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後でじっくりと読みたい、読み返したい、手元に置いておきたい作品たち💝
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2024年7月の記事一覧

オペラ「蝶々夫人」

オペラ「蝶々夫人」

【過去の演奏会より】

日時;2024年7月14日(日)14時から
場所:兵庫県立芸術文化センター大ホール 1階F列〇〇番

蝶々さん     迫田美帆
スズキ      林 美智子
B.F.ピンカートン マリオ・ロハス ※当初発表より変更
シャープレス   エドワード・パークス
ゴロー      清原邦仁
ヤマドリ     晴 雅彦
ボンゾ      斉木健詞

合唱:ひょうごプロデュースオペラ

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父への詫び状「洗濯機で洗ってしまってごめんなさい」

父への詫び状「洗濯機で洗ってしまってごめんなさい」

こんなにも、自分の行いを恥じたことはない。
まさに、忸怩たる思い。
約1年半前のあの日、どうか夢でありますように、とどれほど願ったことだろうか。

シンクに置き去りだった朝食の食器を洗いながら、慌ただしかったこの数日や、さっきまでの黒い儀式を、私はぼんやりと目の奥の方で思い返していた。
最後に見た父の姿がどうしても頭から離れず、蛇口を強くひねる。
冷たい3月の水が手に刺さるが、これが生きているって

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【ずっと片思い】諦めない限り苦しみは続く、ただそれでも・・・

【ずっと片思い】諦めない限り苦しみは続く、ただそれでも・・・

片思い、したことありますか?

私はかつて
長い間ずっと片思いをしていました。

というか
私の人生の大半は
片思いばかりでした。

小学校、中学校、高校
浪人、大学、社会人

いつだって
片思いをしてきました。

そんな私だからこそ
片思いの苦しみと言うものは痛い程理解しています。

誕生日やクリスマスに一緒に過ごせない苦しみ
好きな人が他の男と仲良くしてる時の苦しみ
いつまで経っても恋人になれ

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【白虎のれれ様】🐬𓈒𓂂𓏸 私はrhyme(ライム)に感動🥰☆

【白虎のれれ様】🐬𓈒𓂂𓏸 私はrhyme(ライム)に感動🥰☆

🐬𓈒𓂂𓏸 【紹介文】また考えました!
れれ様はユーモアがあって、
知的で優しくて、強い女性です。

白虎のアイコンれれ様
🐬𓈒𓂂𓏸私は本文を読み返して
ママの rhyme(ライム)に痺れました。

📝どんな気持ちになられても
どうぞあなたのご勝手に
口を噤むことをやめ
言葉を紡ぐことにする
-*-----------------------------
【解説】
「噤む(つぐ‐む

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教師、看護士、心理士、接客に向いてる?双極性障害の実態

教師、看護士、心理士、接客に向いてる?双極性障害の実態

オリンピックが連日賑わいを見せていますね!

人生を全振りして
1つのことをひたすら極め続ける姿。

揺さぶられるものがありますね。

共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

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【知られざるアーティストの記憶】第86話 医師とのコミュニケーション

【知られざるアーティストの記憶】第86話 医師とのコミュニケーション

Illustration by 宮﨑英麻

*彼は何も遺さずにひっそりとこの世を去った。
知られざるアーティストが最後の1年2ヶ月で
マリに遺した記憶の物語*

→全編収録マガジン
→前回

第12章 S医院に通う日々

 第86話 医師とのコミュニケーション

S医院に通う道のりは、カーナビが示すとおりに毎回違う道を辿ったが、次第に一つのルートに固定されていった。それは、彼を助手席に乗せてあちこ

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【知られざるアーティストの記憶】第85話 キミの仕草が女らしく見えて

【知られざるアーティストの記憶】第85話 キミの仕草が女らしく見えて

Illustration by 宮﨑英麻

*彼は何も遺さずにひっそりとこの世を去った。
知られざるアーティストが最後の1年2ヶ月で
マリに遺した記憶の物語*

→全編収録マガジン
→前回

第12章 S医院に通う日々

 第85話 キミの仕草が女らしく見えて

この言葉は、彼と初めてS医院を受診した2022年1月27日にマリがノートにこぼしたものだ。彼には伝えていない。彼は「もう生きているのがイ

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【知られざるアーティストの記憶】第84話 S医院のバイ・ディジタル O-リングテスト

