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数字のための文章ではなく、思いついたことをなるべく正直に書く
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#生きづらさ

わたしのオールで連れてゆく。

わたしのオールで連れてゆく。

『宙船(そらふね)』

作詞・作曲 中島みゆきさん
TOKIOが演奏・歌唱する楽曲で、中島さんもセルフカバーされています。

最近、久々にこの曲のことを思い出しました。

TOKIOの楽曲としてダウンロードできなかったので、中島みゆきさんのカバー曲をスマホにおとしました。

中島みゆきさんが、命を揺さぶるように
力強く熱唱する一曲です。

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今年こそやりたいコト、の前に、やりたいことをやるために必要なコト。

今年こそやりたいコト、の前に、やりたいことをやるために必要なコト。

2023年の3月末で、二十年以上勤めた職場を辞めた。

それまでは、本当にやりたいことを心の底で封印したまま、限られた選択肢、いや選択肢もほぼないままで、その道しかない状態をひたすら歩んで来た。

でも、不本意ながらも、腐らず、愚直に向き合って生きてきたつもり。
真面目に生きてきた御褒美なのか、お陰さまでその枠の中ではわりと恵まれながら、どうにかこうにかやって来た。
だから、ものすごく不幸な人生を

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自分で書いた文章からの些細な学び(「夏果つの風鈴」おまけ)

自分で書いた文章からの些細な学び(「夏果つの風鈴」おまけ)

「夏の果て、ひと夏の間高らかな音色を奏でてくれた風鈴も、ちょっと夏バテ気味でお疲れのご様子」
昨日書いた「夏果つの風鈴」に、こんな一文を思いつきつつ、入れなかった。

昨日書いたもの。 ↓
ご覧くださった方、ありがとうございます。

その文章を入れなかったのは、夏果て→夏バテ、とただのダジャレを思いついたにすぎず、ひと夏の間によく働いて風鈴お疲れさま、なんて優しい言葉は浮かばなかったから。
しかも

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夏果つ(なつはつ)の風鈴

夏果つ(なつはつ)の風鈴

梅雨明け宣言がされたかどうかがはっきりせずとも、陽射しが短時間で肌をじりじりと攻めてくるようになった頃、津軽びいどろの風鈴を買った。

以前から、どんなものでもいいから風鈴を欲しいと思っていた。
ささやかに、そして手軽に夏の風情のひとつを味わえるのが魅力だから。
そして、風鈴の涼やかな音色は邪気を払ってくれそうだから。

ネットでたまたま出会ったその風鈴は、びいどろの小ぶりなお椀型の外身の上の部分

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好きな人の夢を見た。

好きな人の夢を見た。

眠っている間にみた夢の話を人から聞かされるほど、つまらないものはない。
話している本人は、こんなに不思議なストーリーだったと興奮して饒舌に語る。
けれど、聞かされている方は脈絡のない展開についてゆけず、イメージしても感情移入しづらく、飽き飽きしてくるのだ。

───── と、何かに書いてあった。

確かに、人の夢に興味を持てるのは、夢占いをする人くらいだろう。

そのことを承知で、あえて書かせても

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あるイタリアンとの別れ

あるイタリアンとの別れ

そのお店を知ったのは、コロナ禍になる少し前のこと。

家から自転車で15分ほどの所にある、一軒屋の小さなイタリアンレストラン。
経営しているのは、わたしと同じくらいの年頃のご夫婦。ご主人がお料理を作り、奥様がお料理を運んだりお皿洗いやお会計をしている。

店内の照明は、黄色味が目と心にすごく優しい。

穏やかな色使いの可愛らしいお皿。

お料理は何をオーダーしても美味しい。
外食してもたいてい『

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創作大賞2023に応募した理由と自己分析

創作大賞2023に応募した理由と自己分析

創作大賞2023の恋愛小説部門に応募した。
もちろん、「これで作家デビューだぜ!」と甘く浮かれた気持ちで投稿したわけじゃない。

と、興味を引きそうな書き始めのわりに、今死ぬほど強烈な睡魔と闘いながらこれを打っているので、多少、いや、おおいに、いや、絶望的なほど、そうまでして文章書くなよってくらいのまとまりのない駄文になるけれどお許しいただきたい。

