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第57回 デイズ・オブ・サンダー(1990 米)

 コロナ騒動は一行に収まる気配がなく、映画も公開延期が続いてまったくもって嘆かわしい事になっています。

 とりわけ私が困っているのはもう30年近く延期し続けている『トップガン』の続編が土壇場になってまた延期になっている事です。トム・クルーズの信心も流行り病の前には無力であるという残酷な現実が最悪の形で証明されてしまっています。

 そこでここいらで一発、繋ぎとしてトム・クルーズ作品より『デイズ・オブ・サンダー』をレビューしようと思います。

 トム・クルーズ演じる若手レーサーがニコール・キッドマンといちゃつきつつおやっさんのロバート・デュヴァルの助けで勝ちまくるというよく見かける筋の単純明快な映画です。

 公開当時は『トップガン』の焼き直しだと評論家筋から叩かれましたが、その実当時のトム・クルーズが体現していた王道を踏襲した上質な娯楽映画であり、根強い人気があります。

 アメリカ南部の事実上の国技であるNASCARの実際に起こったエピソードを下敷きとした小ネタが散りばめられ、ぶつかり合い上等のレースシーンも迫力があり、かのジェフ・ベックがギターを担当したBGMもご機嫌です。

 そして、トム・クルーズの王道とは何か?それは即ちおやっさんやライバルとのBLなのです。この点でも『トップガン』に負けていません。

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真面目に解説

いつものトム・クルーズ

 80年代後半はまさにトム・クルーズの全盛期でした。トム・クルーズ映画と言うべきジャンルの映画が作られていたのです。

 即ち、やんちゃで腕利きのトム・クルーズおやっさんに導かれ、綺麗なお姉ちゃんといちゃつき、相棒やライバルとホモホモしながら天下を取るというフォーマットの映画です。『ハスラー2』『トップガン』も、当然本作もこのフォーマットを踏襲しています。

 同じ話だと怒るのは簡単ですが、このフォーマットは言い換えれば男の憧れでもあります。良き指導者、美人の恋人、手ごわいながらも最後は勝ちを譲ってくれるライバル。世の男には一つでも入手困難なのです。

南部とハリウッド

 本作はNASCARというアメリカで最も人気のあるカーレースがテーマになっています。『ローガン・ラッキー』『フォードVSフェラーリ』でも軽く説明しましたが、とりわけ南部の白人に人気があります。

 南部の白人とは即ち戦争とアメフトと差別をこよなく愛する悪い意味でアメリカ全開の人達であり、ハリウッドの住人とは対極に位置する人種です。

 作中でカリフォルニアについて、「ヤンキー(北部)でもディキシー(南部)でもない半端なところ」と評されるのが色々と物語っています。

 つまり彼らの言う南部とは共和党が勝つ土地であり、民主党の強いリベラルな土壌のあるカリフォルニアは地理的にはどうあれ彼らにとっては南部ではないのです。

 この断絶は日本人が思う以上に深く、ハリウッドでNASCARが描かれる事は実はとても稀な事です。たまに出てくればあまり好意的ではない描かれ方で雑に扱われることも多く、本作のようにガッツリと丁寧に描かれた映画は本当に貴重です。

車のプロレスNASCARの魅力

 NASCARをうんとわかりやすく説明すれば『カーズ』です。ああいうマシンでシンプルな楕円のオーバルコースを走ります。

 オーバルコースなんて単純でつまらないと言う人が居ますが、単純であるということはそれだけスピードが出るということです。

 例えばF1はMAX300キロ程度でカーブでは100キロ以下まで一気に減速しますが、NASCARはオーバルコースで減速など必要ないので常時300キロで突っ走ります。実にアメリカ人好みです。

 そしてガンガンぶつけます。ぶつける前提でマシンが頑丈に作られていて、前の車のオカマを掘って抜いて行くのです。実にアメリカ人好みです。

 従ってクラッシュが起きないと苦情が来るというくらいエキサイティングなレースになり、クラッシュした後はレーサー同士で殴り合うのがお約束です。実にアメリカ人好みです。

