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#エッセイ

100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた

100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた

水島新司は、原稿を描き終えるまで、そのストーリーに出てくる試合がどんな結果になるのかわからないらしい。
浦沢直樹は、自分のマンガのキャラクターがいつも勝手な行動を取るので困ってしまうそうだ。
「左ききのエレン」のかっぴーさんはインタビューで、「脳内にいるキャラクター達が会話しているのを聞いてセリフに書いているだけ」と言っていた。

いや、さすがに無理あるでしょ

正直そう思ってました。物語やキャラ

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教養じゃご飯は食べられないなんて。

教養じゃご飯は食べられないなんて。

ある日、営業先の顧客と趣味の話をすることがあった。
私は無難に「中国語でドラマを見ています」と答えた。

「3ヶ国語もできるんですか!仕事に直結していますね、すごいですね。」

ハッと気付かされた。
そう、この世の中では「仕事に直結しているかどうか」で評価されることがほとんどだ。

社会人になるまで学んだことはどこに消えたのか。仕事の都合上、採用関係の人と話すことが多い。
あるいは、履歴書に目を通

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スマホを味方につけて、集中できるようになる方法を教えたい

スマホを味方につけて、集中できるようになる方法を教えたい

note47日目 2020年12月12日(土)

▼ このnoteは2分程度で読めます ▼

🔷はじめに皆さんごきげんよう、ドニちゃんだ。
はじめましてのあなた、常連だよというあなた、
本日も俺のnoteを見てくださったことに感謝申し上げたい。

さて、皆さんの味方にもなり敵にもなりうる身近なものといえば何だろうか?

そう、スマートフォンだ。
彼らは我々の生活に欠かせないものの一つとなった。

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この夏、精神闇底だった私の回復記録

この夏、精神闇底だった私の回復記録

※このnoteは、2020年夏に精神闇底だった私が回復していくまでの個人的記録です。その方法を推奨する目的はなく、感情の詳細を覚えているうちに書き残しておきたかっただけの人間標本です。一切参考にしなくて大丈夫です。

8月中旬、きづいたら精神が闇底に落ちてた。
幼稚園へのお迎えに向かう歩道でも晩御飯を作る夕暮れの台所でも、散らかったニューブロックを片付けるリビングでも前触れなく涙が溢れる。梱包材の

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たまごシールとわたし

たまごシールとわたし

長年家族以外のひとに隠していたことがあります。実は、わたし、20年間たまご(の上についている)シールを集めています。

小さいころは「これを言ったらみんなこぞって集めてしまうんじゃない?!」と危機感を抱いて内緒にしていました。

しかし、大人になって信頼するごく一部のひとに話してみるようになると、「あれ、意外とみんな集めないんじゃない...?」となり、思い切って記録を公開することにしました。

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“世界の終末”に備える「プレッパー」という人々を知っていますか

“世界の終末”に備える「プレッパー」という人々を知っていますか

新種の伝染病、蝗害、大地を焼く自然災害
・・・そろそろ"世界の終末"に備えよう!
という冗談は今となっては笑えない状況になってしまった。
新型コロナの影響は、健康被害に止まらず経済分野に強く影響し、アメリカでは銃弾の売上が急造したというきなくさいニュースまで流れてきた。

しかし、このような状況をずっと前から想定し、「世界の終末ともいうべき現代社会の崩壊が近いうちにくる」と本気で信じて、それに向け

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【全文無料】総目次 世界史/日本史のまとめ

【全文無料】総目次 世界史/日本史のまとめ


基本コンセプト

 昔と今を、今と未来をつなぐ。

 世界の中の日本、日本の中の世界をつなぐ。

 世界史を26ピースに「輪切り」にし、
深く、たのしく、わかりやすく”翻訳”する。

コンテンツの一覧【1】ゼロからはじめる世界史のまとめ(世界史×ゼロから)

【2】同時に学ぶ! 世界史と地理(世界史×地理)

【3】世界史のまとめ × SDGs(世界史×未来)

【4】"世界史のなかの"

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お前と出会うために作品を作っているわけではない。それを肝に命じておけ。

