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BUCK-TICK アルバム全曲紹介 - 9th - Six/Nine vol1

どうも!まいたくです。
今回の記事は、、、

ほんっとーに、久しぶりの!

「BUCK-TICK アルバム全曲紹介 - 9th - Six/Nine」をお送りしますー!!(^^)/

はぁ、、、Six/Nineかぁ、、、どうしよ。。。
、、と、別に私にとっては、良いアルバムだし、何回でも全然リピートできる、スルメ的アルバムなんですよ。

だって、クセのある良いアルバムだし、、
混沌としてる、クセのある良いアルバムだし、、、

一度、問題を起こして、自主回収&修正版の再販した、クセのある良いアルバムだし、、、



、、そう、このアルバム、クセだらけなんです(^^;)

コアなファンの間では、このアルバムが1番!っていう、神の領域に達したお方もいらっしゃるようですが、、、

BUCK-TICKビギナーの方には、ちょっとオススメしづらいのよ、、このアルバム、、

ただね、それも、私の偏見かもしれないので、今回しっかりと紹介してみます!

この記事を見てご興味がわいた方は、ぜひご一聴してみて下さい!

大丈夫!骨は拾ってやっからなっ!(^^)/
という事で、神の領域へレッツらゴー!

なお、この、BUCK-TICKのアルバム紹介記事って、結構、長くなっちゃうんですよね、、

どうしても、アツくなっちゃうんで、、(^^;)

なので、今回から、同一アルバムも、長くなりそうなものは、数回に分けて投稿することにしますね!

それでも、長いかもですが、、😅

ではいく!

※ちなみに、BUCK-TICKの紹介記事は以下となります。もし読まれていない方は先お読みいただけるとより楽しめると思いますので、ぜひ!(^^)

また、参考のため、当作の一つ前のアルバムの記事のリンクも貼っておきます。ぜひ、ご覧あれ(^^)


◇9th - Six/Nine 全曲紹介

概要:
 リリース:1995/05/15
 ジャンル:
  ロック/インダストリアル・ロック/オルタナティヴ・ロック/ハードロック/ポップ・ロック/テクノ/アンビエント
 
※以上、Wikipedia抜粋
  ポエトリー・リーディング、
 
※以上、勝手に追加・・(^^;)

01. Loop [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

本作「Six/Nine」の冒頭を飾るのは、、、
、、、なんと、ポエトリーリーディングです(^^;)

ジャンルはアンビエント(≒環境音楽)に分類され、曲調としてはヒーリング要素があり、曲だけを聴くのであれば、癒されると思います。

・・ですが、、、やはりBUCK-TICK、楽曲に合わせて、櫻井さんの少々無機質で、平坦な声が聴こえてくることで、癒しというよりは、不思議な世界観を演出しています。

最初に聴いたときは、ちょっと怖かった・・('Д')

だって、いきなり「感謝したい」って聴こえてくるんだもん・・
「え、え?誰に?」って聞き返してしまった(^^;)

ただ、歌詞をよく聴くと、櫻井さんの詩人としての本領が発揮されていて、彼の死生観がよく表現されています。

われわれに命を授けてくれる、自然への感謝や、それと相反する、死後の希望に満ちた世界、などが、櫻井さんの声に乗せて展開されます。

繰り返し聴くと、だんだん癒されてきます。。なぜか(^^;)

いずれにせよ、まさかのポエトリーリーディングから始まる、この「Six/Nine」、、

先にお伝えしておくと、ド直球でまともな楽曲はほぼ皆無、と言ってよいと思います(^^;)

しかし!

この曲を皮切りに、天才、今井寿の実験的な世界が繰り広げられるので、お楽しみに!


02. love letter [作詞:今井寿 / 作曲:今井寿]

癒し系(?)の楽曲から一転、ギターとドラムの重厚な音色から始まるロックナンバーで、歌詞は全編英語で描かれています。

あ、この歌、作詞は今井さんなんですね。今まで、あまり意識していなかったから、てっきり櫻井さんが詞を書いていると思ってました。

そうなるとだな、、

これは深読みなのですが、ほぼ最初の楽曲である、この「love letter」の詞を今井さんが書いたということは、、、

実質1曲目のこの曲の歌詞を使って、このアルバムの世界観を、われわれ聴き手に定義づけたかったのではなかろうかと。

今回は、恐らくがっつり今井色のアルバムだと思うので。

その世界観と言うのは、先ほど述べた「実験的要素」に加え、今回はかなり内省的、自省的な内容だと思うんです。

なので、歌詞の内容も、本来は周囲に隠しておきたい部分、、

例えば「卑屈さ」とか「妬み」、「自虐」、「狂気」といった負の要素の類ですね。

なので、この楽曲もおよそラブレターからほど遠い、まあ卑屈でへりくだっていて、変質的な感じで・・・

受け取った方は100%気味悪がられる内容ですよ。。。('Д')

また、この楽曲もですが、本作の櫻井さんの歌唱法が、他のアルバムと完全に一線を画しています。

このアルバムが持つ「内省的・自省的」な世界観を楽曲に合わせて表現している感じ。

これは多分、彼が愛好している、デヴィッド・ボウイのペルソナ要素、を意識したのかもです。

本作以降、一部のアルバムや楽曲において、それらが持つ雰囲気に合わせて、櫻井敦司ではない、他の誰かを演じるような歌い方をするようにもなります。

そういった意味では、本作のさまざまな楽曲で、櫻井さんがそれぞれのペルソナを纏うことにより、彼のボーカルの表現の幅を広げた作品かもしれません。

うん、、なんかイイこと言った気がする。。(^^)
ということで、次!


