2010年代ベストアルバム 30

半年がかりで続けてきた、僕の独断でしかない2010年代ベスト。ソング、映画、ドラマに続くベストアルバム編。完結作、50音順30本。2020年が初っ端からこういう状況で、じゃあどういう作品がこれから生まれていくのか。この世界線を生きる以上、そこを楽しみに過ごしていくことができるのです。

The Mirraz『言いたいことはなくなった』

ミイラズのどの時期を最高だったと考えるか、において普通にこの

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キースキキー
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第1話 不思議の国ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカへいざ出陣

今日のアルバム
1.Whitney ‘The Light Upon the Lake’ (2016)

 そして再び私たちは出発の時を待ちわびていた。日付は2011年1月26日。ツアー初日、25日のNYのマーキュリーラウンジのライブには間に合わなかった。次のライブは今夜、ブルックリンのグラスランドで演奏する予定だが、3人のパスポートがないのだ。マネージャーと、メンバーの3人が、空港内のカフェでアシ

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【ディスクレビュー】吉田一郎不可触世界 / えぴせし (2020.5.13 発売)

どこか懐かしく、日常を感じる。

猫のこと、コーヒーのこと、おばけのこと。
生活に出てくるキーワードが歌詞には並んでいる。

メロディもキャッチーで、優しい人柄が出ているような落ち着いた声に癒される。

でも、シュールなのだ。
パズルのピースは全部揃っているのに、正確に当てはめていっても、いびつで凸凹なものが完成してしまうような感覚。

1つ1つの単語や文はありふれているのに、まとまりで聴いてみる

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8

Pavement の『Wowee Zowee』を聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。

今回は Pavement の『Wowee Zowee』を聴いてみた編をお届けします。

変幻自在なボーカルと歪みに歪みまくったギター。ギターの存在感には目を逸らせない…!

絶叫してもポップ。穏やかの中に、爽快感と狂騒感が入り混じった独創性の高い一枚です。

是非読んでみて聴いてみてください!

1.We Dance
アコギとピアノの音。水がジョロジョロ流れてるような

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5月に聴いて良かった旧譜

電車に乗っての通勤なので、今までよりも音楽を聴く時間が増えた。新作もそう大量に出るわけではないし、ライブに向けて好きなアーティストの旧譜を聴く時間も減った。ということは、今まで何となく聴いてこなかった音源に向き合うタイミングなのでは?!ということで、色々と聴いてみた感想。

Ropes『usurebi』『dialogue』

このチャリティ企画で初めて曲を聴いた男女ユニット。淡々と連なる美しい

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スースキスキ
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【ディスクレビュー】LUNKHEAD / pulsequal

LUNKHEADは生きていることと戦っている。

デビューから今まで一貫してその戦いを、戦っている様を訴え続けている。そして、戦いの中からは絶対的な光が見える。いつだってその景色が、生々しくて儚くも美しいのだ。

今作は、戦いも光も、どちらもが高い純度で感じられた。

"朱夏"、"心音"で感じる、生死との剥き出しの対峙。
"光のある方へ"、"はじまれ"で感じる、陽性のパワー。

そしてどの曲も、ぶ

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THE 1975 / Notes On A Conditional Form

THE 1975の新譜『Notes On A Conditional Form(邦題:仮定法に関する注釈)』の個人的な感想をまだ馴染むまで行かない内に書いておく。

少し振り返ろう。前作『A Brief Inquiry into Online Relationships(邦題:ネット上の人間関係についての簡単な調査)』が音楽好きの間で10年代を代表するアルバムとまで言われ、SUMMER SONIC

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赤い公園「THE PARK」にまつわるエトセトラ

オフィシャルトレーラーはこちら。

アルバムの公式HPはこちら。

彼女たちとの出会いはこのアニメとこの主題歌から。

古参のファンの方々スイマセン、新規です。

この記事でも触れてるんですけど、

前のボーカルのことはよく知らんし誤解を恐れずに言えば興味もない。

ので、

ミニアルバム「消えない」以前は触れてもいません。

現ボーカルの石野理子さん。

こちらもアイドル時代のことはよく知らんし

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ボールはトモダチ!怖くないよ!

【ディスクレビュー】The 1975 / Notes On A Conditional Form

バンドの歴史を振り返るようなアルバム。

アンビエント調なインタールードがいくつも挿入されていて、各時代にタイムスリップしているような、記憶の中を辿っているような、夢のなかを彷徨っているような感覚になる。

アルバム全体での情報量は多くて、長さも80分ある。でも、不思議と「次はどんな曲が来るのだろう」と思いながら聴くと最後まで聴いてしまう。どんなタイプの曲も耳なじみのいいサウンドとグッドメロディで

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Fugazi の『Repeater & 3 Songs』を聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。

今回は Fugazi の『Repeater & 3 Songs』を聴いてみた編をお届けします。

ヘヴィーなギターと、内から湧き上がるように感情的なボーカルは圧巻。張り詰めた緊張感すら心地良い…ハードコア・パンク万歳!

そのエネルギッシュさには、聴く側も体力が必要です!是非読んでみて、聴いてみてください!

1.Turnover
神聖なる雰囲気。緊張感ある。ぽわ〜ん

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