 そんな300キロでぶつかり合うようなレースをCG無しで撮るわけですから、これはもう凄く迫力があって楽しいのです。戦闘機をぶつけるのは我が国の専売特許なのである意味では『トップガン』を越えています。

 また、ティム・リッチモンドというエイズで命を落としたレーサーの経歴が下敷きになっていて、NASCARの歴史上のエピソードを基にした細かすぎて伝わらないオマージュが随所にちりばめられているのも注目すべき点です。

 お堅い評論家が何を言おうとこれがアメリカでウケたのは当然だと私は思うのです。NASCAR好きな人は喜ぶに決まっています。

トム・クルーズと仲間たち

 映画は中古車ディーラーで財を成したティム・ダランド(ランディ・クエイド)がレーシングチームを作ってNASCARに参戦すべく、引退状態の伝説のメカニック、ハリー・ホッジ(ロバート・デュヴァル)を訪ねるところから始まります。

 相当アクの強い取り合わせです。メカニックはコルレオーネファミリーの参謀で、オーナーがホモカウボーイの雇い主です。これでレーサーがトム・クルーズではチームは揉めそうだと一発で分かってしまいます。

 ハリーはかつて手塩にかけて育てたレーサーを事故で失ったトラウマがある上、もうレースのシーズンが始まっているのでろくなレーサーは残っていないと難色を示します。

 そこでティムが探してきたのが無名ながら素質抜群のコール・トリクル(トム・クルーズ)ですが、何しろトム・クルーズなので協調性がなく、最初はクラッシュの連続で案の定チームは大揉めになります。

 このクラッシュが見ものです。CGじゃなくて本当にぶつけるんですから。流石はトニー・スコットだと唸るはずです。

 しかし、そこはトム・クルーズ映画なのでなんだかんだと衝突を繰り返すうちに収まるところに収まり、今度は一転連戦連勝の大活躍になるのです。

 ハリーもティムも一癖ありますが基本的に善人であり、嫌な思いをせずに観る事の出来る気持ちの良い映画でもあります。これもトム・クルーズ映画の特徴と言っていいでしょう。

 ピットクルーの手際の良さもなかなか楽しいシーンです。勝利はレーサー一人でなくチーム全員で勝ち取る物なのです。

 ちなみにクルーチーフでハリーの愛弟子だったバディ・ブレザトンの息子のバックを演じているジョン・C・ライリーは後にあのウィル・フェレルと『タラデガ・ナイト オーバルの狼』という無責任極まる邦題のNASCAR映画にダブル主演で出演します。

 ウィル・フェレルなのに邦題が『俺たち~』ではないのに目を瞑ればあれも中々悪くない映画です。

今回のアイスマン

 ライバル枠はベテランレーサーのロウディ・バーンズ(マイケル・ルーカー)です。最大のライバルでありながら自己を経て最終的にホモ逹になり、コールの成長に一役買うというアイスマンにしてグースでもあるという美味しい役回りです。

 モデルになったのはNASCARのレジェンドであるデイル・アーンハート・シニア。このアーンハート同様オカマを掘るのが得意技です。

 私の中では若い頃のトム・クルーズは受けなので、「俺のケツに付けろ」と総受け宣言をしてタランティーノにホモ認定されるアイスマンより良きパートナーだと私は思っています。

 いずれにしても、詳しい話はBL的の方に譲ります。凄いですよこれは。

信心が足らんのと違います?

