音楽エッセイ

ローリング・ストーンズが転がり続けるかぎり

中学生にもなると音楽に目覚めるやつが、僕のクラスメイトにもチラホラ出始める。

ビートルズ、良いよね!最高だよね!

って声も聞こえだす。もちろん異論はない。(だがそれは今となっては、だ)

歌謡曲中心だった僕の音楽ライフも次第にラジオなどを通じて洋楽にも触れはじめたあたり。いやいや、ストーンズの方がカッケーよ!なんて、いつのころも捻(ひね)た僕はそう思っていた。
「(I Can't Get No

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ネヴァー・エンディング・トゥワーは今日も続く 〜あの日のディランと僕と

現在進行系の彼(か)の禍の影響を受け、残念ながら中止となってしまった2020年4月の来日公演。ボブ・ディランにとって10回目の来日となるはずだった。行っているはずだった。

振り返るに、結構この人とは因縁があるというか。
前回はフジロックだったので初めから選択肢にも入らなかったが、その前とか、来日日程チェックした上で有休とってって、万全の体勢でいたのに、いたのにだよ、直前で仕事上のスケジュール変更

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4

We'er Riders On This Train 〜Bossと僕の36年

洋楽との出会いは不確かだが、KISSの『炎の誓い』が初めてだと思う。これは、1981年11月リリースのアルバム『Music from The Elder』の中の一曲で、僕が知ったのは翌82年にシングルカットされた時じゃないかな。

80年代に隆盛を誇ったMTVが設立されたのが81年。まだ日本に本格的に上陸してないころかな?当時熊本にはその先駆け的な伝説的音楽番組 S.M.S(サタデーミュージックス

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2

逃避行

テレワーク解除されて出社1週間が過ぎ。
とはいえまだまだ「密です」を避けよとの指示。
ひと気のない屋上でサンドイッチをひとり頬張っていると、後ろから「ピクニック気分かよ」と声がした。
そこで「いえいえHejira(逃避行)です」と答えれば、きっと現実逃避に思われるのだろう。

さて天気の良い初夏の休日だ。ジョニミッチェルを聴こう。オープンチューニングのギター音がこんな日によく似合う。聴いてるアルバ

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3

音楽の聴き方について。

久石譲の「summer」が好きだ。
この曲を聴くと決まって、泣いてしまう。

曲を構成するフレーズはあまり多くないのに、
奥行や情景が浮かんでくる。
行ったことも、見たこともない田舎の星空が想像できる。

音楽を聴くとき、その時聴きたい曲を選ぶことも多いが、
流れのままにサーフして出会いを楽しむときもある。
…とは言いつつ、本当は「こんな曲に出会いたい」と思っていて。
それにどうにか出会えないか…

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10

アルバムとともに振り返る佐野元春と僕のヒストリー・・・というほど大げさでもない

いつしか僕は佐野元春のマネをするようになった。30年近くになるのかな。思い起こせば、20代前半だった。多分。

実質的なファーストコンタクトはアルバム『VISITORS』でリリースは1984年。僕は68年生まれだから16歳の時。マジックナンバーのスウィート16、だ。(出会いにいたってはもう少しだけ遡る。)

20代前半というとアルバムでは89年の『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』から、ということにな

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8

おまえをのろってやる〜ジム・ジャームッシュの中のスクリーム

冴えない日には、これ。スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのI Put a Spell on Youが笑えます。お前に魔法をかけてやるってタイトル。ワルツでもブルースでもないね。もっとプリミティブな動物のおたけび。魔法っつーか最早ブードゥーの呪いです。渾身の身体張ったギャグです。

ジム・ジャームッシュ監督のストレンジャー・ザン・パラダイスって映画の中で流れるんで、誰それ、CDほしーってタワレコで買っ

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4

愛を伝えたいだとか、そんなことじゃない 〜 あいみょんについてだとか

あいみょんが好きだ。結婚したい・・・。あっ、いや、あの・・・。そっちの好きじゃなくて。

(そもそもオマエ、既婚者だろ)

異性として見てないと言うか、「違うの。あなたのこと好きだけど、そう言う好きじゃないの」みたいな。ほら!

(ちなみに、言われたことはない。)

ちょっと、ツカミですべってますけど!

第一、あいみょんの顔、まじまじと見たことない。だから、好みとかタイプとか、そういう系のアレじ

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アリスという名の猫

一人暮らしアパートのポストに入ってたミニコミ紙を握りしめ、キャンパスの心理相談室へ駆け込んだ。

この教授に会ってみたい!話がしたい!
困った時は、そうだ!心理相談室に行けばいいんだ!

注意)それ、心の悩みを相談するとこで、探しびとの相談するとこじゃありません。

全く天然ボッケボケな私と向き合い、心理カウンセラーのお兄さんは真顔で言った。

「ここじゃなくて、教務課に行く方がいいんじゃないかな

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きみは空、おっきな空だ

まず初めに小山田壮平の魅力は私の脳みそ、および言葉では言い表せないことを前提に最大限に言語化する。

これを公開することに少しばかり勇気がいる。なぜなら小山田壮平に対する文章は永遠に未完であるから。最高の更新が続いていくのみだ。

あれは3年前の5月23日、夕方のこと

の前に、私は前年の秋に充電期間を挟んだ。思い返せば鬱のようなものだった、と思う。

いや、そう思わないとあの時間はな

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