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「鮒ずし」は驚くほどたっぷりの白ごはんを詰め込む!
2024年8月20日21日
滋賀県多賀町敏満寺にある料理屋FUJIYAさんで鮒ずしを漬けるので、見学いかがですか?と連絡をいただきました。
以前からずっと知りたかった鮒ずし漬け。見学とさらに撮影記録をさせていただけることになりました。
昔は夏の土用までに漬けていたそうです。そうすると、翌年の春祭り「ハレの日のご馳走」に仕上がりが間に合うそうです。
多賀町内でも少し前までは各家々でふなずしを漬けてい
【前編】大学で「食文化の伝承と発信」をテーマに講義しました
令和6年6月24日、滋賀県立大学「地域教育プログラム」地域基礎科目
【近江の美】のひとコマ
「食文化の伝承と発信」をテーマに講義させていただきました。
今回、講義をするために、改めて活動内容、調査してきたこと、発信してきたことをまとめる機会となり、良き振り返りとなりました。
講義内容パワポを紹介します。
【その1】YOBISHIプロジェクトの活動紹介
YOBISHIプロジェクトを動かす中心メ
文化庁「100年フード」認定!
「よびしの食」
(寄り合いの時のおもてなし料理)が
3月3日文化庁【食文化あふれる国・日本『100年フード』】認定いただきました!
滋賀県は1件のみ、全国から応募212件中、131件の認定でした。
「世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきたもの、地域の関係者や
地方自治体が100年続く食文化として継承することを宣言する」ものです。
【よびしの食】
「よびし」とは、冠婚葬祭などに、親戚
「地域学習」で「化石発掘体験」ができるまちで、「ブランディング」に小学生がチャレンジ
2022年、国指定天然記念物になったアケボノゾウ化石多賀標本。
「シガタガゾウのサト祭り実行委員会」は、アケボノゾウ化石多賀標本が国の天然記念物となる動きや、取り組みを契機に動き出したプロジェクトです。『アケボノゾウ化石でわくわくするまちづくり』をコンセプトに活動しています。
シガタガゾウのサト祭り実行委員会の取り組みを紹介します。
多賀町内の小学生は、古琵琶湖層から発掘された古代ゾウ、アケボノ
プラスチック桶が所せましと並ぶ あの光景はなんだったのか?
ホームセンターに並ぶプラスチック桶
まだ多賀町に越してくる前のこと、今でも忘れられない光景があります。
ホームセンターの外壁天井まで何段も並んでいたのが、子ども一人が充分入れるサイズのプラスチック桶の数々。
何にそんなに需要があるのか??と衝撃を受けました。平成10年頃だったかと思います。
当時は、漬物を漬ける桶との認識はなく、雨水タンクかコンポストを推奨しているものかと勘違いしていました。
縄ない機、修理して使われへんやろか?
2年ほど、滋賀県多賀町多賀で活動する老人会のおっちゃん達から聞き取りをしている。
「昔を語る会」と言って、農作業の話、遊びの話、お祭りの時の話、昔の町並みの話、食の話など毎回テーマを決めて思い出話を聞かせてくださる。
2年前、多賀町立化財センターに寄贈された昔の農機具を見て、「懐かしいなあ、子どもの頃につことったわ」と、昔を思い出して生き生きと話しておられました。
「縄ない機 修理して使われへんや
稲藁をもらいに行って『わらしべ長者』の「しべ」の価値が気になった日
いつも稲刈りは突然
「今年も年末に、しめ縄作りのワークショップしはるやろ?
私らもな、ムシロ編み機を修理してな、ムシロ編みたいねん。
藁をな、確保しといてくれんやろか??」
半年前から、地元老人会を取りまとめる先生からお願いされていました。
「藁そろそろやろ?たのむでなぁ」
と、月曜日に出会った時にも念を押され、そろそろ稲刈りかなあと心構えしていましたが、今年も突然でした。
お願いしていた方から
かき餅を焼くは「育てる」感覚
思い出の定番おやつ
聞き取り調査で、必ず聞く定番おやつが、「かき餅」や「あられ」。
冬の一番寒い時に、餅を搗いて、ジュウ(フードコンテナ)にのばし、薄くスライスする。それを藁縄の間に挟んで縁先に吊るして乾燥させる。乾燥したら缶に入れて保存する。
火鉢で炙って食べるのが美味しかった~と聞きます。
子どもの頃、母が正月に余った餅を小さいサイコロ状に切り、網戸の上に干して「あられ」を作っていました
うどん県出身を魅了した蕎麦打ち
「多賀そば」
滋賀県多賀町の特産品「多賀そば」を打つ動画撮影を、桃原プロジェクトさん協力で昨年夏に記録しました。
忙しくて編集できないままでしたが、一年越しで優秀なYOBISHIスタッフhさんに仕上げてもらいました。
滋賀県多賀町は、近畿で指折りの蕎麦生産地なんです。
1996年(平成8年)から蕎麦の栽培が始まり、2020年(ちょっと情報が古いですが)は16軒の農家さんが栽培されていたそうです