 ところが好事魔多しでコールは連勝街道の最中にロウディとぶつかって仲良く入院する羽目になり、ここでコールよりずっと背の高い脳外科医のクレア(ニコール・キッドマン)と出会います。

 コールガールと間違えてセクハラをかまし、執拗にアタックしますがトム・クルーズなので免責され、最後はやっぱりデキちゃうのです。
 
 ニコールはたまたまトム・クルーズの目に留まって本作がハリウッドデビューでした。そして、ご存知の通り結婚するわけですが、トム・クルーズがサイエントロジーに入れ込んだ結果離婚したのもご存知の通りです。宗教は程々にという教訓ですね。

 もっとも、いくらニコール・キッドマンでもこのnoteではコンドームに過ぎません。

間男はイギリス野郎

 コールが療養している間にティムが新たに雇い入れたのがラス・ウィーラー(ケイリー・エルウィス)です。こいつが本作の唯一の悪役らしい悪役でラスボスです。

 コールの居ない間に勝ちまくり、挙句コールにぶつけて優勝をさらっていく可愛げのない後輩で、コールは不貞腐れて敗退行為の挙句ウィニングラン中のウィーラーにぶつけるという暴挙に出てティムにクビにされてしまいます。

 しかし、ロウディの協力もあってコールはどうにかラストバトルであり、NASCAR最大の大一番であるデイトナ500にこぎつけます。

 このラストバトルがそりゃあもう凄まじい仕上がりで、『ベン・ハー』の戦車競走を思わせる超長尺のデスマッチです。

 ウィーラーのヒールぶりもメッサラ級で、中々にいい仕事をしています。ここまでやって『トップガン』の焼き直しなんて雑な評価はないでしょう。

BL的に解説

トム・クルーズの左右

 本作はレア吹替で鈴置洋孝ですが、基本的にトム・クルーズの吹替と言えばBLの帝王森川智之なわけです。

 それをもってトム・クルーズは総攻めかと言うと私は違うと思うのです。むしろ若い頃に関しては総受けだと考えています。

 初期作品のトム・クルーズは基本的に父性に飢えています。マーベリックは父無し子であり、コールは父親が詐欺師、いずれもどこか依存できる父親を求めているのが窺える人物造形になっています。

 父性に飢えたやんちゃなイケメンが攻めなんて勿体ない話ではないですか。第一イケメンは掘るより掘られる方が美しいのです。

 我が国の衆道の歴史を紐解けば、子供の内は掘られ、長じて掘る側に回るシステムが確立していました。トム・クルーズはそういう俳優だと思います。『ラストサムライ』ですし

ハリー×コール

 レーサーとおやっさん、BLの世界ではデキない方がどうかしているレベルの組み合わせです。

 そもそもハリーはホモだと思います。いい歳して嫁さんも女っ気もありません。そしてコールに亡きブレザトンの面影を見ています。

 多分ブレザトンともデキていたのでしょう。だから彼の死を機にレースからいったん身を引いたのです。
 
 ハリーはブレザトンに操を立てるつもりだったうえ、無名のコールの実力を疑問視してテストを嫌がりました。

 しかし、コールに懇願されてテストを承知し、抜群のポテンシャルを見せて納得させます。つまり、コールはハリーに身体で分からせたというわけです。ハリーは新しい恋に生きる決意を決めたのです。

 しかし、コールはNASCARについて何も知らないのでクラッシュとリタイヤの連続で、挙句二人はピットで喧嘩をしてティムから大目玉を食らう有様です。

 コールの才能はハリーも認めているのでバーで話し合いの場を持ちます。するとコールは辺りを見回して小声で恥ずかしそうに言うのです。「車の事がよく分からないんだよ」と。

 つまり何も考えず才能の赴くまま走って来たので、ハリーの指示を聞こうにもその意味が理解できなかったのです。

 こんな萌えるカミングアウトの末に助けを求められたハリーは一発KO。笑顔で「何も心配するな」と調教に入ります。二人が「特別な関係」になったのはこの夜でしょう。何しろコールはゲイの首都カリフォルニアの男ですから。

 ハリーの調教は効果てきめんでたちまちのうちにコールは強くなり、翌週のレースでは見違えるようなレースぶりです。

 二人の絆は明らかにレッドゾーンに突入しており、ハリーのセオリーに外れた危険な指示も「あんたの言う事なら信用するよ」とコールは果敢にトライし、デビュー戦でレイプしてきたロウディとのぶつけ合いを制して見事初優勝を飾ります。愛の力です。

