九条水音

『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』に救われて以来、女児向けを中心としてキッズ…

九条水音

『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』に救われて以来、女児向けを中心としてキッズアニメを中心に見ているアイドル。女児向けアーケードゲームが好きなので定点観測しております。連絡先はmizune.moon.sounds@gmail.comです。

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最終話を見る前の『ガールズバンドクライ』

『ガールズバンドクライ』の最終話が放送された。 しかし私はまだ見ていない。 「忙しい」とか、そんな理由で見ていないわけじゃない。 「12話まで見て溜め込んだ感情を書き残す」をしていない。だから見れない。見ることが出来ない。 ただそれだけの話だ。 それだけの話なので、今から『ガールズバンドクライ』の話をしたい。 私が最終話を見るための儀式。 ただそれだけのために『ガールズバンドクライ』の話をしたい。 『ガールズバンドクライ』は行儀が悪い作品だ。 東映アニメーションの作品とは思

    • 『ウマ娘』チャンピオンズミーティング反省会2024年6月編

      『ウマ娘プリティーダービー』にて、「U.A.F. Ready GO!」環境での最後のチャンピオンズミーティングが終わった。 もっとも、三周年時に告知されているように、「最新シナリオだけやっていればいい」から「条件に応じて複数のシナリオを使い分ける」へと路線変更しているため、マイル中距離路線であれば「U.A.F. Ready GO!」をプレイすることも多いだろうから、本稿は「U.A.F. Ready GO!」しかない時代の記録でしかない。 10月末までにもう一回ぐらい中距離路線

      • 私が『原神』でクロリンデを確保した理由

        私は『原神』というゲームのガチャに向き合う時に「それが好きなキャラクターであるか」と「触っていて楽しいキャラクターであるか」ということを考えている。 前者なら「好きだから欲しい」だし、後者なら「操作して楽しい」だ。 どちらにせよ「自分の中に引く意味があるか」ということを重視しているので、理由がなかったキャラクターについては見送る事にしているのだが、最近実装されたクロリンデだけは確保しに回った理由が違った。 私がクロリンデを確保士に回ったのは、ひとえにキャラクターデザインが秀逸

        • 最近映画館で見た作品について~『コードギアス奪還のロゼ』『トラペジウム』『帰ってきたあぶない刑事』

          映画館で映画を見た直後に感想メモを作っても、それをまとまった文章に起こす時間がない!という状態を「何とかしなきゃいけない!」と思っていたのですが、何ともならなかったので一旦感想を並べておきます。 コードギアス奪還のロゼコードギアスシリーズ、特に『反逆のルルーシュ』『復活のルルーシュ』の面白さって「前提が覆されていく面白さ」だと思うのです。 前提として述べられたAという話が実はBであったことが判明したり、登場人物達の誰も予想していない最悪のアクシデントが発生したことで「とりあ

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        • 『ウマ娘』チャンピオンズミーティング反省会2024年6月編

        • 私が『原神』でクロリンデを確保した理由

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          「秘密」で特別な関係による刺激的な面白さが『ひみつのアイプリ』にはある

          『ひみつのアイプリ』が面白いのです。「今期は『ガールズバンドクライ』と『終末トレインどこへいく?』と『ひみつのアイプリ』があるから大体勝ち」と言えてしまうぐらいに。 「メインスタッフや制作会社を一新してのアニメ展開の再始動」と聞いた時には期待と不安が入り混じり、「何も分からない!」「とりあえず見て判断!」と考えていましたが、1クールの終わりを迎えつつある今の気持ちは「文句なしに面白い」。 過去作品で支持されていた要素を抽出して本作ならではの「秘密」というワードを効かせてまとめ

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          『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を生きて見届けることが出来て良かった。

          『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が配信開始された。 この間まで映画館で上映されていたのであまりにも早すぎる気がしないでもないが、「ソフト化されるまで見れない」よりは「配信環境でいつでも見れる」になる方が再確認しやすいし、何よりまだ見てない人に勧めやすいのでありがたい。まだ見てない人は早く見ろ。 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、本当に今年の映画豊作っぷりを予兆していたかのような作品だと思っているが、発表された直後は不安だった。何をやるのか分からなかっ

          『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を生きて見届けることが出来て良かった。

          『学園アイドルマスター』をプレイし続けて気になったこと

          『学園アイドルマスター』をプレイしております。それはもう毎日のように。 嘘をつきました。 本当は『ウマ娘』のチャンピオンズミーティング用のウマ娘を育てている時の息抜きにプレイしてます。考え方は似てるけど脳の違うところに刺激が行く事が気持ちよくて、それなりに真面目にプレイしてます。 今のところは楽しくプレイできてます。少なくとも「プレイしていて辛いのでやりたくない」という感じはありませんね。 デイリーも育成しなくてもクリアできるぐらいにはなってるので、一日5分ぐらいあれば埋めら

          『学園アイドルマスター』をプレイし続けて気になったこと

          『ウマ娘 プリティーダービー新時代の扉』を見て最強になってしまった。

          5月24日に『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』が公開された。 キタサンブラックを描いた『3rd Season』終了直後に情報が開示された『新時代の扉』は、昨年youtubeにて配信されたナリタトップロード達1999年クラシック世代を描いた『ROAD TO THE TOP』から繋がる物語であり、ジャングルポケットを中心に2001年クラシック世代を描いた作品である。 ジャングルポケットは「参戦決定」の発表時から大きな話題となっていたウマ娘で面白い物語の種を多く持っているし、