【知られざるアーティストの記憶】第84話 S医院のバイ・ディジタル O-リングテスト

Illustration by 宮﨑英麻

*彼は何も遺さずにひっそりとこの世を去った。
知られざるアーティストが最後の1年2ヶ月で
マリに遺した記憶の物語*

→全編収録マガジン
→前回

第12章 S医院に通う日々

 第84話 S医院のバイ・ディジタル O-リングテスト

「今度は、ワダさんだけお入りください。」
扉の向こうからT先生の声がした。
「ワダさんだけだって。」
彼はマリと目を見合

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「創作大賞のいっぽん2024」あなたが創作大賞に応募した作品を全力応援します!

「創作大賞のいっぽん2024」あなたが創作大賞に応募した作品を全力応援します!

(追記 7月25日)
参加枠50名に達しましたので、締切とさせていただきます。
ありがとうございました。

(追記)
たくさんの参加応募をいただいています!本当にありがとうございます😭 

なるべく多くの方にご参加いただけるように、参加枠を20名→40名→50名まで広げます。(最大50名で締切ります)

また、マガジン登録、コメント、サポートなどに時間がかかることを、ご了承ください。
みなさんの

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天王寺区にある「一心寺」へ28回目の命日のお参りに

天王寺区にある「一心寺」へ28回目の命日のお参りに

今月24日は相方つんの亡くなった旦那様の命日にあたります
つんが37歳の時に長年の闘病の末、当時62歳だった旦那様は旅立たれました

先週に「少し早いねんけど土曜日に連れてってくれへん」と言われましたので、昨日朝からお参りしてまいりました

朝9時に迎えにいき十三商店街のお店で軽くモーニングし、それから天王寺に向かいました

「一心寺」

ここ天王寺区にある一心寺は浄土宗の寺院

創建 文治元年(

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【創作大賞2024】愛と孤独【エッセイ】

【創作大賞2024】愛と孤独【エッセイ】

孤独だというのは
弱さになるのかな

孤独を感じない人は
いるのかな

生きていれば
人間として生まれたのならば
感じない情なんてものは
ないはずなのに

孤独を感じないって
ほんとなのかな

ほんとの愛を知らないから
孤独も感じないのかな

生きていれば
人間として生まれたのならば
感じない情なんてものは
ないはずなのに

◌ ⁺ ˖˚ ◌ ⑅ ˚₊ ◌ ⁺⑅ ˚ ◌◌ ⁺ ˖˚ ◌ ⑅ ˚₊

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いいのです【詩〜エッセイ】

いいのです【詩〜エッセイ】

しってるの
あなたのむねのうち
しってるの
あなたからわたしへおくってる
きもち
しらなくてもいいことだから
わたしはあなたを
みていません
しやにはいっても
みないようにしています
だって
あなたがかんじるわたしへの
きもち
わたしにはどうにもできないし
わたしにはかんけいない
あなたのせかいに
わたしははいらないだけ
わたしのせかいに
あなたをいれないだけ

−−−−−−−−−−−−−−−−−

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【知られざるアーティストの記憶】第83話 T 医師との出会いと治療への同意書

【知られざるアーティストの記憶】第83話 T 医師との出会いと治療への同意書

Illustration by 宮﨑英麻

*彼は何も遺さずにひっそりとこの世を去った。
知られざるアーティストが最後の1年2ヶ月で
マリに遺した記憶の物語*

→全編収録マガジン
→前回

第12章 S医院に通う日々

 第83話 T医師との出会いと治療への同意書

階段を登り、ガラス扉を開けると、狭い待合室の中央奥の受付の中に、小さくて丸っこい、おかっぱ頭に眼鏡をかけたおばちゃんが座っていた。

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