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#コラム

2023年ベストライブトップ10と2023年のライブ記録

2023年ベストライブトップ10と2023年のライブ記録

2023年はやや数を減らし、1本1本を大事にしていきました。今年は恐らくかなり数が減ると思うので、ランキングもつけれなくなるかなぁ、どかな~。

10位 8.27 ザ・クロマニヨンズ@NEOLAND CASE.3

ただひたすらロックンロールであること、ライブの根源的快楽の奪還。

9位 11.5 マカロニえんぴつ『マカロックツアー vol.16』@マリンメッセ福岡

こういう音楽がアリーナを満た

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2023年ベストドラマ トップ10

2023年ベストドラマ トップ10

相変わらず配信ドラマが面白いですが、伴って地上波も良質で工夫の効いた作品が次々と。今年は今まで以上にドラマを追う年にしていきたい。

10位 時をかけるな、恋人たち

ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を手掛けたタイムトラベルラブコメディ。30分尺の軽快なテンポながら「エターナル・サンシャイン」的な意匠も散りばめられており、人と人とが巡り合う可能性へのときめきが躍如する物語。細やかな伏線や考察を導く作劇

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2023年ベストアルバム トップ20

2023年ベストアルバム トップ20

今年はびしっと厳選して20枚で1年を総括。ライブカルチャーの復権と揺れる世界、喜びも悲しみも猛スピードで切り替わる時流の中で、この音楽を聴いてる間はきっと大丈夫だ、と思えたアルバムを選びました。

20位 ROTH BART BARON『8』

三船雅也がドイツに拠点を移してからの1作目。ここしばらく毎年凄まじいアルバムをリリースし続てけいるが、本作はまた違う場所へ飛ぼうとする萌芽を感じた。エレキ

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2023年ベストトラック トップ20

2023年ベストトラック トップ20

今年からは20曲に。選りすぐりの良い"うた"ばかりです。

20位 Cody・Lee(李)「さよuなら」
つくづく彼らは生活のバンドなのだな、と思う。メンバー脱退をここまで明け透けに歌にするとは。本当の想いを隠し切れないという誠実さ。

19位 Bialystocks「幸せのまわり道」
フォークの装いでどこまでリーチできるか、それを何歩先にも進めてしまう存在が、ど真ん中を撃ち抜いてきた。この温かさ

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カネコアヤノの2本のツアー/2023年上半期ベストライブ

カネコアヤノの2本のツアー/2023年上半期ベストライブ

カネコアヤノの2本のツアー

先に結果から述べておくと、上半期のベストライブ1、2位はカネコアヤノのツアーだった。2位はZepp Nagoyaでのライブハウス編、1位は福岡市民会館でのホール編。年始にリリースされた『タオルケットは穏やかな』のツアーだ。まとまった感想をnoteに書けずにいたがここに記しておきたい。

まずライブハウス編。長年サポートドラマーを続けてきたBob(HAPPY)が去って初

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2023年上半期ベストアルバム トップ10

2023年上半期ベストアルバム トップ10

例年よりは遅れてしまったけれども、今年も上半期ベストnoteを書き上げることができた。良い歌モノとの出会いのきっかけになればこれ幸い。どのアルバムも、すごく優しい、というのは共通点かもしれない。心に寄り添うという作品が年々好きになっている。下半期も、音楽に抱えられていきたい。

10位 クラムボン『添春編』

蛙化現象という言葉がZ世代の流行語であり、しかもそれがYouTuberの動画を基に流行し

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ポッドキャスト『海月の人々(((通信)))』2022年ベストトラック & ベスト映画を語りあう

