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【序文】BL的映画鑑賞のススメ【インデックス】

前置き

 BLは素晴らしい物です。こんな所へ来たからには皆様も好きなはずです。いまやBLは一定の市民権を獲得し、世間にあふれています。

 しかし、本当に尊いBLがその中にどれほどあるでしょうか?良いものは探すのが骨というのは何もBLに限った話ではないですし、探す苦労もまた喜びという考えもありましょうが、生憎と私はそういうタイプの人間ではありません。

 そこで少し昔の話をしましょう。200年ほど前、オランダ船でヨーロッパへ持ちこまれた日本の焼き物をある芸術家が買い求めました。はやる気持ちで箱を開け、包み紙を取ろうとした時、その包み紙の裏に極彩色の美しい版画が刷られているのを芸術家は見つけました。

 当時日本では蕎麦一杯分の値段で買い求めることができた浮世絵は、かくしてヨーロッパ人の目に触れることになり、人々を魅了したのです。

 つまり、本当に値打ちのある物は意外な所にあるということです。尊いBLも書店のBLコーナーではなく、案外身近に転がっているのです。それはすなわち映画です。

 名画には多くの場合男と男の熱い情念があります。そしてその情念が名画を名画たらしめるているのです。男の男の熱い情念とは何か?それはすなわちBLなのです。

 腐の諸氏はもっと映画を見るべきなのです。私はその一助として、この場を借りてBL視点で名画を紐解き、皆様のBLライフの一助となり、映画愛好家の皆様に新しい視点での映画鑑賞を提案する事を目指します。

本マガジンのコンセプトと注意書き

 長々書きましたが、要はホモホモ言いながら映画をレビューします。コロナで暇を持て余している皆様、騙されたと思ってお付き合いください。損はさせません。

 そして筆者は両性愛者であり、あらゆる思想、信条、宗教に対してノンポリであり、特定の事物を誹謗中傷する意図は一切ない事をここに宣言いたします。

 また、レビュー中にはネタバレを含みます。そしてレビュー内で提案するカップリングはあくまで筆者の主観であり、最後は皆様の想像力次第です。

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BL的映画鑑賞の手引き

簡単な手引きとして以下の記事をご用意しております

真面目に見る、BL的に見る

映画はどこで観る?

配信サイトのあれこれ

レビュー作品一覧

『日本侠客伝』(1964 東映)
『ゴッドファーザー』(1972 米)
『大脱走』(1963 米)
『兵隊やくざ』(1965 大映)
『ニューシネマパラダイス』(1988 伊)
『トラック野郎 御意見無用』(1975 東映)
『ロッキー』(1976 米)
『エレキの若大将』(1967 東宝)
『拝啓天皇陛下様』(1963 松竹)
『ロッキー2』(1979 米)
『南国土佐を後にして』(1959 日活)
『実録外伝 大阪電撃作戦』(1976 東映)
『ロッキー3』(1983 米)
『ベン・ハー』(1959 米)
『レッド・オクトーバーを追え!』(1990 米)
『ロッキー4/炎の友情』(1985 米)
『スターリンの葬送狂騒曲』(2017 英/仏)
『グッバイ、レーニン!』(2002 独)
『ロッキー5/最後のドラマ』(1990 米)
『脱獄広島殺人囚』(1975 東映)
『夕陽のガンマン』(1965 伊)
『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006 米)
『暴動島根刑務所』(1975 東映)
『緋牡丹博徒』(1968 東映)
『クリード チャンプを継ぐ男』(2015 米)
『強盗放火殺人囚』(1975 東映)
『ポリスアカデミー』(1984 米)
『クリード 炎の宿敵』(2018 米)
『ハスラー2』(1985 米)
『ローガン・ラッキー』(2017 米)
『フォードVSフェラーリ』(2019 米)
『ランボー』(1982 米)
『イップ・マン 序章』(2008 香/中)
『ミスターノーボディ』(1973 伊/仏/西独)
『さすらいの用心棒/暁のガンマン』(1968 伊)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984 米)
『ダイナマイトどんどん』(1978 大映)
『T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強DC版』(2019 露)
『東京流れ者』(1966 日活)
『仁義の墓場』(1975 東映)
『やくざの墓場 くちなしの花』(1976 東映)
『激突!殺人拳』(1974 東映)
『ベスト・キッド』(1984 米)
『河内のオッサンの唄』(1976 東映)
『ベスト・キッド2』(1986 米)
『沖縄やくざ戦争』(1976 東映)
『ベスト・キッド3 最後の挑戦』(1989 米)
『007 ドクターノオ』(1962 英)
『釣りバカ日誌』(1989 松竹)
『アンタッチャブル』(1987 米)
『人斬り』(1969 大映)
『薔薇の名前』(1986 仏)
『県警対組織暴力』(1976 東映)
『エクスペンダブルズ』(2010 米)
『修羅の群れ』(1984 東映)
『ビバリーヒルズ・コップ』(1984 米)
『デイズ・オブ・サンダー』(1990 米)
『女囚701号/さそり』(1972 東映)
『座頭市物語』(1962 大映)
『ブロークバックマウンテン』(2005 米)
『極悪拳法』(1974 東映)
『レッドブル』(1988 米)
『独立愚連隊』(1959 東宝)
『レイジング・ブル』(1980 米)
『リベンジ・マッチ』(2013 米)
『赤い河』(1948 米)
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014 米)
『海の上のピアニスト』(1998 伊)
『零戦黒雲一家』(1962 日活)
『関東テキヤ一家』(1969 東映)
『地獄』(1960 新東宝)
『空手バカ一代』(1977 東映)
『トラック野郎 度胸一番星』(1977 東映)
『戦国自衛隊』(1979 東宝)
『007 ロシアより愛をこめて』(1963 英)
『007 ゴールドフィンガー』(1964 英)
『007 サンダーボール作戦』(1965 英)
『007は2度死ぬ』(1971 英)
『007 ダイヤモンドは永遠に』(1967 英)
『アダムス・ファミリー』(1991 米)
『資金源強奪』(1975 東映)
『ローマの休日』(1953 米)
『SF超人ヘラクレス』(1970 米)
『続・兵隊やくざ』(1965 大映)
『フィールド・オブ・ドリームス』(1989 米)
『クールランニング』(1993 米)
『俺たちフィギュアスケーター』(2007 米)
『俺たち喧嘩スケーター』(2011 加・米)
『女必殺拳』(1974 東映)
ラッシュ/プライドと友情』(2013米・独)
『鉄道員(ぽっぽや)』(1999 東映)
『300<スリーハンドレッド>』 (2007 米)
『トップガン』 (1986 米)
トップガン マーヴェリック』(2022 米)
『KANO 1931海の向こうの甲子園』(2014 台)
『フィリップ、きみを愛してる!』(2009 仏)
『じゃりン子チエ』(1981 東宝)
『ジャッカルの日』(1973 英)
『上海バンスキング』(1984 松竹)
『必殺4 恨みはらします』(1988 松竹)
『メジャーリーグ』(1989 米)
オーバー・ザ・トップ(1987 米)

