私が『原神』でクロリンデを確保した理由
私は『原神』というゲームのガチャに向き合う時に「それが好きなキャラクターであるか」と「触っていて楽しいキャラクターであるか」ということを考えている。
前者なら「好きだから欲しい」だし、後者なら「操作して楽しい」だ。
どちらにせよ「自分の中に引く意味があるか」ということを重視しているので、理由がなかったキャラクターについては見送る事にしているのだが、最近実装されたクロリンデだけは確保しに回った理由が違った。
私がクロリンデを確保士に回ったのは、ひとえにキャラクターデザインが秀逸で魅力的だったからに他ならない。
どの辺りが秀逸だったのかというと、この辺だ。
はい。理由は何となく伝わったと思う。
まずボタンに多大な負荷をかけている胸の表現が素晴らしかった。
『原神』に胸の大きなキャラクターはそこそこ存在しているが、キャラクターモデルを一目見ただけで理解できる表現にしているのはクロリンデぐらいなのではないだろうか。
その胸の大きなキャラであることを表現してしまっていることに「その胸の大きさはシャツのボタンが今にも弾け飛びそうなほど」という文字を添えたくなる。
それに加えて「シャツの隙間から肌色が見える」という表現を持ち込んでいる点も、担当者の好奇心と飽くなき探究心、そして純粋な巨乳表現への愛が感じられて面白いところではないだろうか。
「わざわざこのためだけに!?」という言葉がどうしても出てしまうが、シャツには少々無理をしてもらい、ボタンが前を留めるべく頑張るからこそ生まれる「隙間から見える肌色」は、その白のシャツの下にある夢の大きさを雄弁に語っていると言えよう。正直担当者は変態だと思うし、これを通したmiHoYoはアホだと思う。
また下半身に目を向けると、こちらは匠の太腿へののこだわりが感じられる。そのこだわりとはもちろん「太いって!」「太くねぇって!」のやりとりをしたいがためとしか思えないこだわりである。
クロリンデのスカートは前二箇所に切り込みがあり、一方には青の下地が装飾されているのにもう一方はそのままなので、ガーターベルトがはっきり見える!というのも注目点の一つだが、一番注目してほしいのは太腿である。最近では珍しくはない表現では有るものの、クロリンデも「太腿に巻いたベルトが食い込んでいる=太いって!」という表現を行っているのだ。
これに気づいたときはもう感動してしまった。こだわりが強すぎて。
下半身も豊満、上半身も豊満。その事を一目でわかるようなモデリングすることが許されている。
その事実は今後新しい表現を生み出してくれるんじゃないかと期待を抱かせる。あいつらならやってくれるんじゃないかと思ってしまうではないか。
その片鱗はクロリンデからも見て取れる。
これは生脚じゃないのだ。生脚じゃないのに食い込んでいるのだ。
「生脚じゃなくても食い込む」という事実は「生脚ならおそらくもっと太いのでは?」と表裏一体。現状でもベルトの上に肉が乗るぐらいなのに、生脚だったらどうなってしまうのか。早く生脚魅惑のスキンを出してほしい。買うから。
おまけで付属してきたキャラクター性能の方も個人的には好みだった。
クロリンデは片手剣と拳銃を織り交ぜて戦うキャラクターである。
スキルを使用して特殊な攻撃形態となると、通常攻撃で拳銃から雷属性の銃弾を連続して放ち、スキルボタンを押し込むと雷属性を帯びた剣での突進技を放つ。
クロリンデを操作している時はこの拳銃での連続射撃と剣を用いた突進攻撃を織り交ぜながら戦うのだが、連続射撃も突進攻撃も攻撃が出る速度が速いし、攻撃そのものの速度自体も速いので凄まじい速度で攻撃を叩き込む事ができるのだ。
おかげで画面上に表示される数字は桁こそ少ないものの表示数は多くなりがちで、「数字がいっぱい出てると面白い」という面白さをもたらしてくれるのだが、ここに夜蘭などの「通常攻撃に反応して追加攻撃を行う」というキャラクターと組み合わせると攻撃時に画面上に数字が氾濫してしまい、「攻撃=楽しい」ぐらいまで知能指数が下がるほどの心地よい。
必殺技に相当する元素爆発は範囲攻撃で見た目もいいし、石畳を走っている時のSEがしっかりと「ヒール音と靴についた金属の装飾品が揺れる音」なのも素晴らしい。
こういう細かいところのSE設定がしっかりしていると、嬉しくなってしまう。
総合的に考えても確保してよかった。本当に。
まあ「誰と組み合わせたらいいか」については諸説あるけど。
なおこれはクロリンデの全身イラスト。
これで担当声優が石川由依なのも良かった。
プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。