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2023年5月の記事一覧
伝統を尊びつつも新しきを追求する
『照寿司TOKYO』や『SUSHIMAFIA』をオープンして以降、進化が止まらない。
寿司ネタケースをオープンする際の「パッカーン」という力強い掛け声や、炙り明太子握りを出す時に使うガスバーナーの「ファイアー」という掛け声はパフォーマンスを見ているかのような感覚を客に与え、場の雰囲気を一気に盛り上げる。
干瓢巻きに安曇野の甘みたっぷりの山葵を大量に載せる「山葵チャレンジ」は、山葵の強烈な刺激に外
離乳食を頼むと砂糖まみれ機内食が提供されちゃうもったいない日本のエアライン
先日ニュースで全日空便でグルテンフリーの特別食を頼んだらバナナ一本提供されたというギャグのようなニュースが流れた。
イスラム圏に配慮してなのかなぜか一風堂はビーガンラーメンに変更されており、かなり微妙な感じになっているが、一番微妙なのが離乳食である。ほぼ砂糖まみれの食事が提供され、センスのかけらもない。例えばビジネスクラスで子供連れな海外客がいて、そのミールが素晴らしかったら一生の記憶になるはず
「まだ大丈夫」と思える病【キンコン西野】
『「遅咲きの偉人」に夢を見るな』にこんなコメントがありました
昨日の放送では、最新刊『夢と金』の中から「一日でも早く学んで、一日でも早く勝て」という話をさせていただきました。
一般的には「20代で生まれた差は、一生埋まらない」という西野の言い分に対して、「やなせたかしサンは60歳過ぎてから成功してるじゃないですか!」という頓珍漢な反論をいただいたので、まずは「あなたは『やなせたかし
「海外から見た、日本の良い点・おかしな点」 第52回 日本の英語教育はどこが問題なのか?
2023年4月、小中学生を対象にした全国学力テストが行われましたが、中学英語の「スピーキング」の項目において、今回から初のオンライン形式で問題が出題されました。全国学力テストは子どもたちの学力を把握し、それを今後に活かす目的で行われていますが、今回から導入された新しい方式は、日本の英語教育の未来を占う上で一つの試金石となっています。
このように今、日本の英語教育は試行錯誤を繰り返しています
日本から今すぐ白い光を捨てちゃおう!
もともと蛍光灯が嫌いである。というかLEDでもなんでもいいのだが、白色灯が嫌いなタイプだ。自宅はすべてハロゲンで統一しているし、LEDだとしても調光可能な暖色で整えている。それが日本はなぜなのだろう、とにかく白い光が好きなのだ。
つい先日とある旅館に泊まった。久しぶりに部屋出しの美しい食事を頂いたのだが、美しい食事をぶち壊すのが天井上の白い光だった。蛍光灯の登場から日本は一気にこの白い世界に突入
日々の単純作業で入れるゾーニング
世の中は単調作業の連続でできている。その作業のほとんどに意味がない、ただそこに意味づけができるのが人間という素晴らしい生き物である。
さて、今年もこの季節がやってきた。仕込みスクアッド出動の時間である。チーム一丸となって単純作業に取り組むのだ。この時期は、実山椒、らっきょう、梅酒、青唐辛子と続く。第一弾の実山椒づくりの実山椒はいつものように和歌山の宇城さんに送って頂く、その重さ10キロである。朝
タダに対価を求める愛がない人たち
よく僕のところに来るのは宣伝するので無料で料理を作って欲しいという依頼だ。どんなに大物でも無料でと言われた瞬間に僕はお断りするようにしている。それはWAGYUMAFIAが無名だったから頃からもそうだし、WAGYUMAFIAの前身のキッチンイベントからもそうだ。物事には対価というものがある、だから僕はタダというのが嫌いだ。周りからは某有名なアトラクションなんかは1ポストに数百万とか払っているんだから
もっとみるAI技術から考える「身体的弱さとモチベーションの向上」
最近、人工知能(AI)に感情が存在するか否かについての議論を目にする機会が増えてきているのだが、そのことについていろいろと思うことがある。感情というのは人間特有のもので、それがAIにも存在するのかという疑問については、科学的な観点からも答えが出ていないと言えるだろう。
しかし、私たちが感情を理解するための一つの枠組みとして、人間の脳が自律神経系と繋がる辺縁系を通じて、内臓からのフィードバックを基
料理の効能と最大化のポイント
ニセコでのアドベンチャーレースやウィンターシーズンの楽しみは多岐にわたる。その中でも特筆すべきは、至る所に見られる高級コンドミニアムのリビングダイニングを使用し、仲間と一緒に料理を作り、楽しむことだ。
この地の豊かな自然が育んだ旬の食材がある。それを活用し、「今日は何のメニューにしようか?」と考えるのは、体を酷使するレースの中での一つの楽しみでもある。行者ニンニクやキノコなど、その時々で手に入る新
短い文章を理解できずに苦痛を感じる人達への対応術
実は5/9に書いたnoteの文章はGPT-4により増量されている。
私が書いた基となる原稿をGPT-4に読み込ませ、プロンプトで「文章を増量してくれ」といった趣旨の内容を伝えると、それを実行してくれるのである。
常々、私の直接書く文章はカルピスの原液のようなものだと語っている。そもそも端的に伝えたいので短くなりそれだと読み手に基礎的な教養や行間を読む能力が求められる文章になってくるのだが、過半数の