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変わらない、変われない
夢の中で大笑いしたまま、ワハハと言って目が覚めた。しかも一晩で2回も……。
夢の中で、私は小中の同級生と集まっておしゃべりをしていた。でも彼らは卒業式以来会うこともなかった、さして親しくもない知り合いばかり。
それでも学生時代の楽しい瞬間を切り取ったような時間だった。みんなが本気で腹を抱えて笑ってる感じ。
なんだ、この安心感。言いたいこと言い合って、言いたいことを言わせ合える感じ。
学生時
働き続けること、年齢の壁とか
40代、人生に対する敗北感なんていうと、まだ少し早いような気もするし、「お前は日々そんなに戦っているのか」とツッコミを入れたくなる気持ちもある……だけど、その気持ちは確かに「敗北感」であって、何が自分をそう感じさせているかって、やっぱり急激に衰えていく体力や気力、萎んでいく感性、薄れゆく時代感覚がとてつもなく大きい。
先日、仕事関係の方とランチをしたときのこと。今の自分は一向にキャリアが積み上が
【創作】私をつかまえるのは、きっとこれから <第2話>
第1話はこちらより
学校から帰宅したユミは自分の部屋に直行すると、倒れ込むようにベッドに横になった。そして、毎晩ともに眠る小さなうさぎのぬいぐるみをギュッと抱きしめる。それは当時6歳になったユミに両親から贈られた誕生日プレゼントだ。デパートのおもちゃ売り場でひと目見た瞬間から心奪われたことを思い出す。「本当にこれでいいのね?」何度もたずねる母に苛立ちながら、ユミは何度もうなずき返した。本当にこ
日記(最近好きなコンテンツ、坂本龍一、老人になった私)
最近疲れすぎていて、気力体力が何かに吸い取られている。やりたいことはたくさんあるのに、やるべきことに埋もれて、身動きがとれない。
隙間時間にみっちり読書をしていたのも、最近はぼーっと鑑賞できる映像をひたすら眺めている。私はNHKが好きで、NHKプラスのアプリで見逃し配信をよくチェックしているのだけれど、昨日発見した素晴らしい番組が『コズミックフロント☆ヒーリング』の「マジックアワー天空が魔法にか