラッとプリ☆チャン&ワッチャプリマジ! Winter Live 2022』を現地鑑賞している時も。 先日開催された『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』を配信で見ている時も。 目の前で行われていることを楽しみながら、脳の片隅にはこんな思いがありました。 「これで本当に終わってしまうんだろうか」 プリティーシリーズはライブが開催された時点では10年にわたって放送されてきたTVシリーズが一旦休止に突入していて、アーケードゲーム『ワッチャプ

            『ウマ娘』ツインターボの「諦めない」が最高だった育成シナリオの話をさせてほしい

            『ウマ娘プリティーダービー』の育成ウマ娘としてツインターボが実装されました。その件については実装前日に色々書きましたね。 無事に星4にすることが出来ましたので早速育成シナリオを読んだんですが……これはもう「大傑作」と呼んで良いんじゃないでしょうか! 『ウマ娘』で面白いシナリオには「モデルになった競走馬を上手に脚色したもの」や「後世に至るまでの影響を巧みに演出したもの」など色々ありますが、ツインターボの育成シナリオは「ウマ娘のツインターボだから熱い物語」であるとともに、あるテ

            「ありがとう」最推しのウマ娘ツインターボが実装される日

            明日『ウマ娘プリティーダービー』の育成ウマ娘としてツインターボが実装される。 この日がやってくることをどれだけ待ち望んできたことでしょう。 『ウマ娘プリティーダービー』をプレイし始めた時から「いつかツインターボが実装された時のために」と様々なものを準備してきましたが、それがついに報われる日が来たのかと思うと涙が止まらない。ありがとうCygames。ありがとう『ウマ娘』。 私がツインターボ好きになったきっかけはアニメ第二期でした。 「トウカイテイオーの自称ライバル」 「チー

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            『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』を見させていただきました。 アイカツ!シリーズの10周年を締めくくるライブ公演ということで楽しみにしていたんですが、「公演時間:四時間超」という長時間のライブにも関わらずダレている瞬間が一瞬も存在しない素晴らしいライブだったと思います。 まさしく全力で駆け抜けたと言って良いライブだったんですが、同時に「また次を見たくなるライブ」でもあって、そういう部分も含めて最高でした。 総評:「きっと大丈夫」をくれる『アイカツ!ミュージックフ

            「麻枝准は面白いんだ」と叫び続ける奴らの『ヘブンバーンズレッド』

            「一時代を築いたシナリオライターをメインコンセプトに据えたゲーム」と問われると、奈須きのこと『Fate/Grand Order』が思い浮かぶ人も多いことでしょう。 でも同コンセプトのゲームで今一番注目の作品ということであれば、私は麻枝准と『ヘブンバーンズレッド』を推します。 先日一周年を迎えて現在アニバーサリーキャンペーン中ということもありますが、一番推したい理由はプレイ中に「『このクリエイターの作るものは全て面白いんだ!』と信じているな!」と感じるゲームだからですね。 麻枝

            『LOST JUDGEMENT』復讐は何を生み出したのか

            年末から作業の合間を縫ってプレイしていた『LOST JUDGEMENT 裁かれざる記憶』が終わりました。 そうです。「キムタクが如く」という俗称で親しまれ、「あの国民的アイドルである木村拓哉を町中で大暴れさせたり出来る唯一無二のゲーム」として君臨するあの『JUDGE EYES』の続編である『LOST JUDGEMENT』です。 今作では木村拓哉、もとい八神隆之はお馴染みの神室町と『龍が如く7』の舞台となった「伊勢佐木異人町」、その異人町にある学校「私立誠稜高等学校」を舞台に、

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            2023年2月のニンテンドーダイレクトの気になった作品について

            2月9日7時よりニンテンドーダイレクトが公開されました。 任天堂が上半期にリリースする予定の作品を紹介する!という番組で、数多くのゲームとゲームの新情報が発表されましたが、個人的にはまずまずといったところ。完全新作が少なかったので物足りなさを感じてしまっているのかもしれません。 ただそんな中でもやっぱり気になるタイトルはあるので、そのタイトルに付いて書き残しておきます。 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』今回名実ともに大きな目玉になっていたのは『ゼルダの伝説

            『Fate/Grand Order』第二部七章が全て実装されるまでの記録

            1月31日23時00分に『Fate/Grand Order』の第二部七章となる「黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン 惑星を統べるもの」が実装されました。 第二部が始まったのが2018年のことなので、五年がかりでようやく最後の章にたどり着いたわけですが、この「黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン 惑星を統べるもの」にあたって、正直色々とありすぎたため、平成のような記録になる前に、第二部七章実装関係で起きた出来事を書き出しておきます。 2022年3月:ディレクターが実装時期を喋ってし