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自分で書いた文章からの些細な学び(「夏果つの風鈴」おまけ)

「夏の果て、ひと夏の間高らかな音色を奏でてくれた風鈴も、ちょっと夏バテ気味でお疲れのご様子」
昨日書いた「夏果つの風鈴」に、こんな一文を思いつきつつ、入れなかった。

昨日書いたもの。 ↓
ご覧くださった方、ありがとうございます。


その文章を入れなかったのは、夏果て→夏バテ、とただのダジャレを思いついたにすぎず、ひと夏の間によく働いて風鈴お疲れさま、なんて優しい言葉は浮かばなかったから。
しかも、「 夏バテ 」と「 夏果て 」、似ているとはいえ、言葉の関係性もよくわからない。
ただ、このダジャレをいい感じ風に生かすならこんな文章にするのだろう、と適当に思いついたのが、冒頭の「」書きだ。



今日になって、果たしてこの二つの言葉に関係があるのかどうか気になったので、グーグル先生に聞いてみた。


夏バテ自体は、「夏」と「バテる」を併せて縮めたものである。なお「バテる」とは「疲れ果てる」が語源

Wikipedia

有力なのは、競走馬が走り着かれて足がもつれることを意味する競馬用語「ばたばたになる」が縮まって「ばてる」になったという説です

元気通信|養命酒造株式会社


──── ふ~ん、やっぱり自分で気になったら調べるって大事ですね。

ついでに、この養命酒酒造さんのサイト、面白そうな雑学がいろいろ書いてある。
更新は止まっている。
どこか他のサイトに移転したのかしら。


夏の果て、は夏の終わりを表現している。
疲れ果てる、とはやや違う感じはする。

けれど、エネルギーを使う盛りというか山場というか、それを超えた後にやってくる喪失感のようなものは通じる気がしないでもない。

noteのいいところは、基本的には後からいくらでも書換えできること。
冒頭の「」の中をどこかに加えることも可能は可能。

………でも、やっぱり加える気はしないので、やめておこう。

多少盛ったり、個人の特定を防ぐための何らかの改変は書くとしても、完全な嘘は書きたくはない。
良さげに見えるとしても、抱いてもない感情をわざわざ書いてスキをたくさんもらおうというアザトイ気分にはなれない。


ちなみに。
note界隈では、自分で調べなくても、疑問に対する正解や調査結果があれこれと書かれている記事が人気になりがち。
でも、わたしであまり自分で調べたことを事細かにnoteに書かない(今回は別)。

人から与えられる情報ばかりに頼るより、自分で調べる癖を失うことなく、自分の疑問のままに調べてたどり着く方が、知識が深まり奥行も広げやすい。
今の時代、ネットでそれが簡単にできる。
しかも、今回の養命酒さんのページのように、自分なりのちょっとした出逢いもある。

だから、わからないことは自分で調べてみようぜ、という気持ちを込めて、あえて細かいことは書かないのである。



以上、今日は簡単なおまけ話でした。



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