森野 しゑに

海外生活での癒しは日本のドラマ・映画を観ること。音楽も幅広く聴きます。ヨーロッパのとある国在住。俳優・三浦春馬くんが永遠に好きです。※春馬くんのイラストについては愛でるための個人保存はOK。無断転載はご遠慮ください。

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星野道夫 『旅をする木』 ~春馬くんを偲んで

今日は春馬くんの八回目の月命日。 そして今日は自分の誕生日でもある。18日となればいつかは自分の誕生月が来ることはわかっていたけれど、ついにこの日を迎えてしまった…。 自分から自分へのプレゼントとして日本から取り寄せた書籍の中の1冊、星野道夫「旅をする木」は、春馬くんが以前から愛読書として紹介していた本だ。 この本を読んでみようと思ったのは、春馬くんの思考を知る手掛かりのようなものがほしかったのかもしれない。 著者の星野道夫さんは1978年からアラスカで暮らし、北極圏の大自

    • 小説「川っぺりムコリッタ」〜小さな幸せの見つけ方

      主人公の山田は、高校生の時に母親に捨てられ、食い詰めて犯罪に手を染め刑務所に入り、出所後は北陸の塩辛工場に勤めることになる。 これだけを見ると、山田のこれまでの生い立ちは幸薄い惨めな人生と捉えることもできる。 私も最初はそんな感覚で、この小説を読んでみようと思った。 ネットカフェの住人、その日暮らしの日雇いやホームレスなど、社会の片隅に追いやられるように生きる人々を取り上げたノンフィクションのドキュメンタリー番組などがあると、私は必ず観てしまう。 それは興味本位で見たいと

      • バイリンガルの夢とモチベーション

        息子は、約9年間通った日本語補習校をついに昨日で辞めた。 というか、これ以上はもう無理だろうと判断し辞めてもらったのだ。 それでも私はまだ、本当にこれでよかったのか迷っているし、たぶん息子も迷っている。 日本語補習校とは、現地校とは別のもう一つの学校で、海外で暮らす日本国籍を持つ子女が、ここで日本語学習の他にも日本文化に触れたりもする、小さな日本を体験出来る貴重な場所でもある。 日本語ドロップアウトなのか…息子は、毎週山のように出る宿題もやりたくないし、土曜日の朝も早起き

        • 絵本「ゆきのうえ ゆきのした」〜わたしも冬眠したい

          週末ついに初雪が降った。 けっこう積もって、辺りは薄っすら雪化粧したように真っ白な景色に一変した。 夏の間、近所を跳ね回っていたウサギやリスはいつのまにか姿を消して、今は雪の下にいるのだろうか。 息子が小さい頃、冬になるとよく読み聞かせしていた、絵本「ゆきのうえ ゆきのした」。 私たちが暮らす雪の上とは別の、もうひとつの世界が雪の下には広がっている、と知った時の新鮮な驚き。 降り積もった雪と地面の間に出来る、ひみつの隠れ家のことを、サブニヴィーン・ゾーン 積雪下空間、と呼

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          山茶花をあなたに

          さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき 童謡「たきび」の作詞者・巽 聖歌が当時住んでいたという、東京都中野区上高田には、私も昔住んでいたことがあった。 周辺には樹齢三百年を越すケヤキが6本もありケヤキ屋敷と呼ばれていたとあり、散った落ち葉を集めて焚き火をしている情景が思い浮かんだ。 この辺りは私が住んでいた頃も、住宅街にはまだ大きな庭のあるお屋敷が所々に見られた。 山茶花の赤い花を、11月のどんよりと曇った空の下で見かけると、心にともし火が宿るかの

          ドラマ「階段下のゴッホ」~絵は言葉のない手紙

          主人公の都(SUMIREちゃん)は、偶然ギャラリーで見た "赤い絵" に、雷に打たれたかのように強烈に惹かれる。 そこから都は、高校生の頃の夢だった美大を目指そうと決意し、美大予備校に通い始める。 SUMIREちゃんといえば、浅野忠信くんとCHARAの娘として有名なわけだけど、もう彼女が20代後半ということに驚き、あらまぁ大きくなってねぇ…とつい親戚のおばちゃん目線になってしまう。 SUMIREちゃんが演技しているのを初めて見たけど、思っていたより演技も自然で低めの落ち着い

          最近何度かSmartNewsに記事が掲載されたとnoteから連絡が来てるんですがSmartNewsって何ですか…?調べたらnoteと提携してるらしいですが海外在住のためアプリもダウンロード出来ず掲載の確認も出来ません。外部サイトに転載されても私のnoteには何の影響もないです😓

          今更ながらの自己紹介、私のnote取扱説明書

          noteを始めてからすでに2年が経とうとしているこの時に、今更ながらの自己紹介記事です。 noteに登録したのは2年よりもっと前で、ドラマ・映画の感想や自分の好きなものの事を書いてみようと思いつつも、そのまま放置。投稿も閲覧もしてませんでした。 そんな私が突如、投稿を始めたきっかけは、俳優・三浦春馬くんが旅立った後の自分でもよく分からない程の大きな喪失感、彼への溢れ出す気持ちの整理と、その想いを共有できる仲間を求めてのnoteスタートでした。 そこから徐々に登録当初に予