けれど、不倫の恋も恋は恋だし、駄文といえども文

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ドライフラワーの運気に関する雑文

ドライフラワーの運気に関する雑文

最近、お花を手に入れた時に気になること。

かすみ草、スターチスなどは、はっきりと花弁が落ちるわけじゃない。
したがって、ドライフラワーとして使える。
どうなったらドライフラワーと言ってよいのか正直よくわからない。水分が抜けてカサついてきたら、きっとドライフラワーなのだろう。

これらのお花について、お花屋さんやフラワーアレンジメントの先生から、
「そのまま飾り続けて、ドライフラワーとしてと楽しめ

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時計が壊れてからの、てんとう虫のお告げ

時計が壊れてからの、てんとう虫のお告げ

 最近、また時計がやたらと壊れる。

 昨年・2022年の冬の終わりもそうだった。

 次々と、時計、つまり時の流れを示す道具が、気持ち悪いほどいっせいに止まったり壊れたりしたのだ。

 この記事には、仕事に関することが主に書いてある。

 そして、今のわたしは、この頃身を置いていた組織から離れて暮らしている。

 この時計が壊れた事件以降のわたしの毎日は、わたし史上最悪レベルと言ってよいほど、嫌

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心から、応援したい恋がある。

心から、応援したい恋がある。

 その恋は、幼子に初めて芽生えた、おとぎ話のようなものではなく。
 人生という旅の終焉でようやく見つけた、運命的なものでもなく。

 ただただ、一人の少年の人生をこれからも守り続けてほしい……
 そんな切なる願いを込めたくなる恋なのだ。



 少年は、毒親と言ってしまっても過言ではない父親と、同じく毒親と言われてもやむをない母親の間に生まれた。

 その夫婦にとっての、一人息子である。

 少

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「伝えたい」という気持ちで書くこと。

「伝えたい」という気持ちで書くこと。

「 何か書く人達のうち、成功していると言える人が明らかに抱くもの。
それは、『 書きたい 』よりも『 伝えたい 』という気持ちなのだ。」

……ということが書かれた文章を、最近ちらほら拝見した。

この気持ちは、今までの、いや、今でも明らかに自分には足りないマインドだ。

伝えたいという強い想いがあるからこそ、書きたいだけのひとりよがりの文章ではなく、読み手の立場の視線も考えられ、工夫を重ねられて

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永遠とは、時を忘れるほどの没頭の中にあるひとときのこと

永遠とは、時を忘れるほどの没頭の中にあるひとときのこと

これは、Twitter上で出会った片柳神父のお言葉を、わたしなりに言い換えてみたもの。
『 永遠なんて、どこにもない 』
『 地球上の生物はもちろん、太陽すらいつかは燃え尽きる言われている 』

常々そんなことを思い、『 永遠 』とはなんだろう?と時おり考えていたわたしは、片柳神父のTwitterの投稿を見て激しく衝撃を受けた。

(なお、わたしはキリスト教信者ではありません。
ただ、神父のお言葉

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春惜しむ・桜コーヒー

春惜しむ・桜コーヒー

 5月1日のことだ。

 立ち寄ったそのコーヒーショップの店頭にあったのは、桜の香りがほのかに漂うと謳われたドリップバッグコーヒー。

 立夏の色が空と木々に揚々と浮かび始めている今、散り去った桜を思わせるコーヒーなんて、季節外れと言ってもいいくらい。

 …… とはいえ、売れ残ってしまっているのか、ぽつりと一箱だけ棚に置かれたその桜コーヒーを置き去りにもできず、わたしは箱を手に取るとレジへと向か

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残念なくらい、みんないい人達で。

残念なくらい、みんないい人達で。

今の職場にきて2か月半。

働いてみた感想は、アホらしくなるくらい無駄が多くて忙しすぎる。

そして、残念なくらいに最高にいい人ばかりだ。

約20人いて、全員が全員個性的で面白くていい人ばかり。

何が、残念なのか。

わたしは仕事をやめると決めているので、この人達を残していなくなるのが申し訳ないし、この人達とならもっと落ち着いて働ける環境で一緒に仕事をしたかったから。

でも、だからといってこ

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