過去に行った企画

過去に本noteで行った企画を紹介します(事後追加あり)

火曜はロッキー
 シルヴェスター・スタローンを映画史に不朽のものにしたボクシング映画の金字塔を一挙レビュー

『ロッキー』
『ロッキー2』
『ロッキー3』
『ロッキー4/炎の友情』
『ロッキー5/最後のドラマ』
『ロッキー・ザ・ファイナル』
『クリード チャンプを継ぐ男』
『クリード 炎の宿敵』

木曜は脱獄
 コロナウイルスの緊急事態宣言解除を記念し、東映らしさの塊、松方弘樹の脱獄映画三部作をレビュー

『脱獄広島殺人囚』
『暴動島根刑務所』
『強盗放火殺人囚』

赤いBL的映画鑑賞
 『ロッキー4』があまりに社会主義をコケにしていたことから始まった、バランスをとる為の社会主義に纏わる映画のレビュー

『レッド・オクトーバーを追え!』

『ロッキー4/炎の友情』
『スターリンの葬送狂騒曲』
『グッバイ、レーニン!』
『T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強DC版』
『レッドブル』

エンニオ・モリコーネ追悼企画
 
2020年7月6日に世を去った映画音楽の巨匠、モリコーネの手掛けた作品をレビュー

『ニューシネマ・パラダイス』
『夕陽のガンマン』
『ミスターノーボディ』
『さすらいの用心棒/暁のガンマン』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
『アンタッチャブル』
『海の上のピアニスト』

渡哲也追悼企画
 2020年8月10日に世を去ったBL黎明期のスター。渡哲也の主演映画をレビュー

『東京流れ者』
『仁義の墓場』
『やくざの墓場 くちなしの花』

ショーン・コネリー追悼企画
 髪と引き換えにダンディズムを得た世界一格好良いハゲの軌跡をレビュー

『レッド・オクトーバーを追え!』(1990 米)
『アンタッチャブル』(1987 米)
『薔薇の名前』(1986 仏)『007 ドクターノオ』
『007 ロシアより愛をこめて』(1963 英)
『007 ゴールドフィンガー』(1964 英)
『007 サンダーボール作戦』(1965 英)
『007は2度死ぬ』(1971 英)
『007 ダイヤモンドは永遠に』(1967 英)

ベスト・キッドシリーズ連続レビュー
 『コブラ会』の熱い今こそオリジナルを

『ベスト・キッド』
『ベスト・キッド2』
『ベスト・キッド3』

千葉真一追悼企画
 空手で世界を獲った男、サニー千葉の軌跡をレビュー

『激突!殺人拳』
『沖縄やくざ戦争』
『空手バカ一代』
『トラック野郎 度胸一番星』
『戦国自衛隊』

ご支援のお願い

 最後に、本noteは私の熱意と皆様のご厚意で成り立っております。

 良い映画だと思った。解説が良かった。憐れみを感じた。その他の理由はともかく、モチベーションアップと資料代他諸経費回収の為にご支援ください。


皆様のご支援が資料代になり、馬券代になり、励みになります。どうぞご支援賜りますようお願いいたします