第64回 リベンジ・マッチ(2013 米)
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第64回 リベンジ・マッチ(2013 米)

 さて、2021年のこのnoteのテーマは「作品の偏りを是正する」というものですが、それでもやはりこのnoteの主演俳優はスタローンをおいて他ないのであります。たまにはスタローン分を補充したいのです。

 何の事はありません。前回『レイジング・ブル』をレビューしたのはこのための仕込みだったのです。しかも今日はモハメド・アリの命日、タイムリーだとこじつけて今回は『リベンジ・マッチ』でお送りします。

 元世界チャンピオンでライバルのシルヴェスター・スタローンとロバート・デ・ニーロが30年の時を経て再戦に至る様を描く単純明快な映画であり、つまりはジジイになったロッキー・バルボア対ジェイク・ラモッタをピーター・シーガルが撮ったわけです。

 この取り合わせではいきおいバカ映画になり、ベタな脚本もあって評論家筋からの評判は最悪であり、ラジー賞にもノミネートされています。

 しかし、本作はロッキーとラモッタが戦うという事実と、シーガル流の下ネタ連発の芸風に興奮できる人の為の映画であり、その実素晴らしいB級娯楽映画なのです。二人とその支持層の歳を反映して80'sミュージックが多用されるのも素敵です。

 そしてデ・ニーロ×スタローンのケンカップルぶりは流石にBL力抜群のイタリア系スターの面目躍如であり、陳腐と評される脚本もBLとして見ると極めて上質なホモのマリアージュを醸し出します。ロッキーシリーズさえしのぐ勢いです。

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真面目に解説


ラバーマッチ
 スポーツニュースでスポーツ界のライバルを紹介するという体で映画が始まります。

 スポーツ界のライバルの例としてラリー・バードとマジック・ジョンソン(バスケットボール)から入り、モハメド・アリとジョー・フレージャー(ボクシング)ときて、ナンシー・ケリガンとトーニャ・ハーディング(フィギュアスケート)と続くのがシーガル一流のギャグです。

 あの『アイ,トーニャ』で悪名高いトーニャです。しかも彼女はフィギュアの世界を追われてボクサーに転身しました。分かる人だけ大笑いする高度なギャグなのです。

 そして1982年にライトヘビー級王座を巡って戦ったヘンリー・“レーザー”・シャープ(シルベスター・スタローン)とビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(ロバート・デ・ニーロ)が紹介されます。

 キッドが勝ちましたが激戦だったので2年後にリターンマッチが行われ、今度はレーザーが勝利。これまた激闘だったので3戦目が組まれます。

 ボクシングの世界ではこのように1勝1敗で組まれる3戦目はラバーマッチと称します。これは世間の興味を集めるので金になるのですが、何故かレーザーはこのラバーマッチを蹴って電撃引退してしまうのです。


エクスペンダブルされた男

 この映画の面白い所は、二人のチャンピオンの生き様と、スタローンとデ・ニーロのキャリアと人となりとがリンクしていることです。『エクスペンダブルズ』方式というわけです。

 レーザーは引退後まもなく文無しになり、下積み時代に勤めていた造船所で働いています。

 ところがレーザーは金に頓着しない男で、肉体労働で相変わらずムキムキであり、職場の仲間からはチャンプと呼ばれて尊敬され、趣味の鉄屑アートを楽しみ、第二の人生を案外エンジョイしています。

 それどころか、トレーナーであったルイス・“ライトニング”・コンロン(アラン・アーキン)が身寄りがないのを気にして、彼が嫌がるのも厭わず老人ホームに入れて養っているのです。

 未だにステロイドをキメて身体を張り、『エクスペンダブルズ』で仲間の面倒を見る不器用なるカリスマ、スタローンの人物像と完全に符合します。

勝ち逃げされた男
 一方デ・ニーロはスタローン同様仲間思いですが変幻自在の役者ですので、キッドもまた器用に立ち回ります。

 キッドはレーザーとのラバーマッチが流れて以来落ち目になりますが、CMに出まくって人気を集め、引退後は「ノックアウト」なるレストランと中古車屋の経営で成功を収めています。

 ラモッタ同様自らステージに立ってファン相手にあまり面白くないジョークを披露して一見華やかに暮らしていますが、その実キッドはレーザーに勝ち逃げされた形になった事を深く悔やんでいるのです。

 つまり、キッドの方が一方的にレーザーに執着しているのです。スタローンはどこまで行っても総受けなのです。


プロモーターは面白黒人

 二人の特集でインタビューを受け、これは金になると踏んだのが二人のプロモーターだったダンテ・スレートの息子のジュニア(ケヴィン・ハート)です。

 面白黒人界の若手のホープであるハートですが、先日ホモフォビア発言をとがめられてアカデミー賞の司会を降板させられてしまいました。なのにこんなBL映画に出ていたのですから笑えない話です。