ポッドキャスト『海月の人々(((通信)))』2022年ベストトラック & ベスト映画を語りあう

なまずのおばけさんとの夫婦ポッドキャスト『海月の人々(((通信)))』、年末年始で年間ベスト回を公開しました。

第13回はSpotify限定回。それぞれの年間ベストソングを5曲、そして今年の曲じゃないけど2022年に好きになった3曲を紹介し、語り合いました。

第14回はそれぞれの2022年の年間ベスト映画を10作品ずつ語らいました。一緒に観た映画も多いけど、被りは3作品ほど。好みの方向性が見え

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2022年ベストライブ トップ10

2022年ベストライブ トップ10

名古屋に住んだことによって東京や大阪へ行くハードルがぐんと下がり素晴らしい節目の公演を観ることができた。ライブカルチャーの完全復活がどこなのかという話も出るけれど、個人的には魂はもうすっかりカムバック済。

10位 11.27 ROTH BART BARON「NIGHT AND LIGHT~景~」@名古屋城・本丸御殿中庭

ボーカルギターの三船雅也とキーボーディストの西池達也によるデュエット編成に

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2022年 ベストアルバム トップ50

2022年 ベストアルバム トップ50

2022年のよかったアルバムを50枚、ランキング化。5年間50枚を選び続けててこれいつまで続けられるのか、って感じなのだけども、いいアルバムが多いんだから仕方ない。とはいえ、トップ50っていうのは一区切りかもしれないなぁと。もうちょっと絞って愛聴する方向に自分を持っていくのもアリかな、と思ってます。現状はね!ひとまず、今年の分は全力で推しておきます!

50位 えんぷてい『QUIET FRIEND

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2022年上半期ベストトラック 10

2022年上半期ベストトラック 10

ベストアルバム10で選んだ作品の収録曲は選外としてセレクト。曲単位での好みは相変わらず。良いメロディに芯のある言葉が乗っていてグッとくる、というこの3点。口ずさんであぁいいなぁと思えるような曲がとても好き。

10位 My Hair is Bad「歓声をさがして」

何が好きなのか、それすらも誰かに決められそうな息苦しい時代に僕らが何を選んだっていい、何にドキドキしたっていいと歌ってくれる頼もしさ

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2022年上半期ベストライブ 10

2022年上半期ベストライブ 10

いよいよ気持ち的にも当たり前のようにライブに行く日々が戻ってきた感のある2022年上半期。名古屋でのライブ生活もだいぶ慣れ、フェスなんかも行っちゃったり。ごきげんな日々を送っています。

10位 5.29 NUMBER GIRL@森、道、市場2022

2020年のナンバーガールを観る、という事件に続きフェスでナンバーガールを観る、という大事件。リハをするナンバーガールって夢みたいだった。素晴らし

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2022年上半期ベストアルバム 10

2022年上半期ベストアルバム 10

毎年恒例の上半期ベスト。名古屋に住み始めて通勤が車になったのでわんさか新譜も聴けるようになった上半期。トップ10は迷うことなく決められた。例外もあるけど全体的に質量のずっしりした作品が揃った印象。でたらめに長けりゃあいいって話では決してないのだけど、たっぷり聴けてしっかり心に残るアルバムというのが今の気分には合っていたのかな、と思ってる。

10位 羊文学『our hope』

メジャー2ndアル

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2021年ベストドラマ トップ10

2021年ベストドラマ トップ10

2020年はドラマ制作が難しかった影響を受けてか、その反動によって質の高い作品が固まった2021年。ここ数年の中では最強のドラマイヤーだった。

10位 最愛

これぞTBS金曜22時!という記名性の高い、人間関係ねじれまくりミステリ。最後の解決パートの舞台がショッピングモールというのが良かった。

9位 アバランチ

藤井道人監督によるピカレスクエンターテイメント。アクションシーンがあまりにも様

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2021年ベストライブ トップ10

2021年ベストライブ トップ10

元通りとは言わないまでもライブハウス公演は徐々に復活し、TLにも有観客ライブへの参加した人たちを沢山見かけた。そんな2021年、福岡と秋以降引っ越してきた名古屋のライブで良かったもの10本をランキング化してみた。

10位 4.3 私立恵比寿中学「Best at the moment series 6VOICES」@福岡サンパレス
6人体制ラストツアーの福岡公演。9人体制のライブは実は映像含めてま

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