 勝利者インタビューでハリーが「特別なタイヤを付けた」と嘘をついて危険な指示を実行させたと聞いてコールが嬉しそうに怒る様はまるで熱々夫婦の結婚記念日のサプライズです。

 コールは次のコースに向かう車中でもいちゃつきまくり、挙句ハリーはサプライズで保安官のコスプレをしたコールガールを呼んでコールをねぎらうのです。

 こんなの実質ホモセックスです。コールガールなどコンドームでしかありません。特別なコンドームを着けてハリーとお楽しみというわけです。

 クレアと接近しても鷹揚そのものなのは王者の余裕です。相方の表の幸せは壊さない。しかし最後は自分のところへ戻ってくる。そういう自信がハリーにはあるのです。

 ティムがウィーラーを寵愛してコールが不貞腐れたのにもいち早く気付いたのもハリーであり、コールクビになったのにも付き従いました。

 ハリーは完全に身を引く決意をし、コールがロウディの代理としてデイトナ500に参戦する話を持って来てもマシンを作るのを嫌がります。

 こんなメンタルで走っても死ぬだけだというわけです。押し問答の末につかみ合いの喧嘩までしちゃいます。男にも女にもモテモテのコールですが、結局のところ一番コールの事を考えていたのはハリーなのです。

 しかし、結局はコールのあの時と同じ目での懇願に負けてハリーはマシンを作ってくれるのです。そしてデイトナを制したコールとハリーがいちゃつくシーンで映画が終わります。最後に愛は勝つのです。

ティムのハーレム

 そもそもコールを発掘してきたのはティムです。ハリーがコールを可愛いように、ティムもまたコールが可愛くて仕方ないのです。

 むしろティムの中に占めるコールの「重さ」はハリーのそれを上回っています。ハリーはコールの師ではありますがあくまでティムに雇われているのです。

 一方ティムにとってハリーとコールはNASCARに参戦するという非常に金のかかる夢を実現するために欠かせないピースであり、また愛する男たちなのです。

 ハリーが現場復帰を決意したのだって、ティムとの「関係」がなければ実現しなかった可能性があります。二人の間に明らかにビジネスを超越した友情があるのは腐った眼で観なくても明らかです。

 また、レーサーは偉い人のご機嫌を取って参戦の機会を確保するのも仕事であり、コールはティムに迂闊に逆らう事は出来ません。「乗せてやるから乗せろ」と言われればズボンを脱ぐしかないのです。

 レースに出たいと懇願してくる才能あふれるトム・クルーズです。多少ホモフォビアでもホモのホモ嫌いに変身してサンフランシスコに別荘を建ててしまう魔性があります。

 いずれにしても、三人のいちゃつき方はもう他のチームから「あいつらはホモだ」と疑われても文句を言えないレベルです。

 しかし、そこへ割り込んできたのがウィーラーです。コールに負けず劣らずの掘り出し物でティムはご機嫌ですし、またレースの世界では1チームに複数人のレーサーが居るのは普通の事です。

 なのでティムとしては決してコールをぞんざいに扱うつもりはなかったのですが、コールは面白くありません。そしてコールはウィニングラン中のウィーラーにぶつけるという反乱を起こしてハリー共々クビになります。

 しかし、コールのデイトナ500に参戦にあたって、マシンのエンジンをこっそり提供したのはティムでした。ティムはやっぱりコールとハリーが可愛かったのです。

 挙句ピットインしたコール達を手伝い、反則だと文句を言うオフィシャルに「俺がくれてやったエンジンだ」と居直る有様です。

 クビにしたのは単なるSMプレイだったのではないかとさえ思える面倒見の良さです。彼らの愛の前にはウィーラーなどコンドームでしかなかったのです。

ロウディ×コール

 この映画のメインディッシュはこの二人です。二人の因縁はコールのテストがロウディのマシンを使って行われた時にもう始まっています。しかもコールの方が早いタイムを出してしまったものですからロウディとしては面白くありません。

 しかし、独走タイムで勝負が決まるならレースなんてする必要がないわけです。レース本番でロウディはジェラシーをむき出しにして執拗にコールにぶつけまくり、ボロボロにして打ち負かします。