 ジュニアは二人にゲームへの出演の仕事を持ってきますが、二人が鉢合わせになって殴り合いの大喧嘩になり、この動画が話題を呼んで二人の再戦にスポンサーが付き、ジュニアがこの試合をプロモートすることになります。

 仲の悪い二人をプロモーションの為にあちこちジュニアが連れ歩くのがこの映画の中盤のキーになります。

穴兄弟船
 二人の昔の女がメインヒロインのサリー(キム・ベイシンガー)です。還暦のベイシンガーが主演女優(実質主演なしで助演)であるという事実がこの映画の本質を物語っています。

 ですが、流石にオスカー女優ベイシンガーだけあって単なるオメコ芸者ではなく、二人との過去の複雑な関係を巡って逡巡する難しい役どころをしっかり演じ切っています。

 言うなればサリーはエイドリアンでありビッキーでもあるわけで、両方一度にこなそうというのは並大抵ではないのです。

 しかし、ライトニング演じるアラン・アーキンも含めてキャストが4個もオスカーを持っているのですから考えてみれば豪華な映画です。スタローンがオスカーは持っていない代わりにラジー賞を10回も獲っているのも私は高く買いたいですが。


ロッキーはおやっさんと
 さて、再戦が決まりお待ちかねの特訓パートとなります。肉体労働者なので体力面で有利なレーザーは、ライトニングとのコンビ復活にちょっとうれしそうです。

 何しろライトニングは実質ミッキーなのでやる事が古風です。往年のボクサーがやったという珍妙なトレーニングを色々と課すあたりは完全にミッキーです。

 廃車置き場で車を引っ張らせたり生卵を飲ませたりとロッキー丸出しの特訓が繰り返されますが、肉は叩こうとしたところでライトニングに止められます。これもシーガルの得意な芸風です。


ラモッタは家族と

 一方キッドは酒と甘い物ばかり食って「巨乳オヤジ」と馬鹿にされる程ぶよぶよなので逆デ・ニーロ・アプローチが必要です。

 かつて世話したボクサーの息子であるフランキー(LL・クール・J)のジムを訪れてトレーナーになってくれるよう頼みますが、ラッパーのLL・クール・Jのくせに面倒見の悪いフランキーは難色を示し、適当なトレーナーをあてがってほったらかしにします。

 そんなキッドに一人の兄ちゃんが付き纏います。なんとキッドが捨てたサリーとの間に出来た息子のBJ(ジョン・バーンサル)です。

 レーザーとの一連の騒動を受けて初めてキッドが父親だと知らされて複雑な感情を抱いて一目会いに来たのですが、結局このBJがキッドのトレーナーになります。

 何しろシェーン・ウォルシュなのでハイスペックで、元アマチュアボクサーでピッツバーグ大のフットボールチームのコーチという実に都合の良い人物です。

 アメリカにおいてカレッジフットボールのコーチというのは名士であり、強豪大学のヘッドコーチ(監督)ともなれば年俸1千万ドルなんて人はざらで、知名度は甲子園や箱根の名物監督に匹敵します。

 ピッツバーグ大は強豪とは言えませんが古豪であり、そんなチームでコーチをしているBJは優秀なトレーナーで、キッドは孫のトレイに懐かれたりしつつどんどんと強くなっていくのです。

 レーザーがライトニングやサリーといちゃつく一方で、キッドは今まで背を向けてきた家族愛という物に目覚めていき、これが交錯することでややこしくなっていきます。

異種格闘技戦はロマン
 再戦が決まってプロモーションの為にキッドとレーザーは喧嘩しながらあちこちのイベントに連れ出されますが、最後に総合格闘技、つまりUFCの会場に連れて行かれます。

 ボクシングと違って総合格闘技は90年代になってようやく台頭してきた格闘技なので、互いに微妙なライバル意識があります。

 それをレーザーが「プロレスと同じに見える」と言ってしまった事で話がややこしくなります。総合格闘技は事前の打ち合わせのあるプロレスへのアンチテーゼとして成長してきた経緯があるので、プロレスとはボクシング以上に難しい関係なのです。

 これに怒って怒鳴り込んでくるのが本物のUFCファイターであるチェール・ソネンです。いかにもこういう事をやりそうな荒くれ者ですが、レーザーはこのソネンを殴り倒してオヤジの意地を見せます。