03. 君のヴァニラ [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

久しぶりに来ましたねー、久方ぶりのすけべ枠です(^^;)

まあ、サザンで言うところの「マンピーのG★SPOT」みたいなもんかな?

曲名もモロに露骨なので、若干説明しづらいですが、頑張ります(^^;)

曲の冒頭に流れる、女性の声などを聴けば、完全にこの歌は男女の性○為についての楽曲ですね(一応、自主規制(^^;))

ただ、それは、ピュアで純粋な行為ではなく、変質的・変態的な生々しさを感じます。。

これは、櫻井さんのボーカル表現での演出によるもので、少々トーンが高く、震えるような声を出して歌い上げることで、どちらかというと、気味の悪いヤツが変態的な行為を強いているように感じます。
(ゴメン、ちょっと気味悪かった?)

、、本作はこういうアルバムなんですよ、、多分(^^;)、、、、

みんなー!ブラウザーバック禁止ですよー!
せっかくここまで読んだんだから、脱落せずについてきてなー(*_*;

ちなみに、この曲の曲調は比較的スローなのですが、歪ませたギターの一方で変則的なアコギの音像を挟ませたりと、なかなか凝った作りになっています。

ただ、この曲に限らず、本作は櫻井さんが表現する詞の世界観を妨げないよう、演奏側がボーカルを支える立ち位置になっているような気がします。

結構カッコいい曲調なのに、あえてそれを抑えて、ボーカルを立てる、というのが、ちょっと面白いですね(^^)


04. 鼓動 [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

インディーズ時代含め、通算10作目のシングル「鼓動」です。

この曲はゆったりとしたミディアム調のナンバーで、とても聴きやすい楽曲です。

櫻井さんも「胎児が母親のもとを離れ、新しい世界に儚く、美しく、産まれてくる」様子を、少しエコーのかかった声で、綺麗に歌い上げてます。

また、演奏も、比較的シンプルですが、浮遊感のある音色が楽曲の奥の方で聴こえることで、宇宙的で神秘的な雰囲気を演出しています。

、、、が、あれ?あれれ??

そう、このアルバムの持ち味であるクセというか、えぐみというか、そんな感じが無いんですよ、この曲。。

、、まあ、シングルですからね。

クセだらけで、生々しくて、変態的なシングルなんて世に出せないもんね(^^;)

毎度申し上げている、普通の楽曲が逆に飛び道具という立ち位置の曲なので、アルバム全体のバランスとしてはいいんじゃないかと思います(^^)


05. 限りなく鼠 [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]

ギターに歪みを効かせた、かなり重厚なサウンドが終始全体を覆う、ハードロックナンバー。

ボーカルの櫻井さんの声もキーをかなり低くし、まるで地面の底から這い出てくるような、おどろおどろしい雰囲気を演出しています。

でもね、あまりにも低い声でがなり立てつつ、エコーまで効かせちゃってるもんだから、何言ってるか全然わっかんないですよ・・

大阪のおばちゃんが「アンタ、何ゆーてんの?お風呂でうとーてるん?よう聴こえへんわ、おばちゃん」とか言いそう(^^;)

ただ、ヘッドホンなどで歌詞をしっかり聴くと、意外と深い歌のように感じます。

歌詞も、思うがままに言葉を羅列しているようでいて、さまざまなヒトやモノから押さえつけられ、抑圧された鬱屈さと、それを打破しようと、もがき続けている、櫻井さんの本音が意外とストレートに伝わってくるように感じます。

文章は成立していないのに、真意は伝わるっていうね。面白いです(^^)

また、なんといっても「限りなく鼠」というタイトル、いいですねー!

すんごい深読みなんですが、別にこの人物は自発的に鼠になりたいわけじゃないと思うんですよ。

ただ、鼠になってしまうことについては、諦めを感じていて、結果的には受け入れちゃっている感じがします。自虐的に。

もしかしたら、櫻井さんは、この楽曲の歌詞を、思うままに書いたかもしれませんが、私としては、深く考えざるを得ない、不思議な魅力のある楽曲です。

「やっぱ。ファンなんだなー、BUCK-TICKの」と、こういうところで再認識しますよ(^^;)


◇おわりに

はい!今回は「9th - Six/Nine」のvol1を紹介しました!

ふぅ、、やっと、このアルバムvol1を、お届けすることが出来ました(^^;)

vol1で言うことじゃないんですが、このアルバム、ホント紹介するのが難しいんですよ・・('Д')

既に、このアルバムをご存じの方や、聴きながら、この記事をご覧になっている方は、お分かりかと思いますが、、

この最初の5曲で、このアルバムの特異性とか、変態性、とかね(^^;)

、、、ホント、素晴らしい、アルバムです。。(ココデイウ??)


と、いうことで、vol1は終了です!(^^)

なお、このアルバムの投稿は、おそらく、仕事の3.25倍くらい、カロリー使うんで、、

ちょびちょび、投稿すると思います😅

なので、気長にお付き合いくださいね!



では!また!!

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