お前と出会うために作品を作っているわけではない。それを肝に命じておけ。



ここで、作家・作品を愛でるルールを改めて確認しておきたい。

作家・作品を愛でるルール
■DMはしない(褒めコメントは公の場でしよう)
■作家の生活に侵食するようなコメントは控えよう(気持ち悪い)
■作家・作品にお金払った=DMする権利ではない(公の場で良いよね)
■作家・作品にお金払った=会える権利でもない(作品は握手券ではない)
■在廊=あなた個人とのマッチングの場ではない(その他大勢であ

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車いすの母とミャンマーに行ったら、異国の王様だと思われた

車いすの母とミャンマーに行ったら、異国の王様だと思われた

2016年11月。
土埃と魚醤の匂いがするミャンマーの市場で。
私は立ち尽くしていた。

車いすに乗る母の背後には、何人ものちびっ子托鉢僧たちが、連なっていた。
逃げようとすれば、ついてきて。
そしていつの間にか、増えていて。

君たちは、あれか。ピクミンか。

母・ひろ実は困り果てた顔で「どうしよう」と、私に助けを求めた。
私は、見て見ぬフリをした。

私という人間は、理解できない状況に遭遇した

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弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった

弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった

高校から帰ったら、母が大騒ぎしていた。
なんだなんだ、一体どうした。

「良太が万引きしたかも」

良太とは、私の3歳下の弟だ。

生まれつき、ダウン症という病気で、知的障害がある。
大人になった今も、良太の知能レベルは2歳児と同じだ。

ヒトの細胞の染色体が一本多いと、ダウン症になるらしい。
一本得してるはずなのに、不思議ね。

「良太が万引き?あるわけないやろ」

ヒヤリハットを、そういう帽子

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斜に構えた逆転裁判オタクが宝塚歌劇を観て人生が終わった話

斜に構えた逆転裁判オタクが宝塚歌劇を観て人生が終わった話

宝塚歌劇、皆さんどんなイメージを持っていますか?

敷居が高そう。
マダムのご趣味。
全員女の人がやってるらしい。
階段がすごい。
羽根がものすごい。
化粧がド濃い。

まさにこれが、自分の宝塚歌劇に対するイメージでした。
まあ、関西に住んでいるし、死ぬまでに一回観られたら良いかなあくらい。

さて、この話をするためには自分がそもそもどういう人間なのか
という前提に触れなければなりません。

ーー

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一時間かけてブラジャーを試着したら、黄泉の国から戦士たちが戻ってきた

一時間かけてブラジャーを試着したら、黄泉の国から戦士たちが戻ってきた

※下着のお話なので、苦手な方はご注意ください。

わりと、こだわりの強いタイプです。
でも、これだけは決めているんです。

「モテている女」のアドバイスにだけは、一切のプライドをかなぐり捨て、従うことを。

東にパーソナルトレーニングジムがあると聞けば、私財を投じて馳せ参じ。
西に3kg痩せ見えパンツがあると聞けば、半月間もやしをすすることになろうと手に入れる。

情報に振り回されすぎて、5日間絶

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Twitterをやめます。

Twitterをやめます。

 突然ですが、タイトルのとおり、Twitterをやめようと思います。 

 本日急に思い立ったかのように見えるかと思いますが、実のところここ一ヶ月くらいずっとそのことを考えていました。もちろん、ファンの皆さんと気軽に交流できる場であるSNSのことは大事にしていましたし、AV女優としてデビューする際には自分に与えられた武器だと思って一生懸命に取り組んでいました。私が3周年を迎えた今こうしてメーカーや

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続・住んでるマンションを退去したら被告になった話

続・住んでるマンションを退去したら被告になった話

前編はこちら→ https://note.mu/sirisiri/n/n997a1beb317f

被告になってから、私の生活は一変した

例えば、満員電車で足を踏まれた時に謝られたり

お酒を飲んで記憶がなくなるほど酔っ払ったり

友達と美味しいローストビーフを食べたりするたびに

「被告なのにすいやせん…」

みたいな気持ちになった

(些細な変化)

一方、彼は休日を返上し「答

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