 もっとも、この一連の流れは完全にプロレスのノリであり、スタローンはプロレスとも総合格闘技ともズブズブなのが笑いどころなのです。


嗚呼憧れのPPV
 この異種格闘技戦が話題を呼んで試合の注目度が急激に高まり、試合会場が大会場になってPPV中継が決まります。

 ジュニアはこれに大興奮、キッドも店でトレイを肩車して謎のPPV音頭を踊って大はしゃぎです。

 これも格闘技に明るくない人には理解できない感覚でしょう。というのも、現代のアメリカの格闘技興行でビッグマネーが動くのはこのPPVのおかげなのです。

 例えば1万人が入る会場を一人100ドルで満員にしても100万ドルです。対してボクシングのPPVは50ドルとか75ドルで、これが不人気な試合でも軽く十万件は売れます。

 試合に付くスポンサー料だってPPVが付けば跳ね上がりますし、入場料自体もPPVの付くような興行なら高く設定できるので、PPVの有無で動く金額が何倍も違ってしまうのです。

 当然ボクサーのファイトマネーも高くなり、おまけにメインのボクサーはPPVの売上一件につきいくらという歩合も受け取れるのです。

 日本のボクサーがよく「ベガスで戦いたい」と言うのは単にラスベガスを神聖視しているわけではなく、PPV中継される試合が大抵ラスベガスで行われる事からそう言っているのです。

 もっとも、PPVの恩恵にあずかれるのはメインイベンターだけであり、アメリカでは軽量級には全然人気がないので、日本人が無理矢理ベガスで試合をしようとしてもちょっとファイトマネーが良いだけの前座か、どう頑張っても噛ませ犬扱いの挑戦者が関の山で、PPVの歩合を貰うのはほとんど不可能なのがボクシングの現実でもあります。


さあ試合だ
 紆余曲折ありましたが試合はピッツバーグ一の大会場であるコンソルエナジーセンターで執り行われます。

 実況ジム・ランプリー、解説はマックス・ケラーマンとラリー・マーチャント、リングアナウンサーはマイケル・バッファーという最近の『ロッキー』シリーズではお馴染みの組み合わせです。

 この人たちが最初は無謀だなんだとディスっておいて結局持ち上げ始めるのもいつも通りです。彼らもまたスタローンの仲間達には違いないのです。

 また、バッファーはUFCのリングアナウンサーも務めているのが件の異種格闘技戦のなれ合いぶりを物語っています。

 二人の身体も還暦過ぎとは思えないほど仕上がっています。スタローンはステロイドを葛根湯のように常用しているはずなので当たり前と言えば当たり前ですが、デ・ニーロは『レイジング・ブル』の時同様盛大にデ・ニーロ・アプローチを決めてきています。これには感激です。

 しかも試合では若い頃同様本気で殴り合っているようです。見逃されがちな事実ですが、ボクサーに最も必要な素質は殴り、殴られる事に躊躇しない心です。身体能力やセンスがありながらこの殴り合いへの心理的抵抗を捨てられずに成功できないボクサーはとても多いのです。

 それを名優の地位を欲しいままにする爺さん二人がやってのけるのです。この根性を酷評するような人種ですので、評論家などはやっぱり信用できません。


事実は映画より奇なり
 興行は大成功に終わり、気を良くしたジュニアはEDでマイク・タイソンと、タイソンに耳を試合中に噛み千切られたイベンター・ホリフィールドに再戦をやらせようと交渉します。

 年中金に困っているタイソンが即決したのに対して、変わり者のホリフィールドが中々承知しないのがボクシングファンにだけ通じる最後の笑いどころです。

 この演出は冗談のつもりだったのでしょうが、先日タイソンは本当に現役復帰しました(相手は別)。ボクサーが引退後に金に困ってしょうもない三流相手に無様な試合をするのはよくある事でしたが、最近はこの手のレジェンドがレジェンド同士で試合をするのがトレンドになっています。

 評論家はこの映画を悪く言いますが、時代を先取りした先進的映画として私はむしろ高く買いたいのです。

BL的に解説

キッド×
 今回も毎度おなじみ、スタローン総受け前提の掛け算でお送りします。ブロンクスの牡牛にイタリアの種馬が種付けされる様をお楽しみください。

 前述の通りレーザーはロッキー同様意外に勝負に熱くならないたちで、キッドを顔も見たくないと嫌っています。

 その一方でキッドはラモッタ同様ヤンデレ気質で、終始試合に乗り気でないレーザーにヤンホモ気味に執着するのです。

 ジュニアが1万ドルのギャラで持ってきた仕事さえキッドと同じ空気を吸いたくないという理由で一旦は拒絶します。

 しかし、ギャラアップの末に引き受けたレーザー。モーションキャプチャー用の全身タイツに着替えさせられて恥ずかしい思いをしながらパンチのモーションを取りますが、気乗りしません。

 しかし、サンドバッグをキッドだと思えとジュニアに発破かけられた途端にパワーアップするのですから二人の関係は爛れています。

 ところがここでキッドが気を利かせて早く来たと称して同じいでたちでスタジオに現れまが、これは勿論口実です。「懐かしい顔に会いたくてね」という一言にはライバル関係よりもレーザーへの倒錯した愛が覗きます。そう、キッドはレーザーが好きなのです。