          『ウマ娘 プリティーダービー新時代の扉』を見て最強になってしまった。

          『i☆Ris the Movie -Full Energy!!-』を見た。

          i☆Risの話がしたい。 i☆Risとは声優事務所「81プロデュース」とエイベックスがタッグを組んで開催した「アニソン・ヴォーカルオーディション」の合格者で結成された声優アイドルユニットのことである。 デビューは2012年のことなので活動は今年で12年目。 最初期は「ライブを開催しても客数が全然伸びない」などの笑えない体験をしていたものの、現在では誰も笑うことが出来ないほど立派な経験と、皆を笑顔に出来る素晴らしいパフォーマンスを兼ね揃えた存在として活動し続けている。 「そんな

          『i☆Ris the Movie -Full Energy!!-』を見た。

          理解するまで『学園アイドルマスター』をプレイした。

          5月16日に『学園アイドルマスター』がリリースされました。 アイドルマスターシリーズの最新作ということで注目度が高い作品だったので、「とりあえず分かるまでやるか」と仕様と学習曲線が理解できるところまでプレイしたんですが、複数作品が現在もなお展開中のシリーズの中でしっかりと存在感を出せる作品になっているなと思いました。 それは「下手な時は下手な演技ができている」とか「3Dモデルの出来がいい」とかそういうことじゃなくて、きっとスタッフやファンが自信に出来るもの。「これが『学園アイ

          理解するまで『学園アイドルマスター』をプレイした。

          『ウマ娘 ROAD TO THE TOP再編集版』を見た

          『ウマ娘 ROAD TO THE TOP再編集版』を鑑賞した。 本作は5月24日に公開を控えた映画『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』に先駆け、昨年youtubeにて全四話で配信された『ウマ娘プリティーダービー ROAD TO THE TOP』に新規カットを追加した作品である。 『新時代の扉』は『ROAD TO THE TOP』と同一世界の未来の話なので、それをまとめて映画館の大スクリーンで見られるのは単純に嬉しいのだが、個人的に気になっていたのは「新規カット」である。

          『ウマ娘 ROAD TO THE TOP再編集版』を見た

          n度目の『劇場版ポールプリンセス!!』。時間が経って気づけた面白さ。

          先日より『劇場版ポールプリンセス!!』の47都道府県全国ツアー上映が開始している。 『劇場版ポールプリンセス!!』とは、タツノコプロがポールダンスを題材にして企画・制作されたアニメ作品だ。 祖母のプラネタリウムにお客さんを呼び込む方法を探していたところでポールダンスに出会った少女・星北ヒナノが、幼馴染で親友の西条リリアや在宅コスプレイヤーの東坂ミオ、元体操選手の南曜スバルとともにポールダンスを始め、その魅力の虜になっていく……というストーリーの作品で、「ポールダンスとの出会

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          『ウマ娘』チャンピオンズミーティング2024年4月反省会

          桜花賞。 それは牝馬三冠を目指す者達が挑む最初の戦い。 1マイルに込められた想いは皆同じかもしれない。しかし玉座は一つしかない。そして一度逃せば二度目の挑戦はない。たった一回限りの挑戦である。 それは『ウマ娘プリティーダービー』のチャンピオンズミーティングにおいても変わらない。 2024年で桜花賞をモデルにしたレースは二度もやって来ない。故に一生懸命に鍛え上げたウマ娘で頂点を目指すのである。「私こそが最強なんだ」と。 見立て2024年4月のチャンピオンズミーティングは分かり

          『ウマ娘』チャンピオンズミーティング2024年4月反省会

          ウマ娘好きが福永祐一『俯瞰する力』を読んで

          『ウマ娘プリティーダービー』で描かれているエピソードは、その全てが競走馬!というわけではない。 競走馬の周囲にいた人達のエピソードを中心に組み立てられたものも多く、それが面白さになっている側面もある。その中でも特に取り上げられやすいのは騎手だ。 競走馬と共に勝利も敗北も味わうことが多い騎手のエピソードは『ウマ娘』においても競走馬達の物語にドラマチックさと微笑ましさを添えてくれる。 『ウマ娘プリティーダービー』にラインクラフトとシーザリオが主役を務めるメインストーリー第二部が

          ウマ娘好きが福永祐一『俯瞰する力』を読んで

          10年の思い出を「プリパラフレンドシップメモリー」というライブに込めて。

          『プリパラ』が10周年を迎えようとしている。 プリティーリズムシリーズからバトンを受け継いで2014年より展開を開始した作品が10年目という一つの節目を迎えようとしている事実に喜びと時の流れを感じてしまう。 続編として『アイドルタイム・プリパラ』が制作され、後継作となる『キラッとプリ☆チャン』や『ワッチャプリマジ!』が展開されてからも年末のシリーズ合同ライブへの出演は続いていたし、ユニット単独イベントも開催されていた。 スピンオフ作品として男子プリパラアイドルの「WITH」に

          10年の思い出を「プリパラフレンドシップメモリー」というライブに込めて。

          アニメ『アイドルマスターシャイニーカラーズ』を見た。難しい作品だった。

          事情があって、アニメの『アイドルマスターシャイニーカラーズ』を見た。なるほど。これは確かに言語化しにくい作品だな、と思った。 『アイドルマスターシャイニーカラーズ』を映像化する際にまんきゅう監督を始めとするアニメスタッフが目指した方向性は「実写的な画面/映像作り」なのだろう。 元々原作である『アイドルマスターシャイニーカラーズ』は「実在性=我々の現実と作品世界が地続きがある作品作りをしている」と語られる事が多い。 この日本のどこかに彼女達がいる街があるのかもしれない。 彼女達

          アニメ『アイドルマスターシャイニーカラーズ』を見た。難しい作品だった。