 オカマを掘られて切れ痔寸前のコールはその後もロウディのみならずあらゆるレーサーにぶつけられまくり、輪姦されてクラッシュを繰り返して足腰が立たない有様です。

 しかし、ハリーの調教は性奴隷をスーパー攻め様に変身させ、逆にロウディのオカマを掘ってぶつけるちょいリバの末に見事雪辱を果たします。

 こうなるとトム・クルーズなのでコールは調子に乗り始め、連戦連勝の一方でロウディをおちょくるのを無上の楽しみにするようになります。

 しかし、多重クラッシュで貰い事故を起こして二人は仲良く病院に担ぎ込まれてしまいます。これが二人のホモ臭い友情の始まりでした。タイマン張ったらホモ達なのです。

 車椅子で意地を張り合って廊下で競走してしまうシーンはこの映画の最萌えシーンの一つであり、実質ホモセックスです。セクハラされた後とは言え、それを見たクレアの冷ややかな視線はもう何もかも察しています。

 挙句偉い人との会食をセッティングされてもその道中でレンタカーでレースをおっぱじめる有様です。雑に口裏を合わせる二人の嘘はバレバレですが、突っ込む余地を与えない重さがあります。

 しかし、コールはレースに復帰できましたがロウディは傷が深く、奥さんと一緒に隠居を決め込んでしまいます。

 明日は我が身で怖いのでレーサーはレーサーの葬式や見舞いに行かないとはハリーの弁ですが、チームをクビになって傷心中のコールは掟破りの見舞いを敢行して無理矢理ロウディを病院へ連れて行きます。

 しかしロウディは傷が重く、コールを自分の代理としてデイトナ500に参戦できるよう膳立てします。

 スポンサーへの義理立てという口実ですが、明らかに動機はコールへの愛です。つまり『ロッキー3』と同じです。つまりこれも実質ホモセックスです。

 クレアはロウディは再起不能と言っていましたが、ロウディ自身は復帰する気満々です。こうなればロウディが復帰するのは時間の問題で、また二人はぶつけ合う仲になるのです。そして二人を死が分かつまでその実質ホモセックスは続くのです。

コール×ウィーラー

 ここでついに左右が逆転します。ウィーラー演じるケイリー・エルウィスと言えばパブリックスクールのホモっぷりを包み隠さず描いた『アナザー・カントリー』でつとに有名で、本当に英国貴族の家系でハーロー校出身なので男を知らないとは考えにくい経歴です。

 自分が怪我で苦しんでいる間にぽっと出のウィーラーにチームの仲間を奪われ、挙句勝ちまくられる。コールとしてはやはり面白いはずがありません。

 ウィーラーもまたコールを蹴落としてトップに立つ事を狙っており、コール相手にぶつけるという仁義なき戦いを仕掛けて強引に優勝をもぎ取ります。

 コールはウィニングランをしているウィーラーを追いかけてぶつけるという力業で抵抗しますが、抵抗空しくクビになり、結局ロウディとティムの協力で決着をつけたわけです。

 病み上がりのコールに打ち負かされ、ティムの庇護も失ったウィーラーはもはや完全に落ち目。コールに掘られても文句を言えません。

 前述の長じて掘る側に回るというサイクルはかくしてウィーラーの尻の中で完結するのです。

お勧めの映画

 独自の統計(主観)に基づきマッチング度を調査し、本noteから関連作品並びに本作の気に入った方にお勧めの映画を5点満点にて紹介します

『ハスラー2』(★★★★★)(トム・クルーズ映画の原点)
『トップガン』 (1986 米)(★★★★★)(トム・クルーズ映画の頂点)
『ローガン・ラッキー』(★★★)(少し未来のNASCAR)
『フォードVSフェラーリ』(★★★★)(フランス風味)
ラッシュ/プライドと友情』(2013米・独)(★★★★)(ヨーロッパ風味)

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 トップガンの公開までにこのnoteを潰したくありません

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