 全身タイツで痴話喧嘩の末スタジオを破壊して喧嘩し、仲良く器物破損で全身タイツのままブタ箱に入る二人。のっけからレベルが高すぎます。

 そしてブタ箱でもヤケに背の高いオネエをギャラリーに夫婦喧嘩をおっぱじめる二人。キッドの「俺を無視しようったって無駄だ」というヤンホモ発言にレーザーは「誰かこいつのカマを掘ってやれ」とカウンターです。シーガルの映画は基本的にこんなノリです。

 その間に喧嘩の動画がバズって試合の話が来ますが、レーザーはサリーを寝取られた過去があるのでこれに応じません。

 言うまでもなく穴兄弟は間接ホモセックスです。サリーはコンドームは文句なしに免除の良い女ですが、それでも二人のホモ臭いライバル関係の前には所詮ローション程度の存在でしかないのです。

 サリーを寝取ってしまったのを今更キッドが後悔してしまうのが動かぬ証拠です。そう、キッドの中ではレーザー>>>サリーなのです。

 しかし、レーザーは造船所のリストラで職を失い、再戦を受ける決意をします。それを知らされて店先で喜びの雄たけびを上げるキッド。人間は敵意だけでこんな奇行には走りません。もっと倒錯した感情が奥に潜んでいるのです。

 二人はプロモーションとしてドサ回りし、下手糞な国歌斉唱やスカイダイビングで喧嘩しながら友情を深めていきます。

 そうするうち、レーザーはライトニングに引退の理由を吐露します。大事なサリーを奪われた仕返しに大事なボクシングをキッドから奪ったというのです。

 ライトニングは「ひねくれたやり方」と評しますが、だとしてもノンケはこういう表現はしません。レーザーは女っ気ゼロの暮らしをしているので、失恋のショックでホモに走ったのでしょう。

 しかし、二人にはボクサーとしての誇りという共通点があり、総合格闘技という共通の敵を前にして二人の仲は急接近します。

 レーザーは「男の股ぐら掴みたかったらキッドの店に行け」と下品に総合格闘技をディスり、キッドは「こいつはそれ目的で店に来てる」とホモカウンターで応戦します。

 ソネンにお互いもう片方を殴れと催促し、最終的にKOする様はこれもまた実質ホモセックスです。UFCのチャンピオンさえコンドーム扱いなのですから半端じゃありません。

 しかし、せっかく盛り上がってきたところでライトニングがレーザーの身体を慮って強引に試合の中止を宣言します。

 サリーと復縁したこともあってあまり気にしないレーザーですが、キッドがこれにブチ切れてレーザーの家の窓に投石して恨み言をぶちまけ、「お前が戦う気になるまで一歩も動かん」とヤンホモ宣言をぶち上げます。

 しかもサリーが一緒に居るのを見てサリーのせいで試合中止を決めたと思って余計に怒り出します。ヤンホモキッドにしてみれば女に走って逃げたというレーザーの女々しい行いは許しがたい物なのです。

 レーザーはこの時点では試合をしないつもりでしたが、キッドは「俺にはもう何もない」「今回の事で生きている実感がわいた」などと情に訴える戦術でジャブを入れます。

 そしてサリーの口出しは「こいつのタマ抜くな」とホモ臭い言葉を使ってマンコントロールの原則でブロックし、挙句「こいつを男に戻してやってくれ」と買収戦術に出るのです。

 先っちょはもう入っているも同然なので必死に食い下がるキッドですが、レーザーはつれない態度です。

 しかし、レーザーは造船所の仲間やピッツバーグの人々がこの試合を待ち望んでいることを思い知って翻意し、サリーの元を訪れて試合をする決意を表明します。

 それを聞いて「ならあいつをぶちのめして」と焚き付けちゃうのがサリーのいい女ぶりです。これはエイドリアンが度々見せたボクサーの妻の模範解答なのです。

 キッドはキッドでレーザーの翻意を知って店でシャンパンファイトです。この時キッドのキッドも白い泡を吹いていたとしても驚きません。

 そして二人は再びトレーニング合戦に戻ります。レーザーは引っ張る車が大きくなり、キッドは中古車屋にリングを作ってファンサービスも兼ねて公開トレーニング、どっちももりもり強くなっていきます。

 そして試合の実況で二人のキャリアにおける敗戦は互いに敗れた1敗だけである事が判明します。これはたまらない事実です。

 レフリーの説明を受けながらレーザーは「ブラジャー着けなくていいのか?」とアブノーマルな悪口を言えば、キッドは「お前の家の玄関に糞してやった」とアブノーマルに返します。既にセックスは始まっているのです。

