内山 結愛

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内山 結愛

💿週一のペースでディスクレビューを書いています💿 Twitterでは #内山結愛一日一アルバム にて毎日音楽を紹介しています🎸

最近の記事

Snowing の『I Could Do Whatever I Wanted If I Wanted』を聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。 Midwest emoシリーズ! 今回は Snowing の『I Could Do Whatever I Wanted If I Wanted』を聴いてみた編をお届けします。 パンクロック的なギターの荒々しい疾走、ポップで情緒豊かなメロディ、前のめりでエネルギッシュなボーカル。 衝動が駆け巡る、emoリバイバルを象徴するような一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1. I Think We're In Minsk ギラギラで複

    • Into It. Over It. の『Standards』を聴いてみた編

      こんばんは、内山結愛です。 Midwest emoシリーズ! 今回は Into It. Over It. の『Standards』を聴いてみた編をお届けします。 優しく温かなギター、深く沁み入る繊細で美しい歌声、青春時代に思いを巡らせる歌詞。 珠玉のメロディが楽しめる、アイデアに富んだ一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.Open Casket 映画が始まりそうな、時間軸がいじられてそうな奇妙な音。0:20〜アコギと日向みたいな歌声。カントリーな雰囲

      • Algernon Cadwallader の『Some Kind of Cadwallader』を聴いてみた編

        こんばんは、内山結愛です。 Midwest emoシリーズ! 今回は Algernon Cadwallader の『Some Kind of Cadwallader』を聴いてみた編をお届けします。 眩しく絡みまくるツインギター、声を裏返しながらも感情のままに叫ぶボーカル、徹底してポップなメロディ。 90’s emoやCap'n Jazz的要素を存分に取り込まれた一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.Casual Discussion In A Dome

        • Braid の 『Frame & Canvas』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 Midwest emoシリーズ! 今回は Braid の 『Frame & Canvas』を聴いてみた編をお届けします。 ハードコアなサウンドに乗せるポップでいて物憂げなメロディと変拍子、心動かされる半泣き気味のシャウト。 emoとハードコアパンクの要素が見事に溶け合った一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.The New Nathan Detroits 無線機のような音。ビリビリ。物凄いローファイなところから始まって、0

        Snowing の『I Could Do Whatever I Wanted If I Wanted』を聴いてみた編

          The Promise Ring の『Nothing Feels Good』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 Midwest emoシリーズ! 今回は The Promise Ring の『Nothing Feels Good』を聴いてみた編をお届けします。 パンクなアプローチと光るポップセンスの絶妙なバランス、疾走してはエモーショナルな緩急を生み出す演奏、耳を奪われるリズミカルなベースライン。 90’s emoを代表する一枚です。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1. Is This Thing On? こんなの好きじゃん…。もう自分

          The Promise Ring の『Nothing Feels Good』を聴いてみた編

          Cap'n Jazz の『Analphabetapolothology』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 Midwest emoシリーズ! 今回は Cap'n Jazz の『Analphabetapolothology』を聴いてみた編をお届けします。 荒削りの演奏から溢れて止まらない熱量と衝動、時に声を裏返しながら激しく歌い叫ぶ愛らしいボーカル。 EMOシーンに多大な影響を与えた、EMOの原点的一枚です。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! Disc1 1.Little League どんどん近づいてくる…爽やかな、でもちょっと汗の匂いが

          Cap'n Jazz の『Analphabetapolothology』を聴いてみた編

          American Football の『American Football』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 Midwest emoシリーズ! 今回は American Football の『American Football』を聴いてみた編をお届けします。 切なくも清涼感のある繊細なギターのアルペジオ、純粋で少し頼りない掠れた歌声、10代の苦悩や後悔を描いた歌詞。 若く、青く、感傷的な一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.Never Meant 音合わせみたいな、それぞれの楽器が軽く準備運動して、カウントが始まる。0:14〜始ま

          American Football の『American Football』を聴いてみた編

          My Bloody Valentine徹底解剖・全音源レビュー

          こんばんは、内山結愛です。 一つのバンドを徹底的に調べ、深く学び、聴きまくる、いちバンド深掘りシリーズ! 今回はMy Bloody Valentineについて、バンド概要から今までリリースした全音源のレビューまで、まるっとこの記事を読めばマイブラのことが(ほぼ)全てわかる記事をお届けします。 ■My Bloody Valentineって…? 1984年にアイルランドのダブリンで結成。バンド名はカナダのB級スプラッター映画に由来しており、「マイブラ」や「MBV」の略称で親

