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大切な人と「さよなら」すること
朝目覚ましの音で伸びをした。
ずっと長い夢を見ていたような気がした。
でも残った通話履歴から、やっぱり現実であったことを噛み締める。
何が正しかったのだろうか。
どうすれば良かったのだろうか。
「あのさ、思ったんやけど、ここまできたら一回お試しで付き合ってみない?」
自分でも不思議だった。なんでそんなこと思ったのか。
そしてなんできちんと相手の性格を考えなかったのか。
笑って「何言ってるん」
見返りを求めずに愛するということ
忘れられない人がいる。
無理に忘れようと思っても、そんなことはできっこないから、とっくの昔に諦めた。
ずるいよなぁ
ずっと心の中に、頭の中に住みついている。
時々、ひょこっと顔を出して、私の感情をぐちゃぐちゃにする。
出会った時から、もうずっと前からずるかったけど。
今に始まったことでもないけれど。
職場のイケメンくんとご飯に行った。
優しくて、性格も良くて、ちょっと変わっている人
失敗した過去にもう一度戻れるのなら
全ての努力が、目に見える形で、自分にとってのいい結果として報われるわけではない
それが高校時代に学んだことだった。
私の青春は勉強だった。
部活に入ることはしなかった。
放課後、部活動の声が外から聞こえてくる教室で、勉強をするのが日課だった。
時折、窓の外を眺めては、それが羨ましくも思ったりもした。
それでも「受験」というものを意識したときに、部活をやる勇気は当時の私にはなかった。
売れないバンドマンにも愛を...(あれ、こんな話やっけ?)
私の家は比較的お金のある家だったと思う
特に教育には惜しみなくお金を払うような家だった
きっと私も将来、どんなに貧しくても、同じように子供の教育には惜しみなくお金を払うのだろう
感謝はしているし、してもしきれないくらい。
本当にたくさんのお金を払わせてきて申し訳ないという気持ちだってある。
これが世の当たり前でないことだって自覚していたし
自分が恵まれていることも自覚していた
でもね