 二人の試合は当然ながら激闘になります。30年も寸止めしていたのですから当然です。序盤はキッド優勢で進みますが、レーザーの目の見えない事を知ったキッドは真っ向勝負を挑むべくダウンしたレーザーを抱き起します。

 客席はこの行為に大喝采です。二人の敵意が友情に昇華した記念すべき瞬間に立ち会えたのですから当然でしょう。

 そして真向からの殴り合いを展開し、レーザーがダウンを奪い返します。しかし、レーザーが今度はキッドを抱き起し、試合終了のゴングを二人立って聞くのです。

 これがBLでなくて何でしょうか?結局レーザーが勝利し、イチャイチャしながらリングを降ります。

 全てが終わってキッドはダンス番組に出ちゃったりしてご機嫌です。ここで注目したいのが、ダンサーに非常にゲイが多いということです。そう、ここへきて遂にキッドは素直になったのです。

 自宅でライトニングとキッドの三人で番組を見ていたレーザーは「目が潰れる」と悪態をついてどこかへ出ていきます。行き先は勿論「ノックアウト」です。

 きっと店ではキッドが客に自慢している最中です。そこへレーザーが乗り込んで散々悪態の応酬をし、人払いをして『ロッキー3』よろしく誰も観ていない4戦目をおっぱじめるのです。その後はお楽しみになるのは言うまでもありません。「ノックアウト」は「ブルーオイスター」に変身するのです。

 この試合で得たものは金だけではありません。キッドはBJとの仲を修復しました。サリーはおそらくキッドの「法律上の」妻となります。そうなれば二人は家族であり、実質夫婦となるのです。

 それを咎めるほどライトニングやサリーやBJが野暮とは思えませんが、トレイのセクシャリティがマニアックな方向に進まないかだけが気がかりです。


ライトニング×
 レーザーは第二の人生をエンジョイしていますが決して豊かではありません。なのにかつてのトレーナーであり、身寄りのないライトニングを乏しい稼ぎで養っているのです。

 これ以上ない美しい友情ですが、造船所の仲間達にレーザーとライトニングはホモだと噂されても仕方のない話です。

 ですが、このようにチャンピオンが引退後にトレーナーの面倒を一生見た例を私は一つだけ知っています。日本初の世界チャンピオン、白井義男です。

 彼は進駐軍の軍属だったアルビン・R・カーン博士のトレーニングで世界を獲り、カーン博士を死ぬまで介護しました。

 博士は生涯独身でゲイであったという噂が根強く、白井はお小姓でもあったという噂もまた古くからあります。

 事実は確かめようがありませんが、いずれにしてもそういう想像を掻き立てるに十分な尊いシチュエーションであるという事です。

 介護士をホモ呼ばわりして老人ホームを追い出される程の傲慢ジジイだというのに、レーザーの世話になるのを申し訳ないとこぼすライトニング。

 一方レーザーは「あんただけは俺を裏切らなかった」とめまいのするような事を言っていちゃいちゃしちゃいます。

 しかもライトニングは80過ぎだというのに口を開けば昔の女の話という異常性欲の持ち主です。ライトニングを終生介護すると決めているレーザーがどうするか。そう、介護は泌尿器科と肛門科しかないのがBLなのです。

 ライトニングが介護士に体を触られるのを嫌がるのもホモ特有の貞操観念です。俺に触っていいのは俺のレーザーだけだという独占欲の顕れです。レーザーはヤンホモにモテモテなのです。

 レーザーがキッドとの遭遇リスクを承知でゲームの仕事を受けたのもライトニングの老人ホームの費用の為でした。愛するライトニングの為ならキッドとゲイポルノに出てくれという仕事でも引き受けたでしょう。

 しかし、普通のホモセックスよりある意味恥ずかしい動画を世界中に拡散された上、機材を破壊したのでギャラは出ないと聞かされてレーザーは釈放されたばかりだというのにジュニアに掴みかかって「金が要るんだ」と迫ります。

 とにかく、レーザーが戦う動機は第一にライトニングなのです。再戦が決まって誰をトレーナーにする気だと心配するライトニングに、レーザーは「信頼できる奴」と謎をかけます。

 答えは勿論ライトニングですが、ライトニングは自分の歳を自覚している上に老人ホームを追い出されて焦っており、最初は本気にしません。ついでに同居を提案されますが、ライトニングはレーザーに世話されていることに引け目を感じているのでやはり難色を示します。

 ところがレーザーは初めてジムに来た時にライトニングがレーザーをボロクソにけなしてから「鍛えて欲しいなら俺についてこい」と関白宣言をかましてコンビを組んだ思い出話をして、「見放すのはお互いなしだ」と絆を強調して根負けさせます。