          サウナーの国から

          涼しいからすでにかなり寒い…に移行している北国の初冬。 冷え込む夜は、サウナで温まりたくなる今日この頃。 ここはサウナ発祥の地と言われ、二千年以上も前からすでにサウナはあったらしく、"サウナ"というのも元々この国の言葉なのだ。 その昔サウナは、お産をしたり亡くなった人を安置したりもする神聖な所だったという。まさに、揺りかごから墓場まで過ごす場所だった。 この国のサウナは、日々の暮らしの中で当たり前に入るもの。 家にもサウナがあるのが一般的で、アパートメントなどの集合住宅で

          秋の夜長にジャズを

          引越し後、ずっとそのままだったアンプとスピーカーをやっと繋げた。 最近、音楽を聴くのはストリーミングが主になり、スマホで再生し何処にいてもワイヤレスイヤホンで聴いているため、スピーカーで聴くことは稀だ。 30代に入った頃に、ありったけのお金をはたいて手に入れたJBLのスピーカーとMarantzのアンプとCDプレーヤーは、この国へ移住の際にもどうしても手放せず日本から船便で送った。 しかし移住後あっと言う間に息子が生まれ、育児に追われゆっくり音楽を聴くこともままならず、やがて

          晩秋のピクニック

          こちらの国はすでに晩秋へと向かっていて、色づいた木ノ実や葉っぱもだいぶ散ってしまい、地面には落ち葉が降り積もっている。 最高気温は10度を切り最低気温はマイナスの日も…。 ニット帽にマフラーに手袋、厚手のダウンジャケットも着始めた。 天気の良い朝は仕事前に、タンブラーに一人分のコーヒーを淹れ、近くの島へ散歩して一人コーヒータイムをすることにしている。 夏の間の賑わいが嘘のように静まりかえった島の中を歩き、白樺の木陰にあるいつものベンチに座ると、タンブラーの飲み口を開けて熱い

          ダリアをあなたに

          キンキーブーツが教えてくれたこと 1、真実を追いかけること 2、新しいことを学ぶこと 3、自分を受け入れ、他人も受け入れること 4、愛を輝かせること 5、プライドを掲げること 6、自分が変われば、世界が変わる 春馬くん あなたはローラそのもの キンキーブーツの歴史に 初代ローラとして その名は永久に残り 継承されてゆく ローラみたいに華やかで愛らしい ダリアの花々を あなたへ捧げよう ダリアの花言葉 華麗 ・ 優美 ・ 気品 ・ 威厳 ・ 栄

          柳田邦男 「犠牲 わが息子・脳死の11日」〜映画「サクリファイス」 アンドレイ・タルコフスキー

          自分の年齢的なこともあるのか、最近は生と死について考えることが増え、それに関する本を読むことも多くなってきた。 そんな中で出会ったのが、柳田邦男「犠牲 わが息子・脳死の11日」だ。 それまで柳田邦男氏の名前は知っていても、著書を読んだことはなかった。 本書は柳田氏の次男・洋二郎さんの記録だ。 洋二郎さんは25歳の時に自死を試み、その後、脳死となり亡くなっている。 ショッキングな題材ではあるが、洋二郎さんと自分とは同年代であることにまず衝撃を受け、この本は手に取るべき運命だった

          映画「男と女 人生最良の日々」~53年後の男と女

          フランス映画「男と女」の完結篇ともいえる「男と女 人生最良の日々」を先日観た。この二つの作品の間に「男と女 II」という続編もあったようだが、それは未見のまま。
 「男と女 人生最良の日々」は、かつて愛しあった元レーサーの男と元映画プロデューサーの女の、長い年月を経た再会が描かれている。 息子に施設へ入れられたジャン=ルイは、時々記憶が飛ぶようになり、夢と現実の境界が曖昧になっている。 息子は父の最愛の女性だったアンヌを探し出し、アンヌは施設にいるジャン=ルイに度々会いに来

          思えば遠く来たもんだ

          子供の頃から私には放浪癖があったらしい。 親が目を離した隙に、しょっちゅう、ふらっと何処かに歩いて行ってしまい、その度に探し回るハメになったのだという。 あれは4歳くらいの記憶だろうか、私は人気のない住宅街の道を一人でテクテク歩いている。 真っ直ぐに歩こうと思っているのにどんどん斜めに逸れて行ってしまい、とうとうドブに落ちてしまった。 下水道が発達していなかった昔の家の脇にはドブと呼ばれる側溝があり、コンクリートの蓋がされていない箇所もあった。臭いヘドロをベッタリと浴びて

          息子の成長〜子供と大人の間で

          先日、息子は13歳の誕生日を迎えた。ついにティーンエイジャーの始まりだ。 これからはどんどん大人の階段を登ってゆくのだな。 息子は同級生の中でも常に背は高い方で、生まれてこのかた小さかった事は一度もないが、最近はさらに、寝ている間に毎晩ニョキニョキ伸びてるんじゃないか?と思うくらい、雨後の筍のように成長が加速している。 本人は痩せているのを気にしていて、毎日6食くらい食べて夏休みは一日中キックボードに乗り街中を走り回っていたせいか、男子らしく肩や腕や脚の骨格がしっかりとして