          My Bloody Valentine徹底解剖・全音源レビュー

          Kabanagu の『泳ぐ真似』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 hyperpopシリーズ! 今回は Kabanagu の『泳ぐ真似』を聴いてみた編をお届けします。 低体温で透き通った歌声、疾走感と音の隙間を巧みに操り生み出す緩急、独特の語彙と言葉のリズム。 予定調和を許さない電子音たちが流れ込む7曲11分間。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1. はじまり ピッチとかいじっているのかもしれないけど、Kabanaguさんの中性的で透き通った、低体温な声めちゃくちゃ好き。Kabanaguさんの声

          Kabanagu の『泳ぐ真似』を聴いてみた編

          hirihiri の『hirahira』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 hyperpopシリーズ! 今回は hirihiri の『hirahira』を聴いてみた編をお届けします。 変幻自在に操る煌びやかで生々しい電子音、帯電するような割れるビート、多彩なベースのメロディ。 キュートでポップでいて、しっかりエッジーな一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.Intro 眩しッ!!!電気ビリビリ。電飾のような電子音たちに包まれ、吸い込まれて行く。最後波の打ち寄せてくる音が聴こえるような気がする。 2

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          Charli XCX の『How I'm Feeling Now』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 hyperpopシリーズ! 今回は Charli XCX の『How I'm Feeling Now』を聴いてみた編をお届けします。 パートナーへの想いを綴る歌詞、強気で甘美な歌声、狂騒するポップでノイジーな電子音。 人とのコミュニケーションをキーワードに、ロックダウンによる自粛生活下で作られた一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1. pink diamond 一気にCharli XCXの世界に惹き込まれる。弾力のある電子音

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          100 gecs の『1000 gecs』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 hyperpopシリーズ! 今回は 100 gecs の『1000 gecs』を聴いてみた編をお届けします。 強烈に加工されボーカルの肉体性を失っても溢れ出る感情、過剰に注ぎ込まれる情報量、パンチラインしかない歌詞。 様々な音楽ジャンルごった返すキュートでドラッギーな一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.745 Sticky 近未来で無菌な感じ。メタリック。ビートが肉感的で脈打つ感じ、スーパー気持ち良い。0:33〜ピッチシ

          100 gecs の『1000 gecs』を聴いてみた編

          A. G. Cook の『Apple』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 hyperpopシリーズ! 今回は A. G. Cook の『Apple』を聴いてみた編をお届けします。 アコースティック楽器と電子音の融和、徹底されたボーカル加工やピッチシフト、爆音と静寂、圧倒的メロディセンス。 hyperpopの始祖とも言われるA. G. Cook のアイデア、センスが注ぎ込まれた一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1. Oh Yeah 近未来のアコギの音がした。0:10〜こんな澄んだ優しくて温かい歌声

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          Sophie の『Oil Of Every Pearl's Un-Insides』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 hyperpopシリーズ! 今回は Sophie の『Oil Of Every Pearl's Un-Insides』を聴いてみた編をお届けします。 立体的で躍動感のあるカラフルなサウンド、巧みに操る凶暴なビート、性や多様性をテーマにした歌詞。 自分らしさを全開にした、破壊的でポップな一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.It's Okay to Cry 一音目から吸い込まれる。シンセの音が神秘的で少し悲しげ。Sophie

          Sophie の『Oil Of Every Pearl's Un-Insides』を聴いてみた編

          Slapp Happy の 『Sort Of』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 イギリスの独立系レーベルRecommended Records系シリーズ! 今回は Slapp Happy の 『Sort Of』を聴いてみた編をお届けします。 Faustが演奏するジャジーでフォーキーでファンキーな演奏、シュールで遊び心溢れる歌詞、次々と表情を変える歌声。 前衛さとポップさが共存した一枚です。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1. Just A Conversation リラックスした雰囲気の牧歌。エレキギター

          Slapp Happy の 『Sort Of』を聴いてみた編

          Henry Cowの『Unrest(不安)』を聴いてみた編

          こんばんは、内山結愛です。 イギリスの独立系レーベルRecommended Records系(レコメン系)シリーズ! 今回は Henry Cow の『Unrest(不安)』を聴いてみた編をお届けします。 ストイックな構築美とポップで自由奔放な即興のバランス。変拍子と興奮入り乱れるフリーキーな演奏。 緊張感途切れない、優雅に不穏な一枚。 ぜひ、読んでみて聴いてみてください! 1.Bittern Storm Over Ulm ベースが怪しげな音…とか思っているうちに

          Henry Cowの『Unrest(不安)』を聴いてみた編