 そしてライトニングはレーザーを一目で見込んで自惚れないように敢えてけなしたととんでもない事を言い出します。このやり取りがもうセックスです。

 結局ライトニングはレーザーの家に転がり込み、夫婦生活がスタートします。近所の人たちは二人の腰のトレーニングの噂で持ちきりです。

 そして猛トレーニングに励みます。ライトニングが電動車椅子でロードワークを先導するのが笑いどころです。そしてロッキーシリーズ恒例の珍トレーニングは馬の小便に拳を浸して皮膚を固くするという実質スカトロでピークに達します。アブノーマルですね。

 ライトニングがミッキーと違う点は、サリーとの仲を焚き付けていく所です。女は足にくるというのはライトニングだって承知でしょうが、サリーの件を清算しないまま試合に臨むのはメンタル面で既に負けであり、また相方の良き幸せは壊さないのが良きゲイカップルなのです。

 しかし、サリーとの破局の理由がトレーニングばかりして相手をしなかったからだというのがあくまでサリーは二番手でしかなかった証明です。レーザーにしてみればサリーと「足にくる」行為をするよりもライトニングにいじめられている方が楽しいのです。

 結局ライトニングの女子中学生並みの焚き付けが功を奏し、レーザーとサリーはデートに至ります。レーザーときたら隠しておいたマスタングに乗り、新作の鉄屑アートをプレゼントに持参してご機嫌です。

 デートは成功裏に終わりますが、レーザーがタイトルマッチを前にして山籠りをして会えない寂しさと当てつけでサリーはキッドと寝たという事実が判明します。

 山籠りなんて非科学的なトレーニングをするのは少年漫画の主人公だけです。しかし、キッドはそんなライトニングとのアブノーマルなプレイをサリーよりも優先してしまう変態マゾ野郎なのです。

 しかし、男は前と後ろは別腹です。レーザーはサリーと急激によりを戻し、レーザーが帰りに交通事故を起こしてサリーが怪我をしたのもまさに怪我の功名でライトニングに冷やかされる有様です。サリーとの復縁を一番喜んでいるのが他ならぬライトニングなのです。

 ところが、ライトニングは異種格闘技戦で簡単に殴られた事とこの事故からレーザーの右目が失明しているのを見抜き、強引に試合を中止させようとします。

 これを拒否するレーザーに「俺の為に試合をしようとしているんだろ?」と独占欲丸出しの前置きをしておいて、危険だからと結局中止に踏み切ります。

 これだけでも尊い展開ですが、ボクシングファンとして私が注目したいのがライトニングのトレーニングメニューです。

 ライトニングはジョー・フレージャーがやったという触れ込みでレーザーに水中シャドーボクシングをやらせました。

 フレージャーは『ロッキー』でアポロに試合前に挨拶をしていた人です。東京五輪の金メダリストでモハメド・アリと3度の激闘を展開したレジェンドであり、他ならぬロッキーのモデルでもあるのですが、彼は幼少期の事故で片目が見えませんでした。

 その程度の事をライトニングが知らないはずがないのに、俺のレーザーが俺の為に危険に晒される事がライトニングには耐えられないのです。ライトニングの独占欲にくらくらしてきます。まさに愛は盲目というわけです。

 しかし、レーザーが翻意すると結局付き合い、挙句「お前は片目の怪物だ」と褒めちゃうのです。

 これは結局のところライトニングのマッチポンプだったのではないかとも推測できます。レーザーの闘争本能を誰より熟知しているのはライトニングであり、レーザーが結局戦う気になる事を分かっていて盛り上げる為に中止にしたというわけです。

 試合に際してのライトニングのスーパー攻め様ぶりは凄まじく、ライトニングもまた血に飢えたバイオレンスポルノ愛好家である事を物語ります。

 しかも入場を前にしてライトニングは電動車いすを乗り捨てて立ち上がり、試合会場のいい女を一匹釣り上げると宣言します。

 若い女を侍らせるのが最高の長寿の秘訣であるというのは医学的根拠はともかく広く知られている経験則です。そう、ライトニングにとってはボクシングに興味もないのに賑やかしでリングサイドに招待されたオメコ芸者どもよりも、レーザーこそが最高の「女」なのです。

 若返り効果はリングサイドで如実に表れ、押され気味のレーザーに「タマなし野郎」何故そんな事を知っているのか?としか言いようのない発破ををかけて「俺は800歳だ。言いたい事を言う」と攻めまくりです。

 その一方でレーザーの目が見えない事をキッドが感づいたのを心配するのが二人の純愛なのです。客席で心配そうに見守るサリーには何もできません。

 そしてレーザーが勝利し、ライトニングは「タマなし」を撤回して「馬鹿野郎」宣言をします。この場合は最高の誉め言葉です。二人の愛が勝利したのです。

 全てが終わり、ファイトマネーでテレビを買って二人は再び甘い同居生活をスタートさせます。もう二人の関係に下品な陰口を叩ける人間など居ません。ペンシルバニア州では同性結婚が認められているのですから。


