🍎学問の扉の前に立ちはだかる最後の門番は身近にいた。

2021年8月1日 14:21

0⃣　人間の分類

人間には大きく２つの人種がいるのだと考えています。
一つ目は自分を引き上げてくれる人、二つ目は自分の足を引っ張る人です。
当然ですが、自分を引き上げてくれる人と付き合っていた方が、人間的に成長することができます。しかし、現実はそうではないようです。なぜでしょう。少し考えてみたいと思います。

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1⃣　共感という悪魔

　多くの人間は『共感』を得たいがために、自分と同じような意見を持っている人間と付き合っています。自分たちと異なる意見の人間には見向きもせず、自分たちの安定や安心のために、その場に留まり続けるのです。つまり、自分の成長を妨げている一番の原因は共感という事になるのです。共感するのは簡単なことですが、自分よりも優れている意見を認めるという事は難しいことなのだと感じています。そこには、非共感から生まれる嫉妬の存在があるからです。

2⃣　自分が一番正しい

　人間は自分が一番正しい、自分が一番大変な思いをしている、自分が置かれている環境は特殊だ、自分の周りの人間は変わっている人が多い、自分が一番…のように、自分の存在を肯定しようとする性質があります。これが生きるための防衛本能というものです。いや、自分が一番だなんて思っていない、という人が仮にいたとすれば、自分が一番正しいと思ってあげてください。あなた自身が、自分を肯定してあげなければ、あなたは誰からも理解してもらえることはないからです。親ですら、あなたの事を完全に理解するという事は不可能なのですから。

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2⃣　悪の根源

　日本には先輩、後輩という一種の年功序列型の社会構成が存在しています。これが悪の根源です。先輩に気に入られたい、後輩に気に入られたい、そんな何の役にも立たないものに囚われながら生きていくことになるからです。自分というものは、誰かに気に入られるために生きているのはないという事です。

3⃣　人間の価値とは？

　どれだけ学問を大成しているのかという事が、その人間の価値を高めるのです。学問とは勉強の果てにあるもので、勉強には血のにじむような努力が必要になります。学問を大成する過程に必ず待ち受けるのは、自暴自棄です。学問という扉の前に立ちはだかる門番です。こいつに勝たなければ、人間的に成長するという事は出来ないという事です。

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4⃣　自暴自棄

　自暴自棄とは、自分の才能に失望し、自分自身を傷つけてしまう事です。学問を大成するための最後の門番は、自分自身の中にいたという事です。つまり、学問を大成するには、自分自身との戦いだという事になります。どうしても上手くいかないときというのは、誰にでも訪れます。当然、わたしにもあります。そんなときは、過去を振り返ってみてください。そうすると、今の自分が、過去の自分と比べてどれだけ成長しているのかということが実感できるのです。
　わたし自身、noteが上手くいっていないと感じています。そのため、辞めてしまおうかと考える事は多々あります。そんなときは、過去のわたしの記事を見直しています。過去のわたしの記事はひどいものです。一体何を書いているんだろう？というものばかりで、支離滅裂な文章で結局何がいいたのか分からないものばかりなのです。１記事のスキの数も１０以下のものばかりでした。そう考えると、今のわたしは少しは成長できているのだと言い聞かせながら、続けているという訳です。

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