ウォルター×

 レーザーの最も純粋なファンだったのが造船所の仲間であるウォルターでした。

 レーザーに引退した本当の理由を聞けるほどの親友であり、造船所でリストラが行われるとレーザーに知らせたのも彼でした。

 そして、試合中止を受け入れたレーザーがたまたま入ったレストランにウォルターがウェイターとして再就職していた事がストーリーを動かしました。

 ウォルターは試合中止を知らずに造船所の仲間と一緒にレーザーに賭けて会場に観に行くと宣言してしまうのです。

 レーザーは実質ロッキーなので情に脆すぎる男です。これが引き金になって結局レーザーは危険を承知で試合に臨む決意を固めるのですから。

 試合のチケットはかなり高い(おそらく100ドル単位)はずですが、ウォルター達は少ない稼ぎをやりくりして本当に会場に駆けつけました。

 しかもレーザーは後ろの方に居るはずのウォルター達に気付いて一瞬振り向くのです。命がけの肉体労働に長年従事してきた男と男の絆の前には大歓声など雑音に過ぎないのです。

 レーザーが勝利したので造船所の仲間達はちょっとした小金を手に入れてご機嫌でしょうが、問題は造船所の方です。

 過去の人から現役のスターに返り咲いたレーザーを造船所が放っておくはずがありません。広告塔も兼ねて肛門もとい顧問か何かとして再び雇い入れるのです。

 そこでレーザーはスタローン特有の面倒見の良さを発揮します。造船所の仲間達の雇い戻しを条件にするのです。造船所もレーザーに先っちょが入っている以上断れようはずがありません。

 かくして「ノックアウト」でお祝いが行われ、再び店は「ブルーオイスター」に変身し、オリーブの首飾りと男達のぶつかり合う不穏な音だけが店内に響きます。このホモソーシャルこそスタローンの元気の源なのです。


BJ×キッド

 トリは父子BLです。ここのところ近親BLを扱う機会が増えてきましたが大丈夫、子供は出来ないのでノンケの近親相姦より生物学的にはずっと健全です。

 BJは業深い子供です。レーザーに構って貰えないサリーが当てつけにキッドに接近して生まれたのです。

 子供は愛の結晶と言いますが、BJは違うのです。キッドも父親になるのを恐れてサリーを捨ててしまい、BJはキッドより善良だったという継父のもとで実父の悪口を聞きながら複雑な少年時代を過ごしたのです。

 歪んでホモに走るには十分な経歴と言えます。そして、継父が死んだタイミングでキッドが父親であると知って会いに行くのです。

 当てつけで出来た子供だけに隠していたサリーへの当てつけと語りますが、これは明らかに嘘です。BJは父性に飢えています。

 フットボーラーとしての経歴もかなり怪しいものがあります。というのが、BJの現役時代のポジションはコーナーバック。詳しい説明は省きますが一番俊敏性が求められるポジションで、NFLにおいては20年近くも白人選手が出ていない程なのです。

 勿論BJは優秀な選手であったのでしょうが、白人であるというだけでコーチには先入観が付き纏います。ではどうするか?

 実はMetoo騒動に十年も先駆けてフットボールの世界では男同士の案件が発生して大騒ぎになっています。イケメンBJがコーチに尻を差し出したとしても驚くべきことではありません。

 そして選手になるのは狭き門ですが、コーチになるのはもっと狭き門です。何を言わんやです。部下を選ぶ権限を持つヘッドコーチは金と権力を持っているのです。

 BJがシングルファザーなのもそういう事です。夫がコーチであると同時に小姓であるという現実は、おそらくお馬鹿なチアガール上がりであろう元妻に受け止められるものではありません。

 話を戻しますが、キッドは完全にロートル巨乳オヤジなのでスパーリングで若い者にボコボコにされます。しかし、キッドが押し付けた贈り物の車を返しに来たBJのアドバイスで見事にダウンを奪い返します。

 キッドはBJがぼろい車に乗っているのを見かね、商売を活かして格好良いダッジをプレゼントしたのですが、BJは「物で釣ろうとしても無駄だ」と跳ね付けます。この辺からもBJが人に言えない裏のフットボール人生を歩んできたことが推測できます。

 そしてBJがブラッドリー・ジェームズの略で、ブロウ・ジョブ(おしゃぶり)の略でもある事をイジられた件から始まって案外気が合う事が分かり、キッドの頼みを受けてトレーナーを引き受けます。

 孫のトレイとも引き合わされ、一気に二人の距離は近付きます。何の事はありません。BJとしては空白期間の分の恨み言でガス抜きが出来ればそれでよかったのです。男にちょっと素直になれないところは似た者親子というやつです。

 キッドはBJの最先端を行くトレーニングで強くなっていきますが、サリーが二人の蜜月に待ったをかけます。そしてそんなサリーとキッドの修羅場に待ったをかけるのがトレイなのです。家族愛を重視していきます。

 しかし、意外な形で二人の仲に危機が訪れます。UFCへの道場破りで一気に株を上げたキッドにフランキーが手のひらを返してテレビの前でトレーニングを申し出るのです。

 そんなキッドに寂しそうに嫉妬の視線を向けるBJとトレイ。それを見てキッドはせこいフランキーに恨み言とパンチをかまし、フランキーとの縁切りを高々に宣言してジムを去るのです。

 親子愛を第一に置いたキッドの優しさ、そしてフランキーを殴り倒してBJのトレーニングの正しさを証明した男気、もうBJは濡れ濡れです。

 あそこで一歩も引かないBJの嫉妬深さも萌えポイントです。コーナーバックは相手にひたすら食らいついてパスを横取りするポジションであり、フットボーラーの中で最も執念深くて独占欲の強い人種と言えます。白人故に身体能力に劣るBJはホモ特有の執念でガチムチ黒人と渡り合ってきたのです。

 車中で自分を立ててくれたキッドに礼を言う様は美しい親子愛でありますが、トレイが居なければ車中でキッドのキッドをBJがBJしておっ始まっていたところです。

 ここで思わぬイベント発生です。BJがコーチの都合でトレイがキッドを一晩預かる事になります。

 映画を観にって家に泊めて終りの予定でしたが、PPVが決まったという連絡が来てキッドが店でお祝いし、客の綺麗な姉ちゃんと車で「足にくる」行為をおっぱじめてしまったのが間違いの元でした。

 その車にトレイがキッドを探して乗り込み、車を走らせてしまって警察沙汰になった事で事態がややこしくなります。

 BJはキッドに失望して可愛さ余って憎さ百倍。絶縁を宣言されてキッドは落ち込みまくります。しかも試合中止の知らせが届き、レーザーの家に殴り込んで大荒れです。

 しかし、ここでキッドは奥の手に出ます。スタジアムまで謝りに行って復縁を求め、謎のアルバムを手渡すのです。

 BJがアルバムを開くとそこにはBJの小学校時代からのフットボーラーとしての足跡が丹念にスクラップされています。チケットが入っているのが「本気度」の証明です。キッドは影ながらBJの成長を見守っていたのです。

 完堕ちしたBJは試合会場に現れ、軽口を叩き合いながらキッドのバンテージを巻いてやり、セコンドに就いてくれます。

 ところが、サリーがマンコントロールの原則を破ってBJにレーザーの目の件を密告します。試合を止めようとしたのでしょうが、神聖にして崇高な男同士の闘争に女の仲裁など逆効果です。

 BJもそれが分かっているので、レーザーの目の一件を利用するどころか「ハンデにつけ込むのは勝った事にならない」と真正面から打ち合うように指示します。

 フットボールもボクシングもブリリアントカットのダイヤモンドのように洗練されたリアリストのスポーツです。

 相手の弱点を突くのは当然の事であり、本来それが出来ない人間には勝負の場に立つ資格はないのです。

 しかし、スポーツである以前に男同士の闘争です。男同士の闘争は神聖にして崇高な実質セックスであり、相手の弱みに付け込むんで勝つのは恥ずべき事であり、ダイヤモンドのようなリアリズムなど石炭屑程の値打ちしかないのです。

 BJは結局はキッドの子供なので分かっています。キッドも最初こそレーザーに勝つことを第一として見えない目を狙いますが、結局は闘争の神聖性に立ち返って真正面から勝負を挑むのです。

 これはむしろ己の遺恨よりも親子愛に殉ずる行為です。キッドはレーザーを掘りながらBJに掘られている状態なのです。

 試合には負けましたが、BJとトレイは父親を誇りに思い、完全に復縁を果たしました。試合に負けても親子愛は勝利したのです。いやあ、映画って本当に素晴らしいものですね。

お勧めの映画


 独自の統計(主観)に基づきマッチング度を調査し、本noteから関連作品並びに本作の気に入った方にお勧めの映画を5点満点にて紹介します

『ロッキー』(★★★★★)(若き日のレーザー)
『レイジング・ブル』(★★★)(若き日のキッド)
『ランボー』(★★★)(若き日のレーザーその2)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(★★★)(若き日のキッドその2)

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なんでもBLにしてしまうバイセクシャルで淫夢厨の雑食野郎 以下の記事を掲載しています ・「BL的映画鑑賞」と称した映画レビュー ・創作BL小説の投稿(休止中) ・中央競馬全レースと地方競馬の重賞予想 ・「綺麗事抜きの公営競技指南」と称した指南書